『懐玉・玉折編(通称:五条悟過去編)』で登場した黒井美里は星漿体の世話役を務める女性です。
今回は星漿体を巡る戦いでの黒井美里の活躍・生死についてご紹介したいと思います。
この記事で紹介する内容は?
- 黒井美里のプロフィール
- 黒井美里の活躍
- 黒井美里の生死について
黒井美里のプロフィール
引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社
【名前】 | 黒井美里(くろいみさと) |
【年齢】 | 31歳(2007年時点) |
【趣味・特技】 | マリカー |
【好きな食べ物】 | スイカ |
【苦手な食べ物】 | シャコ |
【ストレス】 | 天元様周りの話 |
【初登場】 | 単行本8巻第66話『懐玉』 / アニメ第2期 |
【出演回】 | 8巻第66話『懐玉』~9巻第76話『玉折』 |
【声優】 | 清水理沙 |
星漿体『天内理子』の世話係の成人女性で、意外にも年齢は31歳。
若く見られるため、この年齢にして学生と聞かれることもあるそうです。
容姿は、後ろで束ねたお団子にメイド用のシニヨンキャップを被せた使用人装束をしており、口調は敬語。
黒井家と星漿体の関係
黒井家は代々星漿体の世話係を任されているため黒井美里も星漿体との関りがありました。
黒井美里が天内理子の世話役をしている理由
黒井家は代々星漿体の世話役を生業にしていましたが、黒井美里はそれが嫌で一時期は普通に短大へ進学し一般職を目指していました。
しかし、天内理子に出会うと彼女に惹かれて一般職を取り止め星漿体の世話役として戻って来たそうです。
天内理子は幼い頃に両親を事故で亡くしており、以来美里が理子(当時4歳)の世話を務めてきました。そのため、夏油が「それじゃあアナタが家族だ」と何気なく返すと「……、はい」と少し涙ぐむような表情で答えていました。
理子とは家で遊ぶことが多く、美里はマリカーが超うまいとのこと。
なお、理子が苦手な椎茸を巧みに料理に混ぜ込んで食べさせている模様。
黒井美里の術式は?
美里に術式はないようです。
しかし、星漿体を守るために基本的な呪力の扱いと体術は修めているそうなので、過去編でも呪詛師相手に体術で成敗。夏油傑にも「なんだ、強いじゃないですか」と言われているので、術式は無くとも及第点くらいの強さはあると推察できます。
黒井美里の声優『清水理沙』さんとは?
◇ 清水理沙さんの情報 ◇
- 出身:神奈川
- 生年月日:1988年9月9日
- 職業:声優、女優
- 事務所:アクセント
- 『恋風』… 環央子
- 『神撃のバハムート GENESIS』… アーミラ
- 『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』… 速杉サクラ
- 『PSYCHO-PASS サイコパス 3』… 舞子・マイヤ・ストロンスカヤ
- 『デリシャスパーティ♡プリキュア』… 芙羽ここね / キュアスパイシー
黒井美里の活躍
引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社
単行本8~9巻収録『懐玉・玉折編』に登場した黒井美里。
美里が世話を務める天内理子とは天元との同化の適合者『星漿体』。天元は一定以上の老化を終えると術式が肉体を作り替えようと進化を始めてより高次の存在と成りますが、曰く、進化すると天元の意志が無くなるため最悪の場合天元自身が人類の敵になる可能性があるとのこと。
それを未然に防ぐために500年に一度『星漿体』と同化して肉体の情報を書き換える必要があります。
そして今回、星漿体──つまり天内理子の所在が漏洩したため、天元との同化が行われる二日後の満月まで天元の暴走による現呪術界の転覆を目論む『呪詛師集団Q』や天元を信仰崇拝する宗教団体『盤星教時の器の会』から理子を守る戦いが始まりました。
また、天元自ら星漿体の護衛任務を指名したのが当時呪術高専二年生だった五条悟と夏油傑であり、美里は二人とともに理子の護衛を務めます。
黒井美里の活躍と同行は以下の通りです。
- 一日目:呪詛師と交戦、五条悟と夏油傑と顔合わせ、拉致
- 二日目:沖縄観光
- 三日目:天内理子との別れ、伏黒甚爾と交戦、死亡
一日目:呪詛師と交戦、五条悟と夏油傑と顔合わせ、拉致
呪術高専から配属された五条悟と夏油傑はさっそく『呪詛師集団Q』の襲撃から天内理子と黒井美里を救出し、顔合わせ。
天元と同化すれば二度と友人・家族・大切な人達と会えなくなるという理由で天元は最大限天内理子の要望には応えるようにと指示し、美里たちは友人との最後の時を楽しむ理子を警護。
そして、暗躍するのが伏黒甚爾であり、盤星教側についた甚爾はまず五条悟が護衛する限り星漿体の抹殺は不可能とみて呪詛師御用達の闇サイトで天内理子に3000万の懸賞金をかけて呪詛師を利用することに。そうすることで五条の周りの術師と五条本人の神経を削るという作戦に出ます。
美里は紙袋を被った呪詛師と対峙しており、戦闘時には殺気を隠し切れないのか形相は凄まじいものに。モップを武器に間合いに駆け込むと、相手のカウンターを捌いて腕を絡め取りモップで股間を一撃。
なお締めの言葉は「お嬢様から何も奪うな、殺すぞ」ともはや別人。
そこに夏油が合流すると、夏油は美里が倒した呪詛師が分身であり、本命の星漿体の方へ向かったと五条に連絡。(美里がしとめた呪詛師はその呪詛師の分身術式で生み出された分身体であるため、星漿体が五条悟と一緒に行動していることを知るとその場から分身を消して本丸を追うことに)
連絡を終えた後、美里と夏油は急いで五条の元へ向かいますが、美里は万が一を考えてより早く現地に向かう術を持つ夏油を先に行かせると、美里は一人になったところを盤星教信者(非術師)に不意打ちされる形でやられてしまいます。
そして、信者は黒井を拘束した上でその画像を天内理子の携帯に送信すると取引場所を沖縄に指定するのでした。
二日目:沖縄観光
美里の取引場所に指定された沖縄に到着した五条・夏油・理子は、黒井の救出及び拉致犯を捕縛し一件落着(描写無しで割愛、既に美里と合流し海で遊ぶ)。
海ではしゃぐ理子と五条を遠目に眺めつつ、美里は夏油とともに敵の目的を相談。なぜ沖縄を指定したのかを危惧しており、念のため星漿体との同化に間に合わせないように空港占拠の可能性を念頭に置くことに。(なお、空港には当時一年生の七海健人と灰原雄が待機)
そんな心配をよそに沖縄観光を楽しむ理子を見て「いいんでしょうか観光なんて…」と不安を隠し切れない美里でしたが、美里は夏油からこの観光は五条が言いだしたことを聞き、何だかんだ理子の思い出作りに協力してくれる五条たちの姿勢に柔らかい笑みを浮かべました。(なお、五条は睡眠もとらずに常時術式を稼働中で警戒している模様)
こうして二日目は沖縄の観光名所や料理を楽しむのでした。
三日目:天内理子との別れ、伏黒甚爾と交戦、死亡
護衛三日目(同化当日)11:00には天内理子の懸賞金が闇サイトから取り下げられており、15:00には難なく高専管理下・都立呪術高専筵山麓に到着。その最下層『薨星宮』に天元はいます。
ここに入れば後は天元の居る場所に赴き天内理子が天元と同化するだけですが、美里はやはり理子が理子でなくなってしまうことから浮かない表情でした。
一方で、護衛任務をやり遂げた五条は三日間稼働中だった術式(無下限呪術)を解除することに。さすがに現時点ではまだ最強ではなかったため、寝ずの三日間フル稼働は疲労感満載の様子でした。
しかし、五条が無下限呪術を解いた瞬間に奇襲してきたのは伏黒甚爾であり、甚爾は背後から五条を刀で串刺しにすると、全員はようやく敵襲に気付くことに。
五条は術式は間に合わなかったものの咄嗟に呪力で強化して急所を避けており、致命傷に至らなかったものの、未知の敵を前に天内理子の護衛を優先と指示。夏油と美里は理子を連れて天元の元へ急ぐように仰ぐと、自身は伏黒甚爾の相手を受けもちました。
美里は夏油と理子とともに結界内に入るとエレベーターで最下層に向かいます。
そして、『薨星宮・参道』で降りると、この先は関係者の中でも特別な人間しか入れないため、美里はここで理子と別れを告げるのでした。
仰々しく手を揃えてお辞儀をする美里でしたが、その表情は今にも泣きだしそうなものでしたが、理子は「黒井、大好きだよ」と美里を抱きしめます。
そして、「ずっと…!!これからもずっと!!」と理子が号泣すると、美里も涙をこぼしながら理子を抱きしめながら「私も…!!大好きです…」と最後の別れを惜しむのでした。
なお、その様子を夏油は何とも言えないような表情で眺めていました。
こうして黒井美里の星漿体の世話役としての仕事は無事に全うすることとなり、天内理子と最後の別れを交わすのですが、その後、無常にも天内理子は薨星宮本殿前にて伏黒甚爾に殺害されてしまうのでした。
黒井美里の生死について
引用元:芥見下々『呪術廻戦』 出版:集英社
残念なことに黒井美里は伏黒甚爾に殺害されたものと思われます。
美里と別れた後、天内理子は夏油傑とともに薨星宮本殿前までやってきましたが、そこの広場で伏黒甚爾の奇襲で殺害されてしまいます。
甚爾は天与呪縛で底上げされた五感を用いて夏油たちの臭跡・足跡を辿って薨星宮へ続く扉を通ってきました。しかし、同じ道を通ってきたのなら同中で黒井美里と出会っているはずです。
その疑問を解消するように、単行本9巻第73話で夏油が甚爾にこう質問しています。
「途中に女性が一人いたハズだ。彼女はどうした」
夏油の質問に甚爾は「ん?あぁあのメイドか、多分死んでる」と答えているのです。
美里の性格上、五条悟を撃破して薨星宮に侵入してきた甚爾と対峙すればまず間違いなく戦闘すると考えられるので、甚爾は邪魔をする相手なら躊躇なく殺すでしょう。
しかし、甚爾が「運よきゃ生きてんじゃね?」と適当に付け足していたことから美里の生存を願う読者もいました。
ただ、夏油が甚爾にやられた際に天内理子・黒井美里・五条悟の死体が描かれたページが差し込まれており、引きのコマ割りですが美里は広がった血痕の上で後ろ向きに横たわっている様子が描かれていることから甚爾の前述の言葉通り『多分、死んでいる』と仮定できます。
更に、五条悟が反転術式で甚爾にやられた傷を修復して復活。甚爾を殺害して天内理子の遺体を回収したあとも黒井美里についての言及が一切なかったため、美里は死亡しているものと思われます。
まとめ
- 黒井美里は単行本8~9巻収録『懐玉・玉折編』に登場した星漿体・天内理子の世話役
- 黒井美里の年齢は31歳であり、術式は無いが呪力での戦いは習得済み
- 黒井家は代々星漿体の世話役を任されているが、美里は反発して短大に通ったものの、天内理子に惹かれて戻ってきた
- 黒井美里の声優は『清水理沙』さん
- 黒井美里の『懐玉・玉折編』の活躍と動向
一日目:呪詛師と交戦、五条悟と夏油傑と顔合わせ、拉致
二日目:沖縄観光
三日目:天内理子との別れ、伏黒甚爾と交戦、死亡 - 黒井美里の生死はおそらく『死亡』扱い
- 公式ファンブックでは黒井美里の年齢に『31歳(2007年時点)』と「享年」ではなく「時点」と意味深に書かれている
『懐玉・玉折編』で登場した黒井美里は短編ながらとても印象深いキャラクラーでした。
しかし、星漿体を巡る戦いの果てに惜しくも命を落とす最期を迎えており、必死に守ろうとした天内理子も伏黒甚爾に殺害されてしまう最期を迎えました。
美里の生死については言及されていないのでどこかで生存を願いたいところですが、逆に死亡に言及されないのも不穏かつ不可解ですね。
呪術廻戦 単行本8巻 作者:芥見下々 出版社:集英社 |
呪術廻戦 単行本9巻 作者:芥見下々 出版社:集英社 |
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