【呪術廻戦】宿儺が伏黒恵に受肉!?伏黒の現在は死亡しているのか紹介

カラー扉絵の宿儺伏黒恵バージョン 呪術廻戦

週刊少年ジャンプ2023年10号の呪術廻戦212話『膿む②』にて、何と宿儺が虎杖悠仁の肉体から伏黒恵の肉体へと移り変わり受肉しました。

では、宿儺はどうやって伏黒の肉体に乗り換えたのでしょうか。また、伏黒はどうなってしまうのでしょうか。

今回は伏黒恵に宿儺が受肉した経緯とその後をご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 伏黒恵に宿儺が受肉した経緯
  2. 宿儺が伏黒恵を選んだ理由
  3. 伏黒恵のその後
  4. 伏黒恵の生死

 

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伏黒恵に宿儺が受肉した経緯

伏黒恵に受肉する宿儺

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

2018年11月14日深夜、羂索は死滅回遊の泳者の呪力によって結界が満ち切らなかった時の保険としてアメリカの軍人を結界に送り込みました。(呪力と縁のない外国人も死に際には脳が変異して大きく呪力を放出するため)

そして列島が彼岸を渡り天元との同化の『慣らし』が済むと、伏黒たちは『同化』が始まらない理由を模索。

しかし、いくら考えても羂索の思考は分からないので一先ず優先すべきは伏黒津美紀の離脱。

伏黒恵、虎杖悠仁、来栖華(天使)、高羽史彦は結界を自由に出入りできる禪院真希と合流し先ずは『泳者の死滅回遊からの離脱』を決行します。

この時追加した総則が『総則11、泳者は身代わりとして新規泳者を結界外から招き100点を消費することで死滅回遊から離脱できる』

そして、真希が津美紀を結界内に連れてきてさっそく離脱を進めようとしたところ、何と覚醒した津美紀の正体は過去の術師『万』が受肉したものであり、万は譲渡された100点で『総則12.泳者は結界を自由に出入りすることができる』を追加。

激しく動揺する伏黒の目の前から宿儺と戦う決戦の場として仙台結界へ飛び立つ津美紀。それを追いかける虎杖と来栖でしたが、ここで宿儺が『契闊』を唱えるのです。(宿儺が契闊と唱えたら一分間体を受け渡す契約)

宿儺は体を受け渡す際の縛りによりこの一分間誰を殺しても傷つけてもできませんが、すかさず来栖を無傷で気絶させると己の小指に呪力を込めて引き千切るのでした。(誰も傷つけないという縛りに虎杖自身の肉体は含まれていなかった)

咄嗟に伏黒は「布瑠部由良由良」と魔虚羅の召喚を試みますが、宿儺が伏黒の腕を抑えて掌印を崩すと、伏黒の顎を抑え開口させ小指を無理矢理飲み込ませます

次の瞬間、虎杖は自我を取り戻しますが、目の前には伏黒に受肉した宿儺が立っていたのでした。

単行本2巻11話『ある夢想』で、自死した虎杖が宿儺の生得領域で会話した際、宿儺が『近い内、面白いモノが見れるぞ』と述べたのはこの瞬間のこと。

『契闊』

単行本2巻11話『ある夢想』にて、宿儺は虎杖を生き返らせる条件を二つ提示しています。

  1. 宿儺が『契闊』と唱えたら一分間体を明け渡す
  2. この約束を忘れること
  3. 一分間誰も殺さず傷つけない

宿儺はこの三つを『縛り』にしました。

なお、虎杖は宿儺の提案を拒んだところ、虎杖が勝利すれば無条件で生き返らせる、宿儺が勝てば宿儺の縛りで生き返らせるという約束で勝負しましたが、虎杖は瞬殺されたため宿儺の縛りで生き返ることになりました。

そのため、虎杖は縛りにより『約束を忘れて』います。

契闊という言葉自体は『別れて長い間会わないこと』を意味します。

宿儺は呪物化を学習していた

宿儺は羂索の手を借りて自身の魂を呪物として20本の指に切り分けています。

その一度の機会で宿儺は呪物の成り方を学習したのです。

宿儺が契闊を唱えた後に小指に呪力を込めて引き千切ったのは『呪物化』であり、呪物化した小指を伏黒に飲み込ませて無理矢理受肉したというわけですね。

宿儺が伏黒恵を選んだ理由

宿儺は、英集少年院・八十八橋・渋谷事変などで伏黒に興味を抱いています。

その理由は伏黒の術式『十種影法術』の潜在能力と宿儺への耐性にありました。

とは言え、受肉した所で虎杖のように『器』ではなく『檻』になられると始末に悪いため、確実に肉体の主導権を得るために虎杖の中で力を取り戻しつつずっと機を窺っていたのです。そのため、直接宿儺の呪物を飲み込ませるという案は保留した模様。

そして今回、津美紀の件で伏黒の魂が折れたので行動に移ったとのこと。

来栖華(天使)の戦闘不能

来栖華と共生する天使の目的は『堕天』を屠ることです。

そのため、宿儺が伏黒に受肉して表に出てきたタイミングで天使は宿儺を認識し攻撃を開始。しかし、来栖は伏黒に好意を寄せていたので戦闘を躊躇しますが、天使は『宿儺がより強く根を下ろす前に伏黒から剥がし消し去る』という手段を説得。

結果、伏黒が死亡するかどうかは最早賭けであり、宿儺を滅するには受肉した直後の今のタイミングしかありませんでした。

来栖は全てを浄化する光『邪去侮の梯子』を発動。伏黒の肉体を「返せ!!」と告げる来栖と、浄化の光に焼かれて苦しむ宿儺。

しかし、宿儺は途端に苦しみもがくことを止めると、伏黒の声帯を真似て「ありがとう、もう大丈夫」と縁起をするのでした。

天使が制止する中、来栖は伏黒が元に戻ったと思い掛けよると涙しながらもずっと伏黒を想っていたことを伝えようとしますが、来栖が伏黒に抱きついた瞬間に伏黒の顔が変化すると来栖の右肩に噛みつき腕を食い千切り羽を捥ぎ取るのでした。

そして、来栖を放り投げると、来栖は鉄柵に衝突し壊れた鉄柵とともに高層ビルから転落しました。

来栖本人は甘井と高羽により命を拾っていますが、右腕を失い精神的に戦闘に参加できる状態ではなくなります。

伏黒恵の抵抗

来栖の戦闘不能後、虎杖と真希は宿儺に挑みます。

しかし、宿儺は術式で虎杖を分断することができませんでした。これは伏黒の抵抗の証であり、伏黒は自分の肉体で同胞を傷つけようとすると宿儺を強く拒絶し術式への呪力出力を極端に落とすのでした。

この抵抗により宿儺の呪力出力は本来の一割以下に下がるなどムラがある模様。

とは言え、呪力出力が一割以下の宿儺相手でも虎杖と真希の二人掛かりでは足止めすることができず、二人は裏梅の介入を許すことに。(真希は、宿儺が死なないとはいえ『釈魂刀』で斬った傷が反転術式で治るのか分からず本気を出せない)

宿儺は受肉した肉体を仕上げるために撤退するのでした。

『浴』

『浴』とは、本来家宝として秘蔵する器物を外的から守るために呪具化する儀式のことで、蟲毒で厳選された生物を潰し濾すことで得られる呪力の溶液に器物を十月十日漬け込むことで完成します。

裏梅はそれを呪霊で再現。

呪霊は死亡すると消失反応で塵になるので一体一体を丁寧に締めることで頭部などの核に当たる部分のみを術式で凍らせて切り離し残りを細切れにして濾していきます。

そして、宿儺は裏梅が用意した『浴』に浸かることで伏黒恵の『魂』をより深くへ沈めるために『魔』に近づくのです。

『浴』に浸かっても伏黒の肉体の指の傷が完治していなかったので何かの伏線…?

伏黒津美紀の殺害

伏黒津美紀を手にかけて魂が深淵に沈む伏黒恵

引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社

『浴』に続き、さらにダメ押しになるのが伏黒津美紀の殺害です。

宿儺は伏黒恵の肉体で伏黒津美紀を殺害することで伏黒の魂を完全に沈める算段でした。

さらに『自ら姉を手にかけた』と傷を刻むために宿儺は十種影法術のみで津美紀(万)と戦い止めを刺すのです。

ちなみに宿儺vs万は、宿儺の宣言通り十種影法術のみで勝利。万の構築術式は魔虚羅に代わり宿儺自ら適応を肩代わりすることで打破するのでした。

津美紀(万)との決着後、宿儺の中で沈んでいた伏黒の魂は涙を流しより深淵へと沈んでいきます。

伏黒の魂を肩代わりに無量空処の適応

223話『人外魔境新宿決戦』から始まる宿儺vs五条悟。

別次元の者同士の戦いは五度に渡る領域展開のぶつかり合いが繰り広げましたが、宿儺は五度目にして肉体を反転術式で治癒する分、術式の修復が遅れて徐々に領域展開のタイミングが五条より遅れ始めた模様。

そして、わずか0.01秒に満たない差により『無量空処』を受けてしまい『伏魔御厨子』が崩壊するのです。

ここで五条は宿儺を確実に死に近づけるために最低でも心臓・肺・肝臓の急所を潰すために躍り出ますが、宿儺はここで魔虚羅を召喚。五条は魔虚羅が無量空処に適応する前に術式反転『赫』で一撃で破壊しようとしますが、何と既に魔虚羅は無量空処に適応しており結界を破壊するのでした。

宿儺と五条の五度の領域展開のぶつかり合いは『五条悟の領域内の全て』と『宿儺の領域内の自分以外の全て』の必中命令を相殺しましたが、宿儺は『伏黒恵への必中命令』は相殺していませんでした。

伏黒恵の魂は五度に渡り無量空処を受け続けて適応を肩代わりしていたのです。

宿儺は五条の領域内で展延を使わない間、十種影法術で伏黒の魂に適応を肩代わりさせていたため、宿儺自身は領域に付与した以外の術式を使用できませんでした。ですがその結果、魔虚羅で無量空処という最大の手札を封じたのです。

なお、無量空処に適応したのはあくまでも魔虚羅のみであるため、宿儺や伏黒が無量空処に適応しているわけではないので、五条が領域を展開すれば宿儺も魔虚羅を出すほか選択肢はありません。

伏黒恵は死亡しているのか

伏黒は現段階では死亡していません。

ただ、伏黒の魂はかなり沈んでいる状態らしく死んだ魚のような目になっています。

魔虚羅の適応を肩代わりして無量空処を受けているのでその影響かもしれませんが、伏黒の生死は宿儺vs五条悟の決着次第の模様。

伏黒恵の救出は?

五条悟の封印解除前に虎杖と乙骨が『伏黒を助ける方法』を思いついていますが内容は不明。

真希曰く『宿儺を戦闘不能に追い込む』ことが条件のようですが、2023年8月現在時点では伏黒救出案は明らかにされていません。

なお、宿儺と直接戦っている五条は「恵のことはオマエを殺してから考えればいい」と発言。その真意は一度虎杖悠仁の肉体で一回死を経験し生き返ることができると知っているためですが、今の所、宿儺が伏黒を生き返らせる条件としえ何を縛りにするのかは不明。

 

 

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まとめ

  1. 宿儺は虎杖悠仁から伏黒恵に乗り換えて受肉している
  2. 宿儺は伏黒恵の魂を沈めるために『浴』を行う
  3. 宿儺は伏黒恵の魂を完全に沈めるために伏黒津美紀(万)を殺害
  4. 宿儺は五条悟戦で無量空処の適応を伏黒恵の魂に肩代わりさせて魔虚羅に適応させる
  5. 伏黒恵は現在死亡していないが魂はより深く沈んでいる状態
  6. 虎杖悠仁と乙骨憂太が伏黒恵の救出案を出しているが内容は不明
  7. 五条悟は伏黒恵の救出は宿儺を殺した後に考えればいいと言っている

死滅回遊終盤、宿儺は呪物化を学習していたためまさかの虎杖から伏黒に移り変わりました。

そして伏黒にも宿儺への耐性があったため、宿儺は伏黒の魂を沈めるために『浴』や津美紀の殺害を決行してより深く魂を沈めました。

伏黒の救出は五条が宿儺に勝つか弱らせる必要がありますが、展開次第で五条が敗北すれば伏黒の救出は絶望的かもしれませんね。

 

 

 

 

呪術廻戦 画集 Vol.1

原作:芥見下々 出版社:集英社

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