【チェンソーマン】早川アキ死亡の真相は?銃の悪魔になったのはマキマの仕業だった?

デンジとパワーには幸せになってほしいと願う早川アキ チェンソーマン

漫画『チェンソーマン』に登場する早川アキは、公安退魔特異4課所属のデビルハンターであり、デンジとパワーの保護者兼監視役として面倒を見る立場にあります。

当初は悪魔に家族を殺された身の上としてデンジとパワーを毛嫌いしていたアキですが、次第に二人の力を認めるといつか銃の悪魔を倒すための戦力になると考えるほか、居心地の良さを覚えていきました。

しかし、早川アキはかねてから「最悪な死に方をする」と未来視されていたように、ついに予知通り最悪な死を迎えることになりました。

今回は早川アキの死亡と最期と銃の悪魔に乗っ取られた真相についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • アキの死亡と最期について
  • アキが銃の悪魔に体を乗っ取られた真相
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アキの死亡と最期の概要

銃の魔人になった早川アキ

引用元:藤本タツキ『チェンソーマン』 出版:集英社

刺客編終了後、単行本9巻(71話~79話)にてアキの死亡と最期が描かれました。

刺客編で片腕を失ったアキはとある理由で銃の悪魔への復讐よりデンジとパワーとの生活を優先し対策本部から距離を置くことを選択しますが、結果的には銃の悪魔との戦いに参戦し、そして死亡してしまいます。

では、なぜアキの身に何が起きたのでしょうか。

アキの心境の変化

刺客編の損失を考慮して旅行は中止となりましたが、ある日アキが北海道まで両親の墓参りに出かけようとするとデンジとパワーは旅行に行けない鬱憤が溜まっていたため、アキの墓参りについていくことに(ニャーコは岸辺に預ける)。

道中デンジとパワーのおもりで疲弊するアキでしたが、毎年墓参りに行くと嫌なことばかり思い出して憂鬱だったのが今回ばかりはデンジたちがうるさくて感傷に浸る暇もなかったようです。曰く悪魔と戦うより疲れたとのこと。

そして、墓参りから戻ると岸辺に会いにいきニャーコを返してもらいますが、アキはここでとある願い事を切り出します。

アキの頼みは銃の悪魔討伐遠征に4課を不参加にしてほしいというものでした。

公安の中で誰よりも銃の悪魔への復讐に取り憑かれていたアキですが、銃の悪魔への復讐の末に自分が死ぬよりもデンジとパワーの死にざまを想像して怖気づいてしまったというのが不参加の理由でした。

つまり、デンジとパワーを危険な目に遭わせないために、例え討伐不参加による銃の悪魔の情報秘匿という不利益が被ろうとも構わないと判断したのです。

この心境の変化を受けて岸辺は「お前も随分まともになっちまったな」と述べています。

一方でデンジも刺客編を通して人の死に対し思うところがあり、闇の悪魔に怯えるパワーを放っておけずにマキマとの旅行を断り家に残るという選択をするなど、早川家への意識が明確に変化を生んだ時期となります。

銃の悪魔の真実とアキの未来

刺客編での療養も終えた頃、アキは仕事に復帰することになりました。

しかし、マキマに呼び出された4課はアキの要望通り銃の悪魔討伐戦に不参加という条件は承諾されますが、デンジとパワーはマキマの管理下にあるため一時的に対魔7課に配属して作戦遂行に協力するという方針を下されます。

息を呑むアキでしたが、デンジもパワーも銃の悪魔討伐に参加する意向だったため、アキはやむなく要望を撤回し自身も討伐参加を願い出ると、マキマは了承。

そのため、マキマは現在銃の悪魔はすでに倒されて高速されている状態であり、銃の悪魔の本体をアメリカが20%、ソ連が28%、中国が11%、その他の国が4%、残りの37%が肉片とぢて世界中の悪魔が所有しているという機密情報を打ち明けました。

つまり、国際法に基づいて銃の製造を取り締まっているものの、実際にはどこの国でも裏で銃を製造しており、都合の悪さから表向きは銃の悪魔と契約して手に入れていることになっているのです。

したがって、銃の悪魔を倒しに行くというのは実質戦争と同義の行為に直結します。

会議の後、銃の悪魔の現状を知ったアキは、自分たちが他の国から銃の悪魔を奪って日本の所有物にする──つまり銃の悪魔は倒すことはできず永遠に誰かに利用されながら生き永らえる──という現実に悩んでいました。

そんな中、アキの脳裏に未来の悪魔が見せた光景が広がります。

その晩、デンジとパワーが寝静まった頃、アキは未来の悪魔にさきほど見せた光景についてうかがうと、未来の悪魔は「もうすぐ来る絶対変えられない未来、キミとパワーはデンジにグチャグチャに殺される」と答えるのでした。


マキマとの契約

翌日、天使の見舞いに訪れたアキは昨晩見た未来を打ち明けます。

アキが天使にこのことを打ち明けた理由は、自分の死後の話をするためでした。

両腕が無くなった公安デビルハンターは退職勧告を受けるものの、悪魔の場合は最悪処分されることになります。したがって、万が一天使が処分されることになった場合に備えて自分と岸辺の推薦状を用意しており、この推薦状を経てキツネや未来の悪魔のように公安と契約できれば生き永らえることができるかもしれないと考えたのです。

また、アキが突然ここまで親切にしたのは翌日に銃の悪魔討伐遠征に参加することになったからであり、死後の不安要素として天使のことを整理しておこうと熟考した結果でした。

アキの好意を受けた天使は暫し逡巡した後、時々自分の力で死んで武器になった人間が夢に出てくるという理由から、このままアキが死ねばアキまで夢に出てきそうだとして、アキが生き永らえる方法を探す協力を申し出ます。

とはいえ、天使にそういった能力はないためマキマならば死を回避する手段を知っているかもしれないと話し、一緒にマキマの下へ向かうように提案しました。

どうやらマキマは人気のない遠い海に来ているようで、アキと天使はバスを経由して片田舎の海辺まで移動。道中、天使はチェンソーマンに殺されない方法として公安対魔を辞職し遥か遠い場所へ逃げるという選択肢を提示しますが、アキは今の場所にはデンジとパワー、そしてマキマがいるから逃げないと話します。

そんな中、天使に「あ…キミ、マキマのこと好きだろ?」と問われると、アキは当然のように頷きつつなぜマキマを好きになったのかまったく思い出せないのでした。

そして、海辺でマキマと合流するとアキは未来の悪魔に死期が近いことを知らされたことを打ち明けると、かつて弟が銃の悪魔に殺されたのは自分のせいであるためデンジとパワーだけは生きて幸せになって欲しいと思いからどんな悪魔とどんな契約でもするから力を貸して欲しいとマキマに頼み込むのでした。

しかし、返ってきたのは「それじゃあ私と契約しようか」という意外な応えであり、マキマはアキの全てをくれるならば自分が力をあげると迫ります。

狼狽するアキでしたが、直後にマキマは支配の悪魔の力を使って「これは命令です。契約するといいなさい」と強制的にアキを支配に置くのでした。

そして、アキはマキマの支配の力によって自我を失うと契約を承諾。

また、天使はマキマがアキに支配の力をかける一部始終を見て一度マキマの支配に落ちていた記憶を取り戻すと、マキマに攻撃を仕掛けます。が、あっという間に無力化されると再び支配の力を上書きされてしまうのでした。

アキの死亡

マキマが海辺にやってきたのはもうじき銃の悪魔が日本に襲来する気配を読んでいたためでした。

マキマがアキと天使を支配した直後、アメリカ大統領は人類を守るためにアメリカ国民の寿命を一年消費し支配の悪魔(マキマ)の抹殺を願い出ました。

すると、秋田県沖合に12秒間銃の悪魔(アメリカ保有分の20%)が出現し、周囲1000メートル内全ての男性が頭部を撃たれて殺害され、さらに周囲1500メートル内全ての子供が殺害されました。続いて銃の悪魔はマキマへ向けて前進すると、さらに多くの被害を生み出すことに。

そして、マキマは500キロ先の銃の悪魔を視認すると能力を発動。

早川アキ(未来の悪魔)・黒瀬ユウタロウ、天童ミチコ(罰の悪魔)・沢渡アカネ(蛇の悪魔)・天使の悪魔・蜘蛛の悪魔の能力を使用し、銃の悪魔と戦いますが、戦闘描写は割愛されます。

しかし、この戦いでアキは死亡してしまい、アキの死体は銃の悪魔に乗っ取られてしまうのでした。


銃の魔人(早川アキ)との邂逅

マキマvs銃の悪魔後、早川家のチャイムが鳴りデンジはアキが討伐遠征から帰ってきたと思い玄関へ向かいます。

しかし、デンジがドアノブを掴もうとした直前に「デンジ、開けちゃダメだ」という夢で見た光景が差し込まれると、デンジはドアを開けることを躊躇します。また、電話が鳴ったため受話器を取ってみると、相手はマキマであり、マキマは「銃の悪魔が突然現れて私達は倒し損ねてしまったの。そのせいで死体に乗り移って逃げてしまってね。その銃の魔人がキミの家のチャイムを鳴らしている」と短く説明。

突然のことに当惑するデンジですがマキマからの指令は「今回は何も考えず戦って」と簡潔な内容。

一方でチャイムは鳴り続けており、パワーがなぜドアを開けてはいけないのか訊ねれば、デンジはドアの向こうにいるのは銃の魔人だと説明。しかし、パワーはまだアキが帰宅していないことからドアの向こうでチャイムを鳴らしているのはアキであると述べると、玄関に向けてアキの名前を呼びました。

するとチャイムは停止し不穏な空気に包まれると、デンジはパワーにニャーコを連れてベランダから逃げるように指示。

そして、デンジはパワーが逃げたのを見送ると、すべてはマキマの冗談だ──という淡い期待を抱いて玄関を開けますが、玄関先に佇んでいたのは頭部から銃身を生やした変わり果てた姿の早川アキだったのです。

しかし、銃の魔人と化したアキは顔が銃身となっていたため、デンジは一見してアキと区別できずにいました。

そのため、銃の魔人が「デンジ…」と人であった頃の名残りを見せた際にはなぜ自分の名前を知っているのか疑問を持っており、不可解な表情を浮かべています。

アキの最期|心象風景

銃の魔人となりデンジの前に立ちはだかったアキが見ていたのは子供の頃の風景。13年前、銃の悪魔が日本に26秒間上陸した際に早川家を滅ぼした際の続き(弟と雪合戦した後にキャッチボールをしようと言ってボールを取りに帰らせた過去回想の続き)であり、アキは子供の姿で雪が降り積もる雑木林に佇んでいました。

しかし、アキの前に佇んでいたのはデンジであり、アキは無邪気に雪合戦を始めるのです。

一方で現実では銃の魔人の攻撃にデンジは撃ち抜かれて胴体を真っ二つにされるばかりか、銃撃による衝撃波で家は半壊。外に避難していたパワーにデンジは銃の魔人が襲撃してきたことを伝えますが、パワーは「そんな筈はない、玄関からしたのはアキの匂いじゃ」と伝えると、デンジはチェンソーマンに変身しつつ「こんな時にウソつくなよ…」と戦意が揺らぎます。

しかし、銃の魔人はお構いなく追撃を仕掛けると、デンジはチェンソーマンとなりパワーとニャーコを庇うのでした。

対してアキの心象風景にはパワーの姿も加わっており、アキは二人相手に雪合戦を継続。

アキの心象風景は現実とリンクしており、現実で一般人が現れればアキの心象風景にも人が加わり、アキは雪合戦を楽しむ感覚で銃撃を繰り返すのです。

そのため、現実では銃の魔人の攻撃で街は破壊され多くの人間が虐殺されていくこととなり、デンジはこのままでは多くの人間が死ぬことになると危惧し銃の魔人に反撃を試みますが、アキの心象風景ではデンジが雪を投げ返す描写に変換。

多くの犠牲者を生み出す中、デンジはアキの名前を叫び正気に戻るように呼びかけますが、アキは心象風景で「こんな楽しいのは初めてだ。父さんも母さんもタイヨウばっかにかまってさ、オレには全然かまってくれないんだ」と吐露すると、今はやっと毎日が楽しくなってきたと打ち明け雪合戦を再開。

デンジは何度も銃弾に撃ち抜かれながらもアキが自我を取り戻すように奮闘しますが、ダメージの蓄積もあり遂に力尽く寸前まで追い込まれてしまいます。

しかし、生き残った一般市民がデンジの下に集まると自らの血を与えて助けを求めたことで、デンジは再び立ち上がりました。

すると、心象風景の中のデンジが泣きながら雪を投げ返していることに気づいたアキは雪を投げる手を止めて「オマエが泣いてるトコさ…初めてみたよ…」と独白すると、そのまま仰向けに倒れて降参することに。

アキが負けを認めると目の前からデンジの姿が忽然と消えてしまい、アキは不思議そうに辺りを見渡しますが、今度はボールとグローブを持って戻ってきた弟が自宅から戻ってくると、アキは自分が雪合戦ではなくキャッチボールをしたかったことを思い出すのでした。

そして現実では、デンジがチェンソーでアキの胴体を貫いている描写に切り替わると、アキは絶命。チェンソーマンの変身が解除されると、デンジは放心状態のまま一点を見つめており、デンジはアキの死体の前で膝から崩れ落ちて天を仰ぐのでした。

最期はアキが心象風景の中で弟とのキャッチボールを堪能している描写で締めくくられます。

「最悪の死に方」の未来

単行本4巻で未来の悪魔と契約したアキですが、未来の悪魔は契約時にアキの未来をこの目でみたくなったという理由でアキの右目に住むことを条件に契約しました。

未来の悪魔の予言は『アキは未来で最悪な死に方をする』であり、具体的には『アキとパワーはデンジにグチャグチャに殺される』というもの。なぜそうなるのかは当時明かされませんでしたが、今回の一件で銃の悪魔に死体を乗っ取られたことが発端だとわかりました。

しかし、厳密にはアキにとって最悪な死に方・・・・・・・・・・・・ではなく、デンジにとって最悪・・・・・・・・・の死に方をするという未来・・・・・・・・・・・・であったことが判明しました。

アキの遺言

アキの死後、アキが遺言を遺していたことが判明。

アキは生前貯金をしており、その全額の半分をデンジに、残り半分を姫野の家族に贈与するというもので、アキの死後は遺言通りに財産は二人に送られました。

デンジはアキのお金で狭いながらもアパートを一室借りてパワーとニャーコと生活することになり、アキの死後は初めてのウナギを食べ、仕事以外の時間はゲームをしたり映画を見るなどの生活を送っています。


アキが銃の悪魔に乗っ取られた真相

マキマの支配の力で契約を強制される早川アキ

引用元:藤本タツキ『チェンソーマン』 出版:集英社

マキマは銃の悪魔と戦うために早川アキを含めたさまざまな悪魔と契約した人材を支配下に置いて戦線に立ちましたが、なぜアキの死体は銃の悪魔に乗っ取られることになったのでしょうか。

その真相は単行本10巻で明かされました。

マキマの目的と計画

ポチタは自分の心臓を捧げるかわりにデンジの夢をポチタに見せるという契約を交わしてたことで、デンジはチェンソーの悪魔と契約して蘇りました。

一方でマキマの目的はチェンソーマンを使ってより良い世界を作ること。チェンソーマンが食べた悪魔はその名前の存在がこの世から消えるという能力を持っていたことから、マキマはチェンソーマンを支配して『死・戦争・飢餓』などをこの世から無くそうと画策していました。

そのためにはデンジではなく本物のチェンソーマン=ポチタを目覚めさせる必要があるわけですが、ポチタはデンジと契約しているため現在はデンジの心臓となっています。そのせいでマキマはポチタを目覚めさせるためにデンジとポチタの契約を破棄させる必要性が生まれました。

ポチタとデンジの契約内容は『デンジが普通の生活を送る』ことですが、マキマはポチタがデンジと交わしたその契約を破棄する手段を考えます。

つまり、どうすればデンジが普通の生活を送ることができなくなるくらい一生立ち直れなくなるのかを考えたわけですが、その方法とはまずはデンジを幸せにした後で普通の生活をすべて壊すという方法でした。

マキマがデンジに用意したのは仕事・お金・食事──そして早川家という家族でした。

早川アキは良き兄として、パワーは世話の焼ける妹としてデンジの生活に馴染ませた後、マキマが全てを壊す。そうやってデンジの普通の生活を壊すことでポチタとの契約を破棄させて本物のチェンソーマンを呼び起こそうと画策していたのです。

また、アキの死体を銃の悪魔に乗っ取らせてデンジと戦わせたのも、チェンソーマンが銃の悪魔を倒したという事実を世間に広めてチェンソーマンを弱体化させるための予定調和であり、マキマが弱体化したチェンソーマンを倒して支配するための下準備に過ぎません。

したがって、アキがデンジの大切な存在となったのも、アキの死亡や銃の悪魔に死体を乗っ取られてデンジの下に強襲したのも、すべてマキマの仕業であり筋書き通りとなります。

アキ殺害後のデンジのメンタル

結果的に銃の悪魔となって殺戮を始めたアキを殺したデンジですが、アキ殺害後、デンジは変身解除時に血が涙のように滴り放心状態でした。

アキの心象風景の中のデンジは泣いていましたが、実際のデンジはアキの死をどう受け止めていたのでしょうか。

アキ死亡後のデンジの普段の様子はいつもと変わりありませんが、心情的には起床から就寝まで終日頭の中がゴチャゴチャとうずまき何をしていても糞になると綴っています。美味しいはずの食事も味はせず、食べたものも吐き出してしまうほどでした。

また、マキマに対して「アキを止めなきゃ100人くらい死にそうだったから殺したけど、頭冷やしてよくよく考えてみたらもっといい方法があったかもしれない」と後悔しており、自分が馬鹿だからアキは死ぬしかなかった、そもそもアキと仲良くならなければこんな気分にならなくて済んだと葛藤を抱き、一日中たられば論を考えるほど精神的に参っていました。

第二部で登場した落下の悪魔の能力でトラウマを呼び起こされるという精神攻撃を受けたデンジは第一部で死亡したアキ(銃の悪魔状態)を想起していたため、トラウマになっていることがうかがえます。

また、第二部登場キャラクターである三船フミコはチェンソーマンと銃の悪魔が戦った現場にいた被害者であり、チェンソーマンが変身を解いて人間に戻る瞬間を目撃していた人物ですが、フミコ曰くあの時人間に戻ったチェンソーマンは泣いていたと語っています。

フミコの証言が本当ならば、アキが見ていた心象風景のデンジと現実のデンジ(チェンソーマン)もアキを手にかけて泣いていたことになるため、デンジにとってアキを殺害した事実は一生尾を引く出来事だったようです。


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まとめ

早川アキの死亡と最期と銃の悪魔に乗っ取られた真相

  • アキはデンジとパワーとの生活を維持するため銃の悪魔討伐遠征不参加を表明するが、マキマが一時的に対魔7課に二人を配属させ参加させようとしたため不参加を撤回しともに参加
  • 未来の悪魔との契約時に「キミとパワーはデンジにグチャグチャに殺される」と予言される
  • マキマに自分の死期を話して協力を求めたところ強制的に「契約」を求められて自分の全てをマキマに差し出し支配される
  • 銃の悪魔との戦いで死亡したアキの死体を銃の悪魔が乗っ取り逃亡する
  • 銃の魔人となったアキは早川家に戻りデンジとパワーを襲撃
  • 銃の魔人となったアキが民間人を虐殺したことでデンジはアキを止めるべくやむなく手にかけるが、アキの死体の前で絶望する
  • 未来の悪魔が見せた光景はデンジにとって最悪の死に方をするという未来だった
  • アキは生前貯金をしており、遺言で半分をデンジに、残り半分を姫野の家族へ送る
  • アキが死亡したのも銃の悪魔に体を乗っ取られて早川家を襲撃したのもすべてマキマの計画の一つだった
  • デンジはアキを殺した罪悪感から毎日一日中最悪な気分に陥っており、食事も味がせず、トラウマとして刻まれてしまう

当時はデンジやパワーのことを嫌っていたアキですが、ストーリーの進行につれて二人の存在は自身の復讐よりも守るべきものとして昇華しました。

すべてはマキマの策略の流れの一つでしたが、アキの死にざまはデンジのトラウマとして今もなお刻み込まれています。

早川家の団欒が始まりそうになっていた矢先の崩壊だったため、アキたちの日常が見れなくなったのは残念ですが、もし銃の魔人となったアキも武器人間の不死身の特徴を受け継いでいれば復活があったりするのでしょうか。

マキマ対チェンソーマンで再登場しなかったことから復活の可能性はないでしょうが、何らかの形でのアキの再登場には期待したいですね。

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