和の国編の終了後、ルフィ、キッド、ローの三船長はそれぞれの航路を進んでいきました。
ルフィはエッグヘッドで天才科学者『Dr.ベガパンク』と。キッドはエルバフで赤髪海賊団『四皇・シャンクス』と。そして、ローは黒ひげ海賊団『四皇・ティーチ』とそれぞれ邂逅しています。
今回は、ローが率いるハートの海賊団vs黒ひげ海賊団の詳細についてご紹介したいと思います。
この記事で紹介する内容は?
- ローvs黒ひげの詳細
- 黒ひげ戦の結末
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ローvs黒ひげの経緯
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
第1057話で和の国を出港したハートの海賊団は和の国を起点に『北東』へ向かっています。
そして第1063話『たった1人の家族』では、新世界のとある海域で黒ひげ海賊団と邂逅して海上戦を展開しました。
黒ひげ海賊団と遭遇したハートの海賊団は、覇気を纏った黒ひげの先制により潜水していたポーラータング号にダメージが入り止む無く浮上を選択。
陸が近い北東への上昇と戦闘準備を指示するローの姿は何と女体化しており、他の仲間の姿も女体化で登場。その理由は『シクシクの実』を食べたドクQの伝染能力による影響でしたが、ローは過剰な覇気を纏うことで能力を無効化し男の姿に戻ります。
陸に浮上したハートの海賊団を確認する黒ひげ海賊団のドクQ、オーガー、バージェスの3人。すかさずオーガーの能力『ワプワプの実』でバージェスと陸へワープすると、バージェスは『リキリキの実』でパワーアップした腕力により島の山を持ち上げてハートの海賊団へ投擲すると、ローはすかさず『ROOM』で山を切断。
そして、ドクQの『伝染』、オーガーの『瞬間移動』、バージェスの『怪力』の能力を分析する傍ら、ローたちの前に四皇・黒ひげがストロンガーに乗って登場します。
■ 双方の戦力図
- ハートの海賊団:船長ロー、ベポ、ハクガン、ペンギン、シャチ、ジャンバールなど
- 黒ひげ海賊団:船長黒ひげ、バージェス、オーガー、ドクQ、
ローvs黒ひげ
第1064話『エッグヘッド研究層』冒頭には先週に続きローvs黒ひげが収録。
ハートの海賊団が上陸した島は『勝者島』。黒ひげが迫る中、ローはハクガンにポータータング号の操縦を、シャチとペンギンに海中戦を指示します。
そして、ローは『R・ROOM』で黒ひげが乗るストロンガーを切断し足場を断つと、黒ひげは『R・ROOM』は情報に無かったことからローが覚醒技を使用したと驚愕。しかし、落下中にグラグラの実で放つ『震破』で反撃するとハートの海賊団のいる陸地が激しく振動し船員が衝撃波で転倒。
すかさずドクQがリンゴ爆弾を投擲するものの、今度は海中に潜ったシャチとペンギンが海水を口に含むと魚人空手『撃水』のような技を繰り出してリンゴ爆弾を空中で撃墜させます。
何でもシャチとペンギンは北の海の極寒港育ちらしく「海戦でおれ達に敵うと思うな!!」と豪語する実力を秘めていました。なお、2人が魚人並みに海中を移動し水を扱う攻撃をしたことから魚人説が浮上していますが、両親が津波に巻き込まれて死亡しているため魚人の血を引いている可能性は薄そうです。
一方でオーガーがローを狙撃しますがジャンバールが体を張って盾となり阻止すると、ローは『K・ROOM”衝撃波動“』を発動。黒ひげの体からローの刀の刀身が生えると次の瞬間には強烈な衝撃が黒ひげを打ち抜き、黒ひげは吐血とともに海へ落下していきました。
しかし、オーガーがワープ能力で黒ひげを回収。続けてワープを使い黒ひげはようやく陸地に上陸し、ローと黒ひげが地上で対峙します。
その間、シャチとペンギンは海中から黒ひげ海賊団の本船『サーベル・オブ・ジーベック号』を襲撃し、爆薬を使っているのか爆発をさせて船を沈める算段でした。
そして、ローのオペオペの実の能力を纏った剣と黒ひげのグラギラの実の能力を纏った拳が激突すると黒い稲妻の覇気が飛び散ります。しかし、そこで黒ひげはもう片方の手でヤミヤミの実の技『闇水』をローに向けるのでした。
ハートの海賊団の敗北とローの敗走
最後に黒ひげが『闇水』を発動してからしばらくハートの海賊団と黒ひげ海賊団の戦いは描かれませんでしたが、第1081話『黒ひげ海賊団10番船船長クザン』にて決着が描かれました。
気息奄奄と佇む黒ひげの姿とともに海中で大破したハートの海賊団潜水艇『ポーラーラング号』沈没と船員が沈む姿が描かれており、また、地上には敗北し倒れるローとベポの姿が。
ここで黒ひげの発言でロッキーポートでローに心臓を奪われた100人の海賊が海賊島で怯えて暮らしていると判明。
ローの心臓を持ち帰れば海賊たちが祝杯を上げて喜ぶと話す一方で、黒ひげは自分を『不老不死』にできるかもしれないローのオペオペの実を『売る』か『使う』かで懊悩。
そんな中、ベボは和の国でチョッパーから貰っていたランブルボールのようなものを服用し月が出ていないのにスーロン化すると、ローに迫る黒ひげたちを一振りで薙ぎ倒します。
黒ひげたちは大してダメージを負っていないもののベボのスーロン化に動揺。オーガーが反撃を試みるもベボは構わずに追撃し暴れまわると、倒れたローを担いで海へと逃亡。
黒ひげたちの猛撃を交わしながらベボが海面を泳いでいく中、ローは「戻れ…ベボ…!!仲間を…おいて…いけねェ…!!」と勝利島に置いてきた仲間を心配しますが、ベボは仲間を信じてほしいと説得しそのままローを抱えて海中へと潜り黒ひげ海賊団から逃げ続けるのでした。
こうしてハートの海賊団は黒ひげ海賊団に『敗北』を喫し、ローはベボに抱えられて敗走することとなったのです。
ローの再登場は?
2023年5月現在ではローの再登場はありません。
しかし、今回の黒ひげ戦では『敗北』ではなく『敗走』となっているほか、ローのオペオペの実の能力も奪われてないことからいつでも復帰はできるはずです。
また、単行本99巻第996話『最強がいる島』でローは鬼ヶ島の城内地下2階で歴史の本文を発見しており『D』の一族が辿る数奇な運命の意味を知りたいと発言しています。
Dの一族を神の天敵と呼ぶ者がいることをコラソンから聞いていたローは、ここで新たに生きる目的を見つけていますので今後の登場は充分に期待できます。
ただ、それがいつになるかは今のところ予測不能です。
同時期に黒ひげ海賊団の拠点でもある海賊島『ハチノス』では、コビーを奪還するためにガープ中将を筆頭に名の知れた海軍が上陸し戦闘を開始しているので、もし敗北したハートの海賊団の船員が黒ひげに捕まっているとすれば回復したローも関わったりするのでしょうか。
もしくはハチノスでの事件が解決した後に再登場するかもしれませんね。
まとめ
- ハートの海賊団は北東へ進んだところで黒ひげ海賊団と対峙
- 勝利島でハートの海賊団は黒ひげ海賊団に敗北
- ポーラータング号は撃沈
- ローとベボ以外の船員は全滅(生死不明)
- ローはベボが抱えて海へ飛び込み敗走
今回はローが率いるハートの海賊団と黒ひげ海賊団の激突について紹介しましたが、まさか新世界に入ってからほとんどの時間を麦わらの一味と過ごしたローが敗走するとは思いませんでしたね。
死亡フラグはビンビンでしたが、何かのアクシデントや横槍で生存すると予想していたところ、完全敗北で海賊団も壊滅するとは。
ただ、ローの能力は奪われていないのでもう一度どこかで再登場すると思われますが、果たしていつになるのでしょうか。
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ONE PIECE 作者:尾田栄一郎 |
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