【聲の形】アニメと原作の最後の違いは?登場キャラクターのその後や進路はどこまで描かれた?

聲の形 聲の形

漫画『聲の形』は、大今良時先生が描く聴覚障害をテーマに描かれた少年漫画であり、2016年には京都アニメーションによってアニメーション映画が制作されました。

映画では元いじめっ子でいじめられる側を体験した主人公・石田将也が閉ざした心を開いてちゃんと周囲を見れるよう成長して終了しましたが、原作漫画ではどのような結末を迎えたのでしょうか。

今回は『聲の形』の結末や登場キャラクターの進路についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • 劇場版アニメと原作漫画の『聲の形』の最後
  • 登場キャラクターのその後と進路

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『聲の形』の最後はどうなった?

劇場版聲の形の最後の石田

引用元:大今良時『聲の形』 制作会社:京都アニメーション

劇場版アニメ『聲の形』の最後は、西宮硝子の自殺を助けて一時昏睡状態になった石田将也が退院し、文化祭で皆に直接謝り自分の気持ちを伝えたことで改めて周囲の声を聞いて景色を見られるようになりました。

もちろん、すべてが心地よい喧噪ばかりではなく中には誹謗中傷も聞こえてきますが、それでも石田は誰にも『バツ印』をつけることをせず向き合う姿勢を見せています。

原作漫画ではその後が少し描かれている

原作漫画では劇場版アニメの文化祭後、復帰した石田の学校生活が少し描かれています。

いつもの日常と違うのは、廊下や教室でもモブ生徒が奇策に石田に挨拶を交わしているところであり、登校直後もクラスメイトと傷口(西宮を助けたさいの傷)の具合について冗談を言い合い笑っている石田が描かれています。

ネガティブな雑音は入っていないようなので、石田についての誤解はある程度とかれているのかもしれません。

石田母と西宮母の和解

西宮が投身自殺をはかろうとしたせいで石田がかわりに二週間も意識不明の重体を負う結果になったため、八重子(西宮母)は美也子(石田母)に土下座して謝り倒しました。

しかし、劇場版アニメのラストでは美也子の理容室で散髪をしている八重子が描かれており、すっかり仲が良い様子です。

原作では石田が退院してから西宮一家が正式に石田家に謝罪に訪れており、八重子は入院費を差し出しますが美也子に遠慮されてしまいます。ケジメをつけるためにも受け取って欲しいと八重子は強情になりますが、美也子は八重子の気持ちを無碍にしないように中から一万円札だけを抜き取って皆で寿司を頼もうと提案しました。

食事中に一時は不穏な空気に包まれますが、美也子が子どもたちに買い物を任せて出て行かせたところで、美也子と八重子は二人きりで何かを話し合ったらしく、石田たちが帰宅した頃にはすっかり泥酔した二人が意気投合していたのです(美也子が夫が出て行った経緯を話すほど)。

こうして5年における不和は解消されました。

映画の公開選考会に参加と結果

永束友宏が企画した映画製作において、参加メンバーは9人(は顔合わせ無し)。

  • 監督:永束
  • 助監督:石田、西宮(石田の手伝い?)
  • 脚本:川井
  • カメラ貸出:結絃
  • 衣装:佐原
  • デザイン:植野
  • 主演:真柴
  • 音楽:島田(植野の根回しで、選考会当日まで石田は知らなかった)

本作品は文化祭でも上映しており、制作した映画は予選を通過し『新人映画賞作品審査会』で名立たる有名人に審査してもらえることになりました。

しかし、結果は酷評の嵐

監督・脚本・衣装・音楽・主演とすべてをボロクソに判定された結果、参加賞を貰うだけで終了し、その後は会場外で各々がどんよりと沈んだり苛立ったりとさんざんな一日になります。

石田は皆が頑張って制作した作品を貶した審査員にもう一度ちゃんと見てくれるように直談判しようと思い立ちますが、ここで島田が登場し「糞みてーな奴らに認められて嬉しいのかよ」と一言告げると、今回の映画は片手間で作った作品だからこの程度・・・・・・・・・・・・・・・・だろうと言い放ち永束からギャラを貰って立ち去っていきます。

しかし、島田の退場後、植野も彼が皮肉で言い放った『片手間』に同調すると、他のメンバーもこれが全力だと思われたくないと主張したことで、石田の怒りも徐々に冷めることに。

その後はファミレスで打ち上げを開いており、注文が決まらない結絃にお子様ランチを薦める植野のやり取りをみてツボに入ったのか吹き出して笑う西宮の姿を見やり、石田と結絃が内心感動している描写が描かれています。

選考会はさんざんでしたが、映画製作自体はこのメンバーの関係性を深める役割を大きく果たしました。


植野が島田を音楽係に引き入れた理由

西宮硝子の投身自殺未遂を止めた石田将也がかわりに転落してしまいましたが、転落した石田を救助したのが島田と広瀬になります。

祭当日に西宮を見かけた島田たちはすぐ後に偶然石田も発見しており、面白そうだからという理由で石田を尾行していると石田が川に転落した場面に遭遇してしまい、結果的に石田を救助することになったのです。

このことは広瀬が植野にLINEで話していますが、広瀬から自分たちがいたことは秘密にするように釘を刺されたため、植野は誰にも話していません。また、石田に助けられた直後に西宮が下へ駆け下りるとすでに警察と救急車が到着しており、そこで状況説明をする島田の姿がありますが、島田が西宮に「石田に言うなよ?」と口止めしたため石田は島田たちに助けられたことを知らないままです。

植野はこの一件が石田と島田たちが和解するチャンスだと思い、永束が企画した映画製作に島田を誘ったわけですが、結果は遊園地のような最悪を生むことはなかったものの、結局は一言も交わさずに島田が去ってしまったため仲直りは叶いませんでした。

石田と植野や島田たちは最終的に和解した?

結論から述べると石田と植野は和解しましたが、島田たちとは仲直りできていないと考えられます。

終盤には植野が石田に救助の真相を打ち明けており、その流れで島田たちが小学生の時はちゃんと石田を好きだったことは本当だった、当時仲良かったことは無かったことにしたくなかったのではないかということを推測でありながら石田に話しています。

この時に植野は自身の誤りを認めて謝罪し石田も謝罪を受け入れて心から和解しました。

しかしながら、石田と植野に関しては直接言葉を交わして謝罪したため和解できていますが、島田たちとは直接対面していないためその後和解できたのかは不明です。一応、卒業後に石田が永束に島田のメアドを聞いている描写はありますが、その後の和解シーンなどは描かれませんでした。

また、島田に関しては卒業後にフランスに行っているため、島田が日本を発つ前に会っていなければ和解できていないでしょう。

加えて、成人式当日に同窓会の会場入口で石田が広瀬を見かけた際に未だ過去のトラウマが脳裏を過ぎっていること、彼に妻子がいることを知らない様子だったので、少なくとも広瀬とは直接会っていないと考えられます。

成人式への参加

原作では高校卒業後、東京へ出立する西宮を石田が見送った直後に成人まで時間が飛んでいます。

成人式当日、石田家の理容室では美也子にヘアカットを受けている八重子が描かれています。この時の「ちょ、切りすぎよそこ」「このくらいのほうが可愛いわよ」というやり取りは劇場版アニメ終盤で描かれたものであり、実は原作では成人式の日の出来事でした。

水門市成人式会場では7人(石田・西宮・永束・植野・真柴・川井・佐原)が揃い結絃に記念写真を撮ってもらっています。

その後、各自がそれぞれの同窓会へ向かうため一旦解散となり、石田は西宮と一緒に水門小同窓会の会場へと足を運びますが、そこで広瀬啓祐とその妻子を遠目で発見。今一度小学校時代のトラウマ(彼らの目線)が蘇ると、この扉の向こうにはつらい過去がある・・・・・・・・・・・・・・・・・ことを確信し不安が押し寄せてきます。

しかし、同じく不安を隠せずに立ち竦む西宮を見ると、石田は自分も緊張していることを伝え、西宮の手を引いて扉を開けるのでした。

物語はここで終了しているためその後は描かれていません。


登場キャラクターのその後と進路

成人式の石田たちの集合写真

引用元:大今良時『聲の形』 出版:講談社

石田将也と西宮硝子を筆頭に『聲の形』で登場した主要キャラクターのその後や進路については以下の通りです。

石田将也のその後と進路

とくにやりたいことが見つかっていない石田は地元の大学に進学することを考えていますが、母親の接客を見て育った結果、変な客や怖い客が来た際に石田家には男が自分一人かいないとしみじみ考えていたらしく、家から離れるという考え自体が浮かばなかったとのこと。

しかし、進路を消える際には杭瀬理容専門学校案内の書類を手にしており、母と同じ理容師を目指していることが判明。

西宮のことが心配で離れたくないという独善的な気持ちが逸った部分はあったものの、最終的には西宮について東京へ行く選択を除外し、実家の理容室を継ぐために理容の専門学校に通って地元に残ることを決断しました。

二年後(成人時)時点で杭瀬理容専門学校の卒業を控えた時期であり、試験におわれている様子。

成人式には四人(石田・永束・真柴・川井)で出席しており、離れた席にいる西宮と手話で会話。式典スピーチ後には結絃によって7人(石田・西宮・永束・植野・真柴・川井・佐原)が揃った記念写真を撮影されました。

その後、一度は不安で躊躇ったものの西宮の手を引いて水門小の同窓会会場の扉を開けています。

西宮硝子の進路とその後

将来は美容師を目指しているらしく、映画製作の選考会後には尊敬する聴覚障害者でヘアサロンのらねこを営む野良眠彦から推薦状を貰っており、卒業後は野良の店で働きながら資格を取ろうと考えています。

なお、地元を出て東京へ行く決断をした際には石田に猛反発を受けて喧嘩をすることになりますが、すぐに和解し、石田は西宮の東京行きを応援することに。また、西宮と離れ離れになることに抵抗を覚える結絃と八重子も西宮の背中を押すことに決め、彼女の東京行きを認めました。

なお、終盤では植野(佐原経由の情報)から西宮は本当は美容師ではなく理容師志望であることが石田に明かされています。

卒業後は母親同伴(東京への送迎と当面の間のサポートのためにしばらく自宅を留守にするらしく、結絃のことは荷造りを手伝ってくれた石田と永束に頼んでいる)で東京へ旅立つ場面が描かれており、結絃や石田と永束に見送られています。

別れ際に石田が「去年くれたのって何?」と訊ねるも車が発進したため答えはありませんでしたが、直後にメールでその使い方の説明が画像付きで送られたことで、西宮が石田に贈ったものの正体がガーデニング・ピックであることを知った模様(劇場版アニメでは文化祭当日の朝に美也子とマリアがガーデニングで使用)。

上京後はヘアサロンのらねこが用意した部屋で一人暮らしを始めており、休日は上京組の佐原と遊んだり、植野とも交流があるようです。

二年後(成人時)は植野と佐原とともに着物の着付けをして成人式に出席しており、席の離れた石田と手話で会話。式典スピーチ後には結絃によって7人(石田・西宮・永束・植野・真柴・川井・佐原)が揃った記念写真を撮影されました。

その後、石田とともに水門小の同窓会会場へ向かっています。

西宮結絃の進路とその後

西宮の発案で結絃の写真を母親が県のコンクールに応募しており、優秀賞を獲得(後に結絃が学校へ行けるようになるきっかけづくりであったと判明)。

太陽女子学園が参加したコンテストにおいては、結絃が佐原のモデル姿を写真に収めていたことからそれを欲する佐原の後輩たちに写真をせがまれと、ついでに太陽女子学園への熱烈な勧誘を受けることになり、太陽女子学園が進学先に候補に。

しかし、今の学力では不安があるため石田へ泣きつき勉強を見てもらうようになります。

二年後、石田たちの成人式当日には太陽女子学園の制服を着用していることから無事合格を果たしたようで、相変わらずカメラを持っています。

植野直花の進路とその後

佐原と同じく太陽女子学園の服飾を専攻しており、永束が企画した映画製作にはデザインした衣装を東京の短大が主催する賞に出すつもりで強力。

その結果、映画製作で佐原と共同制作した作品がファッションコンクールでグランプリを受賞し東京の短大へ進学することが決定しました。その際、喜んでいる佐原とは違い号泣(あるいは男泣き)している植野が描かれました。

卒業前には石田に東京へ行くことを報告するほか、過去のいじめ行為に対して正式に謝罪し石田と和解。上京後は佐原とルームシェアしているらしく、相互依存や恋愛に近い関係になっている模様。

二年後(成人時)は佐原と二人でブランドを立ち上げているらしく、成人式当日には西宮・植野・佐原の三人で着物の着付けをしている姿が描かれています。

三人(西宮・植野・佐原)で成人式に出席しており、その際は離れた席にいる石田と手話を通して話す西宮に「イチャついてんじゃねーよ!」とツッコミ。その後は、結絃によって7人(石田・西宮・永束・植野・真柴・川井・佐原)が揃った記念写真を撮影されました。

未だに石田への想いを諦められていないせいか、石田に向けて身長181㎝でイケメンのファッションブランドの社長に指輪を貰ったことを自慢しますが、すぐに佐原によって彼女がプレゼントしたものだと明かされて舌打ちする模様。

佐原みよこの進路とその後

太陽女子学園では服飾を専攻しモデルも兼任しており、永束が企画した映画製作には内容が進路と合致し課題もできてファッションコンクールに応募もできるということから協力。

その結果、映画製作で植野と共同制作した作品がファッションコンクールでグランプリを受賞したため来年の東京行きが決定し、東京の学校へ進学が決まりました。

進学先が植野と同じかは不明ながら、植野が短大主催の賞に出すと公言しているためおそらく同じ東京の短大へ進学したと思われます。なお、上京先ではルームシェアしているそうです。

二年後(成人時)は植野と二人でブランドを立ち上げているらしく、成人式当日には西宮・植野・佐原の三人で着物の着付けをしている姿が描かれており、西宮に髪のセットをされている写真を八重子に送り石田が拝見。

三人(西宮・植野・佐原)で成人式に出席しており、式典スピーチ後には結絃によって7人(石田・西宮・永束・植野・真柴・川井・佐原)が揃った記念写真を撮影されました。


永束友宏の進路とその後

将来は映画監督を目指しているため、映画の専門学校への進学を決意しており、在学中は両親を説得していました(おそらく卒業後は両親を説得して専門学校へ)。

二年後(成人時)は専門学校に通いながら友情をテーマにいくつもの作品を撮り続けているものの相変わらず審査員に酷評を受けている様子。しかしながら、自称「こりない男」を掲げて尚も友情をテーマに新作を撮るようで、石田はたびたび手伝いを誘われているようです。

成人式には四人(石田・永束・真柴・川井)で出席しており、式典スピーチ後には結絃によって7人(石田・西宮・永束・植野・真柴・川井・佐原)が揃った記念写真を撮影されました。

また、同窓会の集まりがあるため7人がいったん解散した直後に会場で旧友に会い、成人式なのに一人でいたところを友達がいないことをいじられてしまい怒った永束が彼らに突撃する様子が描かれています。

真柴智の進路とその後

高校3年生時点で「同級生が結婚して今度子供が生まれるから、その子供たちの担任になれたら幸せだろうと思い教育学部を目指している」と石田に打ち明けていますが、本当は過去に自分をいじめていた奴らの子どもがどう育ちどんな間違いを犯すのかを見届けるためだけに教育学部を目指していることが判明しています。

しかしながら、石田と触れ合う内に考え方が変わったらしく「本当に先生になるかどうかはもうちょっと悩んでおこうと思う」と切り出した上で杭瀬大への進学を希望しており、卒業前までにはやるべきことを見つけようと前向きな様子でした。

二年後(成人時)は未だやりたいことは見つかっていないらしく、このままいけば「売れない監督の専属役者になってしまう」と皮肉を言う程度には永束に出演にたびたびオファーを受けている模様。

成人式には四人(石田・永束・真柴・川井)で出席しており、式典スピーチ後には結絃によって7人(石田・西宮・永束・植野・真柴・川井・佐原)が揃った記念写真を撮影されました。

会場で小学時代のクラスメイトを見つけた際には「話したいことがあったんだ」と石田たちに一言告げて一旦解散していますが、その後彼がどのようなことをクラスメイトたちと話したのかは描かれていません。

川井みきの進路とその後

真柴と同じ杭瀬大へ進学します。

川井が杭瀬大を希望する動機は真柴狙いであるため、真柴に自分のやりたいことをやりなよと言われる始末。しかし、真柴に対しては真柴と同じ進路を目指すのが自分のやりたいことで、これこそが自分だと嘘偽りなく答えており、真柴が好きだと公言しました。

真柴にとって川井は小さい子どもの次くらい(真柴の中では3番目程度)に好きな存在だと石田たちには話していますが、川井の気持ちについてははっきりと断るという素振りは見せず、むしろ当初のように見下した態度ではなく少し虚を突かれたような様子で川井の目標を押しているところ、西宮の投身自殺未遂の一件で川井が西宮に歩み寄ったことで評価はかなり修正されたようです。

卒業後も相変わらず真柴にくっついているらしく、真柴におねだりして指輪(値段不明)を購入してもらったことから舞い上がり交際しているつもりのようですが、真柴自身は指輪に深い意味はなく「なあなあ」の関係を楽しんでいる様子。

成人式には四人(石田・永束・真柴・川井)で出席しており、式典スピーチ後には結絃によって7人(石田・西宮・永束・植野・真柴・川井・佐原)が揃った記念写真を撮影されました。

真柴との恋の行く末については不明。

島田一旗の進路とその後

音楽の修行にフランスへ留学することが決定しています。

最終話の成人式で描かれることはなく、石田との和解についても不明のままでしたが、広瀬が出席しているあたり彼も日本に戻っているかもしれません。

広瀬啓祐の進路とその後

本編では小学校編以来時折石田の回想で登場する程度であり、彼の進路や石田との和解などについては一切不明。

しかしながら、最終話の成人式では美人の妻と幼い子どもを連れて成人式に出席している姿が描かれているところ、順風満帆の様子。


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まとめ

アニメと原作の最後の違いと登場キャラクターの進路とその後のまとめ

  • 劇場版アニメは文化祭で石田が周囲と向き合う決意をしたところで終了しているが、原作漫画は文化祭後に進路や卒業、エピローグに成人式までを描いている
  • 石田将也は卒業後、実家を継ぐために理容師を目指しており杭瀬理容専門学校へ進学する
  • 西宮硝子は卒業後、将来理容師になるために上京し尊敬する聴覚障害者でヘアサロンのらねこを営む野良眠彦の下で働く
  • 西宮結絃は卒業後、太陽女子学園へ進学する
  • 植野直花は卒業後、東京の短大(服飾関係)へ進学し二年後には佐原とブランドを立ち上げる
  • 佐原みよこは卒業後、東京の短大(服飾関係)へ進学し二年後には植野とブランドを立ち上げる
  • 永束友宏は卒業後、映画の専門学校へ進学し相変わらず友情をテーマに映画を製作している
  • 真柴智は卒業後、教師になるために杭瀬大への進学しているが二年経っても自分のやりたいことが見つかっていない
  • 川井みきは卒業後、真柴を追いかけて杭瀬大へ進学する
  • 島田一旗は卒業後、音楽の修行のためフランスへ留学している
  • 広瀬啓祐は卒業後、進路は不明ながら二年後には妻子がいる

聴覚障害をテーマに描かれた社会派作品ですが、壮絶ないじめを経て最終的には全員が自分の過去や罪と向き合うように成長しています。

ハッピーエンドとは少し違いますが、それでも西宮や石田も自分の夢を持って生きるようになり、それぞれが嫌なことから逃げ出さずに向き合うようになりました。

映画製作に関わった8人(島田は除く)が卒業後も交友関係にあるのがよかったですし、何より東京組の西宮と植野と佐原が案外仲良くやってるのが本作の救いだと思います。

残念ながら将来については描かれていないため、将来的に同じ夢を追いかける石田と西宮は果たしてどうなるのか、西宮の気持ちが石田に届くのか気になります。


聲の形公式ファンブック

聲の形 公式ファンブック

作者:大今良時
出版社:講談社

 

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