【BLEACH】檜佐木修兵の卍解は何巻でいつ使用したの?卍解するするサギの真実と卍解習得の詳細

檜佐木修兵の卍解するするサギ BLEACH

漫画『BLEACH』に登場した九番隊副隊長・檜佐木修兵。

彼は死神らしい死神であり、東仙から瀞霊廷通信編集長を引き継ぐ公平なジャーナリストです。

本編では良い所があまりなかった檜佐木は、千年血戦篇で六車拳西から卍解を使えるように修業を付けられており、読者からも檜佐木の卍解は楽しみにされていましたが、結局卍解を使用せず漫画は完結をむかえてしまいました。

しかし、檜佐木の卍解は小説『BLEACH Can’t Fear Your Own World』で回収されたのです。

今回は檜佐木修兵の卍解についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • 檜佐木修兵の卍解の登場巻
  • 檜佐木修兵の斬魄刀『風死』について
  • 檜佐木修兵の卍解『風死絞縄』につい
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檜佐木修兵の卍解は何巻でいつ使用した?

檜佐木は で卍解の習得のため六車拳西と白の二人に特訓を受けていますが、千年血戦篇では結局使用しませんでした。

しかし、最終話では檜佐木は卍解を習得していることが確定しており、彼の卍解を六車は見ているようです。

実は檜佐木は滅却師との戦いで卍解を使用しませんでしたが、千年血戦篇の半年後を描く小説『BLEACH Can’t Fear Your Own World』にて初めて卍解を使用しました。

そのため、最終話で六車が檜佐木の卍解を見たことがないと述べた際に「うそだあ!隊長は見てるじゃないですか!」とツッコんだわけですね。また、「あれからずっと使う機会なかったんだから」と檜佐木が述べている通り、小説で使用して以降三界の平和が10年も保たれていたため、檜佐木が卍解を使用することはなかったようです。


始解『風死(かぜしに)』

檜佐木修兵の始解「風死」

引用元:久保帯人『BLEACH』 出版:集英社

解号 れ──風死」
初使用 単行本38巻第324話 / アニメ第219話

斬魄刀解放後、巨大な鎌が二つ合わさる回転式の刃を携えた鎖鎌のような斬魄刀に変化。柄尻に鎖が伸び、その先にも同じ刃が備え付けられた、一件して二刀一対のような斬魄刀です。

檜佐木は風死が命を刈りる形をしているため気に入らないようです。

檜佐木は『自分の握る剣に怯えぬ者に剣を握る資格は無い』という東仙の教えもあり、風死に恐怖を覚えています。

風死の能力

用途は基本的に投擲武器としての使用であり、刀身を投げることで先端の刃がヒュンヒュンと音を裂いて高速回転しあらゆるものを斬り裂きます。

投擲後もある程度は柄尻に繋がる鎖を持つことで操作可能のようで、投擲後も即座に手元に手繰り寄せることも可能。また、スティレットのような持ち手部分があるため、鎌の部分で受け太刀も可能。鎖部分で拘束も可能。

予め片方を投擲することでもう片方で斬り合いをしている最中にも鎖を引いて死角から強襲する──という手法も用いられるため、風死の動きはかなり不規則

また、解放前の状態で敵を突き刺した後に解号すれば内部から風車状の刀身が広がりより致命傷を与えることができます。

風死は二刀一対ではなく鎖が本体

一見して檜佐木の斬魄刀は始解すると二刀流になりますが、柄が鎖で繋がれています。

しかし、その実態は鎌の形をした刃ではなく、それを繋いでいた鎖こそが斬魄刀の本質だったのです。

そのため、二刀一対ではありません。


卍解『風死絞縄(ふしのこうじょう)』

檜佐木修兵の卍解「風死絞縄」

引用元:久保帯人『BLEACH』 アプリゲーム:KLabGames『BLEACH Brave Souls』

口上 「──卍解、風死絞縄」
初使用 小説『BLEACH Can’t Fear Your Own World』24章

二刀の鎌を左右に投げ放つと螺旋を描きながら檜佐木の頭上へ上昇し、やがて渦を縮める形で接触して黒い渦の中に消え去ると、鎖が一点に集中する形で凝縮。

次の瞬間、黒い霊圧の風となって弾け飛ぶと、二刀の刃は再び檜佐木の手元に戻り、風が止み、頭上には漆黒の太陽(鎖でできた巨大な球体)が出現。球体は、鎖が高速で蠢きながら寄り集まり一つの巨大な球体を生み出したもの。

また、地上と空から無数の鎖が伸びて繋ぎ止めるような構図となり、更には一際太い鎖の束が檜佐木の後方へと垂れ落ちたような状態に着地します。

加えて、互いの首を括り合うように鎖がそれぞれの首に絡みつく仕様であり、鎖を繋げる相手は檜佐木の意思で選べるようです。

しかし、この鎖自体には殺傷効果はありません。

風死絞縄の能力

簡潔に説明すると命を共有し黒い太陽(頭上の鎖の球体)と繋がれた者全ての霊圧が平均化される能力です。

腕や胴体などどこを切断し致命傷を与えようともウィンチが物体を引き寄せるように鎖が身体を断面同士を手繰り寄せて元の形へ組み上げます。しかし、この再生能力は卍解の前段階。

卍解が完全になると刃が体を通り過ぎる瞬間にはすでに傷が癒えているほどの再生能力であり、斬ったという事実そのものを無かったことにしているほど瞬間的な回復力を誇ります。

その脅威の回復力は例え虚閃で全身を消し飛ばされようとも瞬く間に無傷の檜佐木が立っているほどであり、かといって頭上の鎖の球体を破壊しても檜佐木と同じく瞬時に復元されます。

檜佐木の攻撃手段は二刀の鎌しかありませんが、鎌を影に落とすと鎖として出現させ、鎖の輪の一つ一つの表面に細かい刃を出してチェーンソウのように細かく斬りつけることも可能。しかし、当然ながら相手も不死になるため瞬時に元通りに回復してしまいます。

なぜこのような能力になったのかと言うと、死ぬことも誰かを殺すことも怖くて仕方がないという心の内が映し出された結果このような厄介な能力になった模様。始解が命を刈り取る形を成して魂を世界に循環させる力だとすれば、卍解は命の流れを止めて世界を停滞させる封印の鎖の力になります。

全てを繋ぎ止め、死を禁じ、生を禁じ、頭上の鎖の球体は大気の霊子すらも縛り付けるとのこと。

概念に近い力になりますが、縛道系の卍解の極致と言われています。

風死絞縄の弱点

発動中は肉体的に不死に近い状態になりますが、弱点はあります。

風死絞縄は命を共有し黒い太陽(頭上の鎖の球体)と繋がれた者全ての霊圧が平均化される能力ですが、その再生には鎖を通して供給されている霊圧を消費しています。

つまり、どちらかが死ぬまで攻撃を続ければやがて霊圧が尽きて死んでしまうわけですが、その場合、共有された霊圧がゼロになるため、黒い太陽(頭上の鎖の球体)と繋がれた者全てが道連れになってしまうのです。

また、痛覚などはそのままなので、檜佐木自身が弱ければ風死絞縄発動中に拷問を受ければ霊圧が尽きるまで半永久的な痛みを味わうことになるため、精神的に追い込まれる可能性も無くはありません。

本作で檜佐木は産絹彦禰に真っ二つにされたり袈裟懸けに斬られたりしていますが、彦禰に拷問の知識が無かったことが幸いし『ただ苦しめるための行為』をされずに済みました。

その他にも、千年血戦篇で登場したリジェ・バロのような物理攻撃を貫通する敵に一応縛道系である風死絞縄の鎖が届くのか、親衛隊のような神の次元にいる相手や藍染惣右介のような遥か上の高次元の相手に鎖が繋がったとして霊圧差で抑え留めるなどの対処が可能なのかという疑問点が多く、決して万能ではない卍解です。

風死絞縄の使い道

風死絞縄は早い話相手を共倒れの土俵に引き込む能力であるため、檜佐木自身が一人で戦う場合は命を落とす可能性があります。

また、檜佐木が風死絞縄を使用したとして、鎖に繋がれていない第三者がいれば、たとえ檜佐木が風死絞縄で相手の霊圧をギリギリまで削って解除したとしても、その瞬間に敵の仲間に檜佐木は弱った状態で戦わないといけなくなるため不利どころの話ではありません。

しかし、使えば確実に相手を倒せる──或いはギリギリまで弱らせることができるこの卍解は檜佐木の側に仲間がいれば利点が生まれます。

例えば、檜佐木は自分と鎖を繋げる相手を選べるわけですので、最悪敵と乱戦になった場合や厄介な敵がいれば檜佐木一人の犠牲で敵だけの霊圧を空っぽにすることが可能なので、敵の霊圧を空にしたところで檜佐木が卍解を解除すれば後は弱った敵を仲間が倒すあるいは拘束することができます。

京楽春水や平子真子も巻き込み型の卍解で使いどころが難しいですが、檜佐木の場合は自分で対象を絞れる分、共闘においては頼りになるのが最大の利点です。

回道としても使用可能?

風死絞縄は鎖で繋がった者と霊圧を共有し不死身になる能力ですが、回道の効果を併せ持つと考えられます。

例えば、致命傷を受けた味方がいたとして檜佐木が卍解で負傷した味方と鎖を繋げば鎖の再生能力で肉体は元通りになるのではないでしょうか。

しかし、逆に致命傷を負った者と鎖で繋がった瞬間に檜佐木も瀕死になればそのまま一緒に共倒れになる可能性も無くはないため、緊急処置として風死絞縄を使用できるのかは今の所確証がありません。

ただ、四番隊や井上織姫が到着するまで瀕死の者の命を繋ぎ止める役割はできそうですね。

風死絞縄は味方の修業に最適

風死絞縄で鎖を繋げば霊圧が尽きる限り不死身になるわけですから、檜佐木が鎖で繋がれば思う存分実践訓練が可能になります。

したがって、副隊長格以下の死神の訓練において檜佐木ほど適任はいないでしょう。

更木剣八に狙われる

檜佐木は産絹彦禰を止めるために卍解に至りましたが、檜佐木が彦禰と対峙する直前まで彦禰は更木剣八と数刻も斬り合っていました。

つまり、檜佐木はこのまま戦いを続ければいずれ彦禰が剣八に殺されてしまうと考え剣八から彦禰の相手を掠め取ったわけですが、檜佐木は『剣八の名前を引き継いでいる更木隊長に弱い奴をいたぶるなんて真似は似合わない』と言って彦禰の相手を変わってもらいました。

そして、檜佐木と彦禰の戦いの行く末を見守っていた剣八ですが、エピローグでは何と剣八が檜佐木の卍解に興味を湧いて試しに斬り合いがしたいと探している姿が描かれています。

生憎と檜佐木は取材のために現世の蒲原喜助の下へ赴いていたため難を逃れましたが、剣八は明日に見送ることに。なお、一角と弓親は檜佐木の未来を想像し合掌していますが、その後檜佐木は剣八と戦ったのかは不明です。

ただ、剣八は「卍解しやがれ」としばらく檜佐木と斬り合いをしようとしていたようで、その噂は死神の中にも広まっていた模様。しかし、檜佐木が一体いつ卍解したのか──というのは、例の戦いの仔細は機密扱いであるため他の死神には謎のままだったそうです。

なお、本編の最終回で檜佐木があれ以来使う機会がなかったと言っているため、剣八相手には卍解を使用せず、どうにか逃げ切ったものと考えられます。


卍解習得に向けての修業

収録 単行本60巻第538話 / 小説「BLEACH Can’t Fear Your Own World」

千年血戦篇、滅却師の第一次侵攻後、六車は今後の展開を憂慮して滅却師に卍解を奪われた場合を想定し檜佐木にも卍解を覚えさせようと特訓を開始しました。

六車は虚化した白の猛攻による卍解の強制的な開眼を方針に据えており、檜佐木は虚化した白と戦い続けることで卍解の習得を試みましたが、手加減が下手な白のせいで命がけでした。

通常、卍解を習得するには具象化と屈服が必要になりますが、急激に卍解の力を引き出したとなると暴走を引き起こす恐れがあります。風死の場合は始解の時点で攻撃力はかなりのもであったため、六車は檜佐木の斬魄刀の暴走を視野に入れて対処できそうな白を訓練相手に選んだとのこと。

檜佐木は始解習得の段階で斬魄刀との対話は済ませていますが、どうにも風死に話が通じている気がしないらしく、精神世界でもほとんど姿を見せたいようで、時々黒い影や黒い水たまり、黒い竜巻のような風体で現れる模様。しかし、その姿が斬魄刀異聞篇で現れた姿と少し違う雰囲気だったため、檜佐木もすぐに風死だと解らなかったそうです。

ただ、風死は「血を寄越せ」「命を捧げろ」と語り掛けるだけでした。

そのため、檜佐木は風死を完全に理解したら自分の方が風死の色に染まってしまうのではないかという躊躇いと恐怖がありました。

檜佐木が卍解を習得できない理由の一つには『恐怖』が関係しており、無数の巨大虚に襲撃を受けて同期の蟹沢が殺害された光景が恐怖を擦り込ませていたのです。そして、その恐怖を乗り越えることができたのが東仙の教えであり、檜佐木は東仙から自分(斬魄刀)の力をも怖がることを教訓にし、恐怖があるからこそ闘えることを学びました。

そして、六車と白との修業では結局卍解を習得することはできませんでしたが、一つだけ疑問が生じることに。今回、六車と白は檜佐木を半分殺すつもりで修業をつけましたが、どうにも檜佐木が想像以上に頑丈なのが引っかかっていました。檜佐木はこれまで幾度と敗北してきましたが現在までたまたま命を拾って生き延びてきましたが、これは偶然ではなく、そこに卍解の鍵が隠されているのではないかと考えたのです。

風死の屈服|卍解習得の瞬間|初めての卍解

収録 小説「BLEACH Can’t Fear Your Own World」24章

檜佐木が卍解を使用したのは小説『BLEACH Can’t Fear Your Own World』にて産絹彦禰と対峙した場面になります。

彦禰に胴体を両断された檜佐木は、精神世界で風死と対峙することに。

本作では、産絹彦禰を止めるために檜佐木が命を懸けて立ちはだかりますが、風死曰く『檜佐木は死神らしい死神になりたいと思ったことで風死の一部が命を刈り取る形になった』らしく、風死は檜佐木の影だと言います。

つまり、檜佐木が自分自身の表も裏も何もかも受け入れてそれでも自分の魂に従って命を懸けた時点で己自身の全てを──風死を屈服させたことになるのです。

死神に憧れた檜佐木は何をすればいいかわからず、がむしゃらに理想的な死神を目指して尸魂界が用意をした教本通りに足掻き続けていましたが、本作を通して、東仙から教わった恐怖、蟹沢を失った恐怖を内包しつつ自分の魂に従って行動を起こしたのが屈服のきっかけでした。

そういった経緯が合わさり、檜佐木の前に風死が姿を現したのです。

そして、檜佐木はかつて風死が具象化した際に述べていた『血と命』を捧げることを宣言すると、ぶっつけ本番で卍解を習得するに至りました。

また、風死曰く命とは生のみに非ず、命を捧げる=死ねということでも殺せということでもなく、死ぬことすら含めて『命』。そして、血とは檜佐木の命を燃やしてきた油のようなもので、金銭でも使命感でも矜持でも、それこそ恐怖でも構わないとのこと。

その全てを纏めて刃に上乗せすることで卍解に至るようです。

卍解するするサギ

最終回で描かれた十年後で、日番谷冬獅郎と松本乱菊が檜佐木の卍解を見ていないと揶揄っています。

実は小説『BLEACH Can’t Fear Your Own World』において、日番谷と乱菊は朽木兄妹とともに現世の黒崎一護のところへ向かっていたため尸魂界を留守にしていました。

そして、『BLEACH Can’t Fear Your Own World』で起きた事件は当事者以外には機密扱いであるため、日番谷たちは檜佐木が卍解を使用したことを知らされていないという事情がありました。

そのため、日番谷も乱菊も卍解を見ていない・卍解するするサギではないかと揶揄っていたのであり、六車が自分も見ていないと弄る側に回った際に檜佐木は「うそだあ!隊長は見てるじゃないですか!」とツッコみ、あれ以来使う機会がなかったと言い訳していたわけです。


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まとめ

檜佐木修兵の卍解についてのまとめ

  • 卍解を使用したのは小説『BLEACH Can’t Fear Your Own World』24章
  • 始解『風死』の能力は、鎌部分が高速回転し投擲武器に、鎖部分で拘束具として使用可能
  • 卍解『風死絞縄(ふしのこうじょう)』の能力は、命を共有し黒い太陽(頭上の鎖の球体)と繋がれた者全ての霊圧が平均化する
    • 鎖で繋がれた相手の霊圧を共有し不死身状態になる
    • どちらかが死ぬまで攻撃を続ければやがて霊圧が尽きて鎖で繋がれた者全てが死んでしまう
    • 敵と乱戦になった場合や厄介な敵がいれば檜佐木一人の犠牲で敵だけの霊圧を空っぽにすることが可能
    • 基本的には相打ち狙いの卍解となる
    • 鎖を繋ぐ相手は檜佐木の自由意思で選択可能
  • 風死の本体は鎖部分である

本編ではそこまで目立った活躍のない、どちらかと言えば不憫な扱いを受けていた檜佐木でしたが、小説では主人公となり、死神らしい死神として『恐怖』を題材に卍解に至りました。

相手が死ぬのも自分が死ぬのも嫌だという心の内から卍解は互いに不死となる扱いづらい能力になってしまいましたが、相手を選べる分、味方がいる時に限り使い勝手は良さそうです。

ただ、痛覚などはそのままなので檜佐木が拷問を受ければ解除してしまう恐れがあるので、やはり一対一では使いづらいという難点は残ってしまいます。

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