【ダンジョン飯】ライオスパーティー結成秘話|初期メンバーが辞めた理由|仲間に入った順番や経緯を紹介

ダンジョン飯単行本1巻の表紙 ダンジョン飯

漫画『ダンジョン飯』は、主人公ライオスをリーダーとする冒険者パーティーの物語です。

しかし、ライオスのパーティーは初期メンバーと顔ぶれがだいぶ変わっています。

センシやイヅツミの登場はパーティー結成から3年以上経った頃であるため、この二人に関しては付き合いはそこまで長いわけではありませんが、ライオスはどのような経緯でパーティーを結成したのでしょうか。

今回はライオス一行のパーティー結成経緯をご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. トーデン兄妹の下積み時代
  2. ライオス一行の結成経緯と変遷
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ライオス一行とは

ライオス一行とは、ライオス・トーデンがリーダーを務める冒険者のパーティーです。

  • 物語開始時点:ライオス、ファリン、マルシル、チルチャック、ナマリ、シュロー
  • ファリン蘇生組:ライオス、マルシル、チルチャック、センシ
  • 物語中盤以降:ライオス、マルシル、チルチャック、センシ、イヅツミ

物語開始には6人パーティーでしたが、ファリンの脱落により5人に、さらにファリン脱落をきっかけにナマリとシュローが脱退し3人に減少します。が、ファリン蘇生を目的にした迷宮探索中にセンシと出会い4名に増え、最終的にはイヅツミの加入を最後に5人パーティーとなります。

しかし、実は物語開始時点のパーティーもメンバーの入れ替えが続いた後のパーティーであるため、厳密には初期メンバーではありません。

ライオス一行の初期メンバーがどのようにして脱退し、今の構成になったのでしょうか。

ライオスとファリンの下積み時代

駆け出し冒険者のトーデン兄妹

引用元:九井諒子『ダンジョン飯』 出版:KADOKAWA

冒険者になるために島にやってきたトーデン兄妹。

当時ライオス22歳、ファリン19歳。

ライオスは二人で迷宮攻略をしようと考えていたようですが、ファリンに無謀だと諫められ、最初は他のパーティーに混ぜてもらい経験を積むことを提案します。

そのため、トーデン兄妹は金剥ぎパーティーの護衛募集に応募して金の分配のないパーティーに所属し、迷宮探索における下積みを経験。初めての魔物に討伐と、順調に経験を積んでコツを掴むとパーティーを脱退。

そして、自分のパーティーを結成することにしました。

なお、金剝ぎパーティーに脱退を申請すると「いつでも戻ってこい。お前達のために席はあけといてやるよ」と快く送りだしてくれましたが、『席代』は後々請求されたとのこと。

金剥ぎの下積み時代なので、おそらくトーデン兄妹が動く鎧に殺されて初めての死を経験したのもこの頃。

ライオスパーティー結成|初期メンバー

ライオスパーティーの初期メンバー

引用元:九井諒子『ダンジョン飯』 出版:KADOKAWA

キャラクター名 性別 種族 職業・役割 脱退理由
ライオス トールマン 戦士 ──
ファリン トールマン 魔術師 ──
ダンダン ハーフフット 鍵師 迷宮三階以下は却下
ワーンツ トールマン 前衛 空気が合わない
アシビア トールマン 魔術師 ──
ナマリ ドワーフ 戦士 ──

当時、ライオス23歳、ファリン20歳。

ライオスは金剥ぎパーティー脱退後、仲間を集めることにします。

鍵師は金剥ぎ時代に知り合ったハーフフットのダンダンを雇いいれ、残りは募集をかけ、ナマリ、ワーンツ、アシビアが加入しました。

初期メンバーは迷宮三階まで順調に進む程度には戦力として安定していたようですが、ライオスが四階を目指していることを知り、ダンダンが脱退を表明。また、パーティーの空気が合わないという理由でワーンツも脱退し、一気に4名に減少

ナマリ加入頻繁にトラブルを起こす父親がある日村の金庫の金を盗んで失踪。そのせいで村八分にされ、多額の借金を背負うこととなり、借金返済のために冒険者になりました。ライオス一行の加入は、ドワーフとの関係がない仕事の紹介を頼んだところ新人冒険者の仲間募集があったので応募したそうです。

ライオスパーティー結成|物語開始時の一つ前のメンバー

ライオスパーティーの次の構成メンバー

引用元:九井諒子『ダンジョン飯』 出版:KADOKAWA

キャラクター名 性別 種族 職業・役割 脱退理由
ライオス トールマン 戦士 ──
ファリン トールマン 魔術師 ──
アシビア トールマン 魔術師 特別扱いされなくなったから
ナマリ ドワーフ 戦士 ──
チルチャック ハーフフット 鍵師 ──
シュロー トールマン サムライ ──

当時、ライオス23歳、ファリン20歳。

鍵師と前衛が脱退したため、最低でも鍵師がいなければ迷宮探索ができない状況でしたが、ダンダンは脱退前にチルチャックをライオスに紹介します。

チルチャックは前払い厳格日割りの職人肌の鍵師でしたが、迷宮探索を続けるべくライオスは赤字覚悟で自分の取り分から給料を支払いチルチャックを雇い入れました。なお、優秀な鍵師の能力を持つチルチャックの加入により迷宮探索はスムーズとなり、あっという間に採算がとれた模様。

しかし、依然5人パーティーでは戦力に問題があるため未だにパーティー募集の張り紙を出していますが、応募がこない状況。

そんな中、ライオスは東洋人のサムライを見つけると強引に仲間に引き入れてシュローが仲間入りします。チルチャックは「何者だよ」とツッコみますが、シュローの予想外の強さを目の当たりにしてライオスは驚愕。シュローの強さを見てチルチャックはまたもや「何者だよ!」とツッコみますがスルー。

こうして6人パーティーとなり無事に四回到着の目標を達成。

ライオスはこのパーティーなら五回到達も夢ではないと高を括りますが、事件は唐突におこります。何とこのままの状態が続くなら脱退するとチルチャック、ナマリ、シュローの3人は表明。

何事かと思えば、脱退理由は魔術師のアシビアが原因であり、ライオスには自覚はなかったものの、これまでずっとライオスはアシビアに色目を使われて優遇し続けていたようで、パーティー内には不満が溜まっていた様子。(改めて思い返せば、アシビアには甘く、金を無心されても快く出していた模様)

ライオスはリーダーとして今後特別扱いできないことを伝えると、アシビアは呆気なく脱退

そのため、アシビア脱退後はライオスへの信用は落ちており、彼に注がれる仲間の視線は冷たかったとのこと。

チルチャック加入チルチャックは組合所属していた冒険者でダンダンの紹介でライオスと出会いますが、当時は年齢的に迷宮探索の引退を考えていた時期。しかし、他に深層へ行けるハーフフットがいなかったことからライオス一行へ加入を決意したそうです。早期退職後は鍵屋を営む予定だったとのこと。
シュロー加入シュローは領主に仕える半本家の嫡男であり、家を継承するには国外で面白いものを見つけて持ってこいという父親の命令で出国し島へ。その最中にライオスに捕まるとそのままなあなあで仲間に半ば強引に誘われて加入しました。なお、本名はトシローですが、声が小さく聞き取れなかったのかライオスはシュローと聞き間違え、そのまま定着。

ライオスパーティー結成|物語開始時のメンバー

物語冒頭時のライオスのパーティー

引用元:九井諒子『ダンジョン飯』 出版:KADOKAWA

キャラクター名 性別 種族 職業・役割 脱退理由
ライオス トールマン 戦士 ──
ファリン トールマン 魔術師 レッドドラゴンに食べられる
ナマリ ドワーフ 戦士 金銭面のことで脱退
チルチャック ハーフフット 鍵師 ──
シュロー トールマン サムライ ファリン捜索に向けて脱退
マルシル ハーフエルフ 魔術師 ──

アシビアの一件でライオスは自分に向けられる冷たい視線に耐えられず、代わりの魔術師を探すことに。

当時、ライオス24歳、ファリン21歳。

そこで魔術師に心当たりがあるファリンが紹介したのが魔術学校の友達であるマルシルでした。

トーデン兄妹と顔合わせした際に初めての迷宮へ。そして、初めての死亡を経験すると迷宮の環境に歓喜し、ライオスの勧誘を受けてマルシルは正式にパーティーに加入します。

なお、この時のパーティーメンバーはアシビアの一件で女性魔術師に警戒しており、ライオスがマルシルを紹介すると複雑な表情に。ナマリはため息を吐き、チルチャックは眉間に皺を寄せ、シュローは目を合わせることもせず、マルシルは自分が歓迎されていないことに気付きます。

ファリンから事情を聞いた後は自分と関係ない前任者のせいで警戒されていることを知るものの、男女のいざこざには興味津々。肝心な詳細をファリンが教えてくれなかったため、マルシルは詳細を知るために全員と信頼を築いて徐々に話を聞き出す作戦を決行し、見事にパーティーメンバーと親睦を築くのでした。

しかし、物語冒頭でファリンがレッドドラゴンに食べられると、ナマリは金銭的問題から脱退シュローはすぐにファリンを助けに行くために故郷の仲間を集めて潜ろうと考えて脱退し、パーティーメンバーは3人に減少

マルシルの加入マルシル視点では、ファリンは無理矢理兄に連れ去られて冒険者になったと思い込んでおり、2年振りに再会したファリンがボロボロな姿だったことから魔術学校に連れ戻そうと決意。しかし、ライオスは自分たちの仕事がどんなものか理解してもらうため実際に迷宮探索に連れ出し体験してもらうことに。

そこで初めての死亡を経験するマルシルでしたが、魔術の研究に没頭するマルシルは迷宮調査に意欲的であり、ライオスパーティーに加入することを決めます。

ライオスパーティー結成|物語冒頭から最終回まで

ライオス一行の最終パーティー

引用元:九井諒子『ダンジョン飯』 出版:KADOKAWA

キャラクター名 性別 種族 職業・役割 脱退理由
ライオス トールマン 戦士 ──
チルチャック ハーフフット 鍵師 ──
マルシル ハーフエルフ 魔術師 ──
センシ ドワーフ 戦士 ──
イヅツミ トールマン(獣人) 忍者 ──

『ダンジョン飯』最終回までの最終パーティーは5名。

当時ライオス26歳、ファリン23歳。

ファリンはレッドドラゴンに食べられる直前に仲間を地上へと転送しています。

しかし、ライオスが目覚めるとナマリとシュローはすでに脱退しており、ライオスはファリンが完全に消化される前に助け出そうとすぐに迷宮へ引き返そうとしますが、迷宮内に荷物を置いたままであるため武器や装備品代、日用品代、仲間の雇用費など充分に用意できない状況でした。

ファリンの救助は時間との闘いであるため、ライオスは迷宮に戻り道中で魔物を食べながら進むことを提案し、チルチャックとマルシルもファリンを助けるために同行を決意。こうして3人は再び迷宮へ戻り、初めての魔物料理を体験することに。

その場に現れたのが10年以上迷宮で魔物食を研究しているドワーフのセンシであり、食糧も無く、魔物の食べ方を知らないライオス一行の料理番としてレッドドラゴンの下まで仲間に加わることになります。

レッドドラゴン討伐後にファリンを蘇生すると、狂乱の魔術師の登場によりファリンはキメラ化。同時期に同階層に到着していたシュロー一行とカブルー一行と合流したライオス一行はキメラ化したファリンと一戦交えることになり、今後の目的はファリンを人間として蘇生させることに変わります。

そして、シュロー一行とカブルー一行と別れた後にシュロー一行から足抜けしたイヅツミの襲撃に遭うと、イヅツミは黒魔術によって人間と獣の魂を混ぜて作られた人工獣人であると告白。その呪いを解くために黒魔術を扱うマルシルを頼りますが、生憎とマルシルの専門外だったので呪いを解くことはできません。

しかし、ファリンをキメラ化させた狂乱の魔術師ならば何か手がかりを掴めるのではないかと提案され、イヅツミはライオス一行に加わり人間に戻る術を探すことに決めるのでした。

こうしてライオスのパーティーは作中中盤には5名となり、このパーティーで狂乱の魔術師や翼獅子、ファリンの蘇生まで突き抜けました。

センシの加入36歳の頃にギリンの鉱夫団の一員として島の迷宮探索に赴きますが、結果は凄惨。ギリンたちのおかげでセンシだけが生き残ることができたものの、一人となったあとは迷宮内でオークと知り合い魔物食と出会うことに。迷宮脱出後は地上で生きていく気力もなく、実際にはトールマンに島の迷宮が見つかる依然から約50年以上に渡り迷宮内で魔物食を研究していました。そんな折に見かけたのが軽率に魔物食を作ろうとするライオス一行であり、見兼ねて声を掛けたのです。
イヅツミの加入元は見世物小屋で展示されていた獣人であり、その正体は黒魔術により人と大猫の魂を混ぜて作られた人工獣人。シュローの父親に買い取ったあとは半本家で『アセビ』と名付けられて暮らしていましたが、キメラ化ファリン戦をきっかけに足抜け。人間に戻るためにライオス一行を襲撃しますが、マルシルでは解呪できないことから狂乱の魔術師ならば解決策があるかもしれないと言われて目的のためにライオス一行に同行しました。
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まとめ

  1. 下積み時代:金剥ぎパーティーの護衛に所属
  2. 初期メンバー:ライオス、ファリン、ダンダン、ワーンツ、アシビア、ナマリ
  3. 物語開始の一つ前:ライオス、ファリン、アシビア、ナマリ、チルチャック、シュロー
  4. 物語開始冒頭:ライオス、ファリン、ナマリ、チルチャック、シュロー、マルシル
  5. 最終メンバー:ライオス、チルチャック、マルシル、センシ、イヅツミ

とくに何も考えていないライオスですが、魔物への知識量だけは異常で迷宮探索においてのリーダーとしては抜群のセンスを光らせていたのではないでしょうか。

しかし、空気の読めないライオスがリーダーを務めることで、パーティー内は不満が募りやすく、幾度か崩壊の危機に面しています。

マルシルの加入で持ち直したかと思えば、ファリンの死亡で再び崩壊を辿ることになりましたが、センシとイヅツミと出会うことで最高のパーティーが完成しました。

メリニの王となったライオスにとってはマルシル、チルチャック、センシ、イヅツミが事実上最後のパーティーとなります。

 

 

 

 

 

 

ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル

著者:九井諒子
出版社:KADOKAWA

 
 

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