【ダンジョン飯】ファリンとシュローの恋愛はどうなった?告白して結婚するの?二人の関係と結末を紹介

ファリンの横顔に一発で恋に落ちるシュロー ダンジョン飯

漫画『ダンジョン飯』に登場するシュローは同じパーティーに所属する魔術師のファリンに惚れると、交際を飛ばしていきなりプロポーズしました。

しかし、ファリンがレッドドラゴンに食べられてしまうと、シュローはライオス一行から脱退し、東方群島の仲間を引き連れて食事もせずレッドドラゴンの討伐に出陣するなど、ライオスとは違う形でファリンを救おうとしていたのです。

そしてライオス一行は最終的にファリンの蘇生に成功しますが、本編ではシュローとファリンのプロポーズの結末は語られていません

果たして、ファリンはシュローのプロポーズを受けたのでしょうか。

今回はファリンとシュローのプロポーズの結末についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. ファリンとシュローの関係|出会い
  2. シュローの一度目のプロポーズ
  3. シュローがファリンを好きになった理由
  4. シュローの二度目のプロポーズと結末
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ファリンとシュローの関係

ファリンの声や考え方、笑顔が好きと話すシュロー

引用元:九井諒子『ダンジョン飯』 出版:KADOKAWA

ファリンとシュローが出会ったのは、ライオスがシュローを勧誘した5時間後に妹と仲間を紹介したのがきっかけです。なお、ライオスの一方的な誘い(拉致に近い)で仲間になった模様。

シュローは511年にライオス一行に加入し、ファリンは514年にレッドドラゴンに食べられていることから、シュローがライオス一行で活動していた期間は約3年。そこそこ長い付き合いになります。

なお、シュローはファリンのことを『好き』と思っていますが、一方でファリンはシュローのことを『真面目な人』と思っており、特別な感情は抱いていません。

ファリンには許嫁がいた

ファリンは村に居た頃に許嫁がいたことがダンジョン飯『ワールドガイド冒険者バイブル』にて判明しています。

しかし、ファリンの魔術学校入学が決まったことで破断。また、ファリン自身、自分の許嫁には会ったことがないそうなので、村の風習か何かで親が縁談を結んでいたのかもしれません。

シュローはファリンにいきなりプロポーズ

シュローは交際を飛ばしてファリンに求婚したそうです。

さすがのファリンもシュローから交際ではなく唐突に求婚された際は驚いたようですが、返事は「考えさせてほしい」と保留に。

シュローに対しては真面目な人という印象で特別な感情は抱いていませんでしたが、この先プロポーズされる機会がないと思い、かといって今すぐに受けるのも不誠実と悩んだ末に保留を選択したそうです。

なお、シュローが求婚をしたのはファリンが22歳の話(シュローが加入時はファリン20歳のため、加入から約2年後に求婚)。レッドドラゴンに食べられたのは23歳。

交際を飛ばして唐突にプロポーズをしたシュロー。そんな彼の求婚秘話を聞いていたチルチャックとミックベルは『いきなりプロポーズするのは怖い』『そういう世界の人』と感想を漏らしています。

シュローがファリンを好きになった理由

レッドドラゴン討伐に出向いた際のライオス一行は大体1年程の付き合いになりますが、シュローがファリンに惚れたきっかけは迷宮内で野宿をしている時でした。

その日、見張り番だったファリンは一人で起きていましたが、シュローがふと目を覚ますとファリンは指先に乗っかった変な色の芋虫を眺めていたのです。

普通の女性ならば眉をしかめたり悲鳴をあげるでしょうが、ファリンはまるで宝石を見るようなうっとりとした表情でそれを眺めており、その横顔を目撃したシュローは一発で恋に落ちた模様。

これらのエピソードは単行本6巻第37話『ハーピー』で、ファリンがキメラとなりライオス一行とシュロー一行とカブルー一行を襲い一戦交えた後、シュローからライオスに語っており、その際には「彼女の声が、考え方が好きだった」「笑顔が好きだった」と好きになった部分を話しています。

なお、ファリン本人にはまだこういった話をしていなかったため、後悔している模様。

ファリンがキメラとなり上着を剥ぎ取ったシーンでは、マルシルと一緒に驚愕しつつも頬を赤らめています。なお、顔を背けることはせずにしっかりと目に収める模様。

一度は助けに向かうがファリンの蘇生を諦めた負い目

単行本1巻第1話『水炊き』の冒頭にて、ファリンはライオスを庇いレッドドラゴンに食べられてしまいますが、最後の力を使いパーティーを地上へと飛ばしました。

一方でシュローは目覚めると同時にファリンが居ないことに気付くと、このまま迷宮に戻るよりも腕の立つ故郷の仲間を連れてくるのが確実と判断しライオス一行を脱退(シュローがファリンに惚れているのは知っていたライオス以外の一行は何かしら独自で動いていると予測していたものの、言葉足らずのためライオスたちはシュローがすぐに迷宮に潜っていたことを知らない)。

東方群島の身内の下に戻ったシュローは膝をついて「助けたい人がいるんだ、力を貸してくれ…」と懇願し、仲間を集めて再び迷宮へ潜りますが、ライオス一行よりも早い段階で地下6階に辿り着くも同じ場所を堂々巡りし困っていたところをライオス一行と邂逅し合流するのでした。

しかし、ライオスからファリンが黒魔術で蘇生され狂乱の魔術師に連れ去られたことを聞かされると態度を一変。一方で、ライオス一行がやった通り黒魔術で蘇生しなければファリンが生き返らなかった状況を悟り、同じ状況に自分が遭遇すれば同じ手段を選んでいたと葛藤します。

ただ、自分にはファリンを殺せないがキメラとなったファリンを迷宮に放置するわけにはいかないため、ファリンをキメラに変えたマルシル(狂乱の魔術師については半信半疑のため)を西のエルフに引き渡し、せめてファリンの魂だけでも迷宮から解放できる手段を得ようとしました。

また、ファリンが元に戻るまであらゆる魔物の肉で蘇生を試すという手段を認めず、黒魔術で起きた問題を黒魔術で解決することも認めず、ファリンを人として終わらせようと考えていたようです。

しかし、結果的にライオスと殴り合いをした末にファリンの蘇生に使用した黒魔術のことは報告するものの、ファリンの蘇生はライオス一行に託すほか、万が一彼らが罪人となった際には東方への逃亡を手伝う約束をして一旦地上へ帰還するのでした。

そのため、一度ファリンの命を諦めた負い目を感じています。

 

シュローからファリンへ再度プロポーズ

最終回後のエピソードが収録されたダンジョン飯『ワールドガイド冒険者バイブル』にて、シュローは再びファリンに求婚しています。

一度諦めた負い目から告白する資格はないと前置きしつつ、シュローはどうしても生涯をファリンと過ごしたいと告白し、これほど誰かを好きになったことはないとファリンに気持ちを打ち明けました。

そして、数日後には東方群島に帰還する旨を伝えると、ファリンに一緒に来て欲しいと求婚。

ファリンは顔を赤くしながらも東方群島は長命種文化の影響が少ない珍しい場所と聞いていたためいつかは行ってみたいと思っていたと言いますが、今は『色んな場所を見て回りたいと思い始めている』と語り始めます。

もしかしたらその感情は誰かの影響か自分に混ざった竜の血がそうさせているのかは定かではないものの、今回の一件を経てもう一度故郷の山々を仰ぎカーカブルードの裏路地を歩いたり、メリニが国になる様を見届け、エルフの銀の都やドワーフの地下街を見てみたいとやりたいことを並べると、各地を巡った後、やはり最後には必ずメリニに帰ってきたいと言うのです。

つまり、シュローと一緒に東方群島には行けないと断るのでした。

シュローはファリンのやりことを尊重し清々しい表情で納得し「竜を繋ぎ止めることはできないな…」と格好つけて呟きますが、言いたいことが伝わらなかったのかファリンは真顔で頭の上にクエスチョンを浮かべる始末。シュローは羞恥心から「忘れてくれ」と無かったことに。

そして、ファリンはいつかシュローのいる東方群島にも遊びに行くと約束すると、二人は再会を楽しみに握手を交わすのでした。

こうしてシュローのプロポーズは失敗に終わってしまいますが、まだまだ人生は長いので、ファリンに心境の変化があれば、二人がくっ付くチャンスはありそうですね。

なお、シュローのプロポーズシーンはライオスたちが覗き見しており、告白失敗後するとライオスとマルシル、マイヅルは号泣(他は何ともいえない表情)。

ライオスはシュローが素敵な人間だと思っているので自分がファリンの立場だと絶対に求婚を受けていると考えていたため、プロポーズが失敗した直後に「やっぱり俺が代わりに東方へ行く!」と飛び出しますが、マルシルたちに捕まえられています。

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まとめ

  1. ファリンとシュローが出会ったのはシュローがライオス一行に加入した511年(ファリン20歳の頃)
  2. シュローがファリンに求婚したのは514年(ファリン22歳の頃)
  3. ファリンには会ったことがない許嫁がいたが魔術学校入学を機に破断
  4. シュローはある日、見張り番だったファリンが指先に乗っかった変な色の芋虫を眺めていた横顔を見て恋に落ちた
  5. シュローはファリンの『声・考え方・笑顔』が好き
  6. シュローの求婚の返事は「考えさせてほしい」と一時保留
  7. シュローは最終回後にファリンに二度目の求婚をしている
  8. シュローの二度目の求婚の返事は『色んな場所を見て回りたいと思い始めている』『最後には必ずメリニに帰ってきたい』という理由で断られている

ファリンの蘇生または魂の解放のために東方群島の仲間を引き連れて迷宮に戻ってきたシュローでしたが、ライオスに根負けし、ファリンの蘇生を託すことに。そして、竜の部分は残ってしまったものの、見事にファリンは人間として蘇生されました。

今回の件で気持ちを伝えなかったことを悔やんでいたシュローは、最終回後、東方群島に戻る前に二度目のプロポーズをしましたが、ファリンは色んな場所を見てみたい故に東方群島に留まることはできないと断るのでした。

しかし、それは今の時点の話なので、もしかしたらファリンが各地を回った結果気持ちの変化が起きるかもしれません。

シュローにはまだまだ諦めてほしくないですね。

ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル

著者:九井諒子
出版社:KADOKAWA

 
 

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