【名探偵コナン】赤井ファミリーの家系図と宮野家・羽田家との関係は?

名探偵コナン

漫画『名探偵コナン』の重要人物を揃えた通称赤井一家(ファミリー)は、2021年公開『緋色の弾丸』で主要キャラとなるほど、今後の展開に欠かせないキャラクター達です。

ただ同じ親を持つのにそれぞれ名字が違ったり、国柄も組織も異なるので、初見だと家庭環境が複雑すぎるという印象を受けました。

そこで今回は名探偵コナンをあまり深く読み込んでいない方でもパッと確認できるように、赤井一家(ファミリー)の家族構成や現在の情報を簡単にまとめたものを紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 赤井一家の家族構成とプロフィール
  2. 世良家、宮野家、羽田家の家族構成と赤井家との関係
  3. 赤井一家のそれぞれの正体・過去・現在・生死
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赤井一家(ファミリー)の家族構成

赤井一家、宮野一家、世良一家、羽田一家の家系図・相関図

名前 年齢 続柄 概要 生死
赤井務武 不明 秘密情報部(SIS / MI6) 不明
メアリー・世良 53歳 秘密情報部(SIS / MI6) 生存
赤井秀一 33歳 長男 連邦捜査局(FBI捜査官) 死亡扱い
羽田秀吉 28歳 次男 将棋棋士 生存
世良真純 17歳 長女 帝丹高校 / 女子高生探偵 生存

赤井一家は5人家族。子供はそれぞれ姓が異なりますが務武とメアリーの実の子です。

17年前、父親の赤井務武は羽田浩司の事件を探っている間、赤井家は日本に避難しましたが、務武は羽田浩司の事件の背景にとんでもない組織が関係していることを知り後に失踪。

赤井家では務武は死亡扱いされていますが、秀一は遺体が出ていないことから生存を予想している節があります。

『世良家』の家族構成と赤井家との関係

名前 年齢 続柄 概要 生死
メアリー世良 53歳 秘密情報部(SIS / MI6) 生存
宮野エレーナ 享年30歳 医師 / 黒の組織の科学者 死亡

長女・世良真純が姓に使っている『世良家』、母方の家族構成になります。※現在判明しているのは姉妹の2名のみ。

95巻FILE8(アニメ954話)での安室透の回想でエレーナに姉がいる事が発覚。

98~99巻(アニメ1045~1046)ではベルモットがメアリーにAPTX4869を飲ませた際に「自分の妹が作った毒薬」と発言したことで、メアリーとエレーナが姉妹であることが判明しています。

89巻FILE5(アニメ844)でコナンが灰原の目元のメイク跡からメアリーを想像したのは、両家の母親が姉妹で親戚だから似た顔立ちという理由でした。

『羽田家』の家族構成と赤井家との関係

名前 年齢 続柄 概要 生死
羽田康晴 不明 資産家 不明
羽田市代 不明 不明
羽田浩司 不明 長男 御曹司 / 将棋棋士 死亡

次男・羽田秀吉が養子に入った『羽田家』の家族構成になります。※羽田家に関しては両親の詳細はほとんど明かされていません。

長男の羽田浩司は17年前にアメリカのチェスの大会中にアマンダ・ヒューズと同じくラム(黒の組織)に殺害されており、浩司を慕っていた羽田秀吉(旧姓:赤井秀吉、世良秀吉)は浩司の両親に『息子の夢を叶えてくれないか』と頼まれて養子になった経緯があります。

羽田康晴と赤井務武は友人関係であり、務武は息子(浩司)の死の真相を務武に調べてもえないかと相談しており、務武は羽田浩司の事件の真相解明中に黒の組織に行き当たり失踪。その結果、赤井秀一がFBIになるきっかけを生みました。

羽田夫妻が現在も生存しているのかは今のところ不明。

『宮野家』の家族構成と赤井家との関係

名前 年齢 続柄 概要 生死
宮野厚司 享年36歳 医師 / 黒の組織の科学者で『シルバー・ブレット(銀の弾丸)』の開発中に研究所の火事で焼死 死亡
宮野エレーナ 享年30歳 医師 / 黒の組織の科学者で『シルバー・ブレット(銀の弾丸)』の開発中に研究所の火事で焼死 死亡
宮野明美 享年25歳 長女 赤井秀一の元恋人で黒の組織を抜ける際にジンに殺害される 死亡
宮野志保 18歳 次女 黒の組織の科学者でAPTX4869を復活させた 生存

メアリーの妹・エレーナが嫁いだ先が『宮野家』です。メアリーとエレーナが姉妹である事実から、赤井家と宮野家は親戚になります。

宮野厚司とエレーナは『シルバー・ブレット(銀の弾丸)』を作るために宮野志保と別れなければならないとカセットテープに吹き込んでいるため、一部では生存説が囁かれています。

一方で、赤井秀一と宮野明美はいとこ同士で付き合ってたことになります…。秀一は探っているうちに気づいていそうですが、宮野姉妹は知っているのでしょうか。

赤井家の子供の名字が違う理由は?

  1. 赤井秀一は家族の姓をそのまま使用。
  2. 羽田秀吉は赤井務武の友人・羽田家の養子になったため羽田の姓に。
  3. 世良真純はメアリーの旧姓を使用。

赤井家・羽田家・世良家の三つの家庭が入り混じって複雑すぎるという印象です。

赤井一家が日本に移った理由

赤井一家が日本に住んでる理由は、17年前、務武が友人から息子である羽田浩司の事件の真相の解明を頼まれて調査に出るととんでもない相手が絡んでると知り、家族の身を案じて念の為に日本への避難をすすめたからです。

当初は務武がすぐに事件を解決すると思っていた赤井一家でしたが、務武が失踪したため現在も日本に住んでいます。

ちょうどこの時期に真純がメアリーのお腹の中にいました。

ちなみに本誌では赤井秀一が18年前と回想していますがこれは誤植。単行本98巻では17年前と修正されています。



赤井一家(ファミリー)の正体・過去・現在・生死・目的は?

養子や旧姓によりそれぞれ姓が異なる赤井家ですが、それぞれの正体・過去・現在・目的・生死についてざっと確認したいと思います。

赤井務武の正体・過去・現在・生死・目的

赤井務武の正体は秘密情報部(SIS / MI6)職員ですが、現在は失踪したため生死不明です。

友人の息子・羽田浩司の事件の真相を探る段階で黒の組織に行きつき、何らかの事情で姿を晦ませましたが、殺害されたのか身を潜めているのか2023年3月現在では明かされていません。

失踪する前に家族を日本に送った際、『いいか、この先、私はいないものと思え…どうやら私はとんでもない奴らを敵に回してしまったようだ…』とメールで残しています。

メアリーが幼児化した段階で十数年も連絡をしていないとのこと。

ベルモットが「死んだはずの赤井務武の…」と発言しているため表向きには殺害・死亡扱いになっている印象ですが、未だ遺体の発見も無いので生存説が有力視されています。

口癖は「50:50」で、メアリーや秀一に口癖がうつっています。

赤井務武と若狭留美の関係

海の家殺人事件(漫画1099話)の若狭留美(レイチェル・浅香)の回想で、截拳道を使う沖矢昴(赤井秀一)の姿を赤井務武と重ね合わせています。また、ボディーガード時代の姿の若狭を庇い、何者かから守っている姿が描写されていることから、恐らく務武が黒の組織の追ってから若狭を逃がしたのではと予想されています。

メアリーの正体・過去・現在・生死・目的

メアリーの正体は秘密情報部(SIS / MI6)職員で、現在はAPTX4869を服用し工藤新一と同じように幼児化(中学生相当に退化)して生きています。

日本人とイギリス人のハーフで、旧姓は世良。灰原哀の母・宮野エレーナとは実の姉妹であり、メアリーは姉にあたります。

17年前に務武が失踪して以来、17年振りに連絡を受けて真純と共にロンドンへ行き、一人で務武に会いに行きますが、待ち合わせ場所に来たのは務武に変装したベルモット

メアリーはベルモットにAPTX4869をキス越しに服用させられると効果が表れてもがき苦しむことに。しかし、待ち合わせ場所に指定していた橋の欄干から川に飛び込むことで、ベルモットから逃げ切り真純の待つホテルへ戻ることができました。

ですが、APTX4869の効力で体が中学生くらいに縮んでしまったのです。

そして、メアリーは真純に事情を話すと、ちょうどその時テレビに流れていたウィンブルドン選手権(単行本72巻、アニメ616~621話)の映像に江戸川コナンが映っており、すぐに昔海で会った少年(新一)を想起。

中継映像のコナンが『ホームズの弟子』と名乗ったことで、メアリーと真純は海で出会った少年(新一)も同じことを言っていたことを思い出す他、すぐにMI6の仲間に飛行機の乗客名簿を確認させたところ『工藤新一』の名前を確認。

しかし、中継映像のコナンと新一とでは年齢に差がある。

そこで工藤新一が数々の難事件を解決していたのにパッタリと途絶えたことや、その代わりに現場に出没するようになったのが江戸川コナンという少年と突き止めると、メアリーはコナンが自分と同じAPTX4869を飲まされて幼児化し何らかの解毒手段を用いて元の姿に戻っていると推理しました。

メアリーが真純と共にコナンに接触をはかったのはAPTX4869の解毒薬の回収が目的ですが、真純越しに『領域外の妹』というヒントを与えているあたり協力者または有用な人間かどうか確かめている節があります。

コナンがその正体に行きついたのは単行本98巻FILE.1「時の流れを…」~FILE.2「隠すより現る」。

コナンは真純の言った『領域外の妹』とメアリーが『イギリス人』というヒントから、彼女がイギリス情報局秘密情報部(SIS / MI6)だと推理しました。

『領域外の妹』の意味は?

妹の英訳シスターのつづり『sister』から領域の英訳テリトリーの略称である『ter』を外すと『sis』が残る、つまり『SIS(シークレット・インテリジェンス・サービス)』になると推理。

赤井秀一の正体・過去・現在・生死・目的

赤井秀一の正体は、連邦捜査局(FBI捜査官)の職員。黒の組織にはスパイとして潜入調査し『ライ』のコードネームを得るに至るも、正体が露見し撤収。現在は、表向きにはキール(水無怜奈)に殺害されたように振る舞い、沖矢昴として身を潜めています。

秀一は父・赤井務武の事件の真相を探る目的でアメリカ留学しており、在学中にグリーンカードとアメリカ国籍を取得し大学卒業後にFBIへ入りました。

5年前、偽名『諸星大』を名乗り組織へ潜入する手掛かりとして宮野明美に接触し恋人同士になりますが、ジンとの仕事にこぎつけた際に捜査員のミスで秀一の正体が露見し組織から逃亡することに。しかし、明美はFBIに利用されたと分かって以降も秀一の事が忘れられず、秀一と再び恋人になるために組織を抜ける条件として10億円強盗を成功させますが、達成後にジンにより殺害されました。

つまり、秀一にとって黒の組織の正体を解き明かすことは、父の失踪の真相を知ることと恋人の仇討ちを果たす二つの意味があります。

頭のキレ具合から組織からは唯一息の根を止められるシルバーブレッドと恐れられており、キール(水無怜奈)の正体が組織にバレそうになった際にはジンの指示に誘い出される形で来葉峠に赴き、ジンがモニターで見ている中、キールにより頭を撃ち抜かれて殺害されると、車ごと燃やされました。

これらのやり取りはキールが組織にCIA捜査官だと気づかれず、かつ組織の人間の信用を得るために演じた死亡偽装工作でした。正しくは、コナンが発案した楠田陸道の死体を使った偽装工作。秀一は世間的に死亡扱いですが、大学院生・沖矢昴として身を潜めています。

現在は、工藤邸に住み込み、秘密裡に灰原哀の護衛をしています。

また、バーボン(降谷零)にはスコッチ(諸伏景光)関連で強く恨まれており、死体偽装と沖矢昴に変装し身を潜めていることがバレかけたため、赤井秀一として再登場し一時的に手を引かせました。

更に工藤邸で工藤優作と工藤有希子を挟み降谷零と顔を合わせると、何らかの協定が結ばれた模様。

赤井秀一の生存を知る人物は以下の通り

  • 死亡偽装の協力者:コナン(工藤新一)、キール(水無怜奈)、阿笠博士、工藤優作、工藤有希子
  • 偽装に気づいた人物:ジェイムズ・ブラック、バーボン(降谷零)
  • 後で知った人物:FBI捜査官一同、羽田秀吉

※秀吉は秀一の生存は知っていますが、沖矢昴に変装していることは知りません。

羽田秀吉の正体・過去・現在・生死・目的

羽田秀吉の正体は、赤井務武の友人・羽田康晴の養子になった旧姓赤井秀吉で赤井家の次男。中学生時点で既にプロ棋士として活躍しており、高校卒業時点で羽田家の養子に。史上2人目の七冠王達成の記録を持ちますが、敗戦したため六冠に。

高い推理力を持ち頭の回転が速く記憶力は自称世界一。幼少期の工藤新一と一度会ったことがあるため、コナンを見てすぐに工藤新一と気づいた人物。赤井秀一の死亡偽装を身内に明かさないなど、口が堅い印象です。

宮本由美との出会いは、環状線で居眠りして凭れ掛かった相手が由美であり、由美が友達と約束があるのにもかかわらず秀吉が目覚めるまで起こさずに待っててくれたことが始まり。待った無しの将棋の世界にいる秀吉には衝撃的な出会いであり、すぐに由美に釘付けになりました。

由美とのキスが描かれたのは85巻FILE9「妙手」。拉致された由美を助け出した後、ミニパトで名人戦の会場まで送り届けられた秀吉は御守りにしていたVサインをする由美の写真を落としたらしく、去年その写真を忘れたせいで負けた記憶が蘇ります。

しかし、由美は秀吉の首に手をまわしてキスをすると写真よりご利益があると発破を掛けて試合に送り出すのでした。

母・メアリーはテレビ中継で秀吉の勝利を見れば上機嫌に鼻歌を歌い、兄・秀一はネット検索で秀吉の活躍を見て口許を綻ばせ、妹・真純は頭のキレる兄と慕うなど、養子に出た後も家族に愛されています。

羽田秀吉の立ち位置

由美を紹介するためにメアリーと連絡を取りますが、メアリーは幼児化しているため中々会えない模様。赤井家の中で唯一黒の組織関連を知らされていない人物。

逆に、赤井秀一から直接のコンタクトを取り、その生存を知っている唯一の肉親でもあります。

世良真純の正体・過去・現在・生死・目的

世良真純の正体は赤井秀一の実の妹で赤井家の長女(末っ子)。現在はAPTX4869で幼児化した母・メアリーの解毒薬を持っているコナン(工藤新一)に接触し、解毒薬の回収を狙っています。

実は10年前(7歳当時)に海で工藤新一と毛利蘭に出会っており、その時に新一が赤井秀一を何度も笑わせたのを目の当たりにして「まるで魔法使いだね」と発言。

メアリーがAPTX4869を飲まされて幼児化した当時、真純はメアリーと共にウィンブルドン選手権のテレビ中継でコナンを目撃しており、10年前に会った工藤新一と特定。メアリーに代わり、APTX4869の解毒薬の回収のために接触します。

そのため、コナンと再会した折には好意的であり、かつコナンに一度会っていることを思い出させるために「魔法使い」というワードを聞かせたり、当時の水着に似たデザインを着用したりと画策していました。

7歳児にして既に活発・お転婆でメアリーからも「女の子なのに」と注意されていたにもかかわらず、高校2年生にして男に間違われる程度にボーイッシュに成長。秀一の使う截拳道ジークンドーに憧れた影響か同じ格闘技を習得しています。

また、女子高生探偵として事件を解決に導く活躍をしており、推理力は作中の刑事相当かそれ以上。しかし、コナンと再会してからはあまり目立った推理ができずしばしば秀吉かメアリーに相談することも。服部平次のように行動力に偏った探偵です。

世良真純と黒の組織の関係

中学生の頃に一度だけ秀一(ライ)と共に居た、諸伏景光(スコッチ)、降谷零(バーボン)と出会ったことがあり、諸伏景光からギターを教わった経験があります。安室透と出会った時にどこかで会ったことがあると訊ねるもはぐらかされています。

『漆黒の特急(ミステリートレイン)』では、赤井秀一の死亡を確かめるために秀一に変装していたベルモットに接触されています。



赤井一家(ファミリー)のまとめ

  • 赤井一家は、赤井務武(父)、メアリー(母)、赤井秀一(長男)、羽田秀吉(次男)、世良真純(長女)の5人家族
  • 赤井務武は羽田浩司の事件を調査する段階で黒の組織にたどり着き失踪、消息不明
  • メアリーはベルモットにAPTX4869を飲まされ幼児化
  • 赤井秀一は父親の事件を探るためにアメリカに留学し卒業後FBIに入る
  • 羽田秀吉は羽田夫妻に頼まれたことで羽田浩司の夢を叶えるために羽田家の養子に入る
  • 世良真純はメアリーが飲まされたAPTX4869の解毒薬を入手するためにコナンに接触
  • メアリーの旧姓が世良で、メアリーと宮野エレーナは姉妹であり、赤井家と宮野家は親戚関係
  • 赤井務武と羽田康晴は友人で、羽田浩司の事件の調査を依頼
  • 赤井務武の遺体はまだ見つかっていない

2023年3月現在では、ここまでのことが分かっていますが、まだまだ謎の多い赤井一家。

現在時点で羽田浩司の事件の真相の解明が行われているので、今年中にはかなり謎が究明されるのではないでしょうか。

また、赤井務武と若狭留美に接点があったことから、現在行われる『ラム編』が終わったときに務武の安否も分かりそうですね。

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