【金色のガッシュ！！】大人ティオの筋肉すごすぎ！ガッシュと結婚は？続編で恵と再会し戦う？ティオの現在を紹介

漫画『金色のガッシュ！！』に登場した100人の魔物の子供の一人・ティオは、魔界の王を決める戦いの上位10人まで残りましたが、最後はクリアの攻撃からガッシュたちを守る盾となり退場しました。

その後、ガッシュが魔界の王となり魔物は全員蘇ると、最終回後は学校に通っている姿が描かれています。

しかし、2022年3月から連載される続編では、最終回から数年後、魔界が新たな敵の襲撃を受けて多くの魔物が殺害されたところから開始されており、ティオの安否が心配されました。

今回は続編『金色のガッシュ！！２』のティオの状況についてご紹介したいと思います。

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続編『金色のガッシュ！！２』の大人ティオの筋肉がすごすぎる

引用元：雷句誠『金色のガッシュ！！２』　出版：バーグディンボード

『金色のガッシュ！！２』で登場したティオは大海恵と背丈の変わらない身長で筋肉質な少女に成長していました。

ガッシュが19歳（6歳→19歳）に、そしてナゾナゾ博士が80歳（67歳→80歳）になっていることから前作冒頭からおよそ13年後の物語らしく、ティオも19歳になっています。

魔物の成長の仕方は種族によってそれぞれで寿命も異なるそうなので、ガッシュは見た目14歳程度に対し、ティオは筋肉量も相まって武人のような大人びた姿です。

なお、某海賊漫画の剣士が筋トレするように等身大以上のバーベルを担ぎ上げて上げ下げしている描写があるところ、普段から筋トレは欠かさず行っている模様。その成果か術を使用せずとも肉体のみで戦闘が可能です。

ティオの状況

『金色のガッシュ！！２』は正体不明の敵ベリエルとその手下に魔界が襲撃されてガッシュベルが死亡、またすべての魔本を燃やされて多くの魔族が敗北し蹂躙されたところから開始されています。

一方で敵陣営は1000年に一度の魔界の王を決める戦いの前年者、その上位10名で「死」を確認できていない魔物を調べあげてパートナーとともに殺害する算段であり、ティオと大海恵も敵の標的の一組となりました。

そのため、前作で活躍した100人の魔物の子の安否が気になるところですが、ティオは敵の討伐隊を退けつつ戦えない魔物30人ほどを連れて古い寺院に籠城していることが判明。しかし、敵によって魔物は術を奪われているため、ティオは術を使用できず己の肉体で戦うしかない状況でした。

また、ガッシュが自分の命を捨てて民を守って死んだように、ティオも最後まで自分の命を盾にして仲間を守る決意をして奮闘しています。

ティオと大海恵の再会

高嶺清麿の活躍で人間界でガッシュが復活を遂げた頃、敵勢力は前回の魔界の王を決める戦いの上位10名を調査し大海恵に狙いを定めていました。

そのため、魔界ではガンサー率いる討伐隊がティオたちが籠城する寺院を襲撃し、人間界では魔界から転移してきたポーラ王子と魔女のペアが大海恵を殺害するために行動開始していました。

寺院の扉を打ち破れたティオたちは果敢に応戦するも、仲間たちは次々と倒れることに。しかし、ティオは巨大な武器を振り回して敵を牽制し仲間たちの退路を作り出し、殿を務めます。が、仲間が逃げた道にも敵がすでに待機。そして、子供が重傷を負ったことで術の使えないティオは敵に術を奪われているため発動しない『サイフォジオ』を唱え続け無力さを嘆くのでした。

すると、ティオが涙を流したところで突如『サイフォジオ』が発動し子供の命は繋がれることに。

そして、ティオが顔を上げると目の前にはライブ衣装が焼け焦げた出で立ちの大海恵が魔本を構えて佇んでいたのです。

実は人間界ではポーラ王子と魔女のペアが大海恵を襲撃する直前に高嶺清麿とガッシュのペアが相対し戦闘。当日コンサート中だった恵の会場の外で戦闘が行われており、会場自体は敵の術によって人間には見えない炎の結界が張られていました。

恵はコンサート中にティオを思った曲を熱唱していましたが、なぜか脳裏に浮かび上がるのはティオが泣いている姿であり、異変を察知した恵はコンサートの休憩中に会場を抜け出すと炎の結界に直面。そして、その向こう側に魔本が浮かんでいるのを発見します。

ティオが泣いている姿を想起させた恵は意を決して炎に飛び込んで魔本を掴むと魔界に転移。気が付くとティオの目の前に立っていた──という経緯がありました。

恵が目の前に現れたことに当惑するティオですが、ガンサーたち討伐隊が攻撃を仕掛けてきたため再会の余韻にひたることもなく、すかさず恵がティオに指示を出し敵方向に『セウシル』を展開し防御。

そして、闘いながらもコンサートを抜け出し火傷を負ってまで助けに来てくれた恵に対しティオは涙を流して感謝を伝えるのでした。

高嶺清麿とガッシュのペアと再会

恵の助太刀によって『サイフォジオ』『セシルド』『マ・セシルド』を使えるようになったティオは反撃に出ようとしますが、敵に他の術は取られたままなので攻撃魔法はありませんでした。

そこで恵はガッシュの所在を訊ねますが、ティオはガッシュは自らの命を犠牲に民を守って死んだことを告げます。

魔界で何が起きているのか──恵はガッシュの死を知り逡巡しますが、ふと顔を上げるとティオの前に見慣れた黒マントを纏う少年が出現したため「あの金髪に黒マントはガッシュ君じゃないの？」と告げると、ティオは振り返って前方に突如現れたガッシュと思しき後ろ姿を確認します。

しかし、ティオはそれが他人の空似と思い再び恵の方を振り返るのですが、今度はティオと恵の中間あたりに高嶺清麿が突如出現したためティオは絶句。その最中、清麿とガッシュは『ザケルガ』で敵の雑魚を一掃するのでした。

驚くティオでしたが、恵と清麿の出現とガッシュの生存──かつての仲間が助けに来てくれたことに涙しました。

そして、四人の力でガンサーたちを退けると生き残った魔物を連れてゴームの能力でワープしてきた救助船に乗り込み竜族の聖地『龍の要塞ドラゴン・フォート』へ避難し、アシュロンと合流するのでした。

ガッシュが生き返ることを知らされていなかったティオは怒る

ガッシュは自分の命と引き換えに敵の襲撃で失った一千万近い魔物の命を救った後、残されたエネルギーでゼリィとオルモを蘇生させ自身の『生命いのちの欠片』を託しました。

そして、人間界に逃げおおせたゼリィとオルモはジギーが最後に残した紙（キヨマロという男の似顔絵）から見事に高嶺清麿を見つけ出し、清麿はガッシュの復活を成し遂げました。

しかし、生前のガッシュが二人に託した行為は確証のない賭けであり、敵に知られてはいけない極秘計画。また、仮に本当にガッシュが蘇るとしても、広大な地球上からゼリィとオルモが高嶺清麿を見つけられるのか、また、ゼリィとオルモが敵に殺害される恐れ、仮に高嶺清麿を見つけ出せても清麿がガッシュを蘇らせることができる遺跡を探し当ててくれるかなどの懸念材料が多く、この計画を知る者は限られていました。

そのため、ガッシュはティオにはこの計画を知らせなかったのです。

アシュロンと合流後、ガッシュ復活までの事情を聞かされると、ティオは「何でガッシュが生き返るって私は知らされてなかったの？」と怒気を孕ませ、恵も「そうよ！ガッシュ君、それって酷くない？」とガッシュに詰め寄ることに。

するとガッシュはティオがタフで生き残りやすい上に熱くなると敵味方関係なくベラベラ喋る可能性を危惧したため秘密にしていたことを白状するのでした。なお、恵はティオの性格を熟知しているのか、ガッシュの言い分を至極全うと思ったのか何も言えず冷や汗を流して目を逸らす模様。

しかし、当然真相を聞いたティオは烈火の如く怒り散らすとガッシュの胸倉を持ち上げて地獄の往復ビンタを叩き込み続けるのでした。

なお、その様子を尻目に清麿とアシュロンは他の情報を共有始めていますが、後ろでは今度は馬乗りになってガッシュを痛めつけるティオと、それを止めようとする恵の姿が描かれています。

また、ティオの攻撃が止んだあとは顔が膨れ上がったガッシュが描かれています。

ティオとガッシュは結婚した？

前作『金色のガッシュ！！』では、ティオはガッシュを見直しているものの最終回でとくに進展もなく終わりました。

また、2021年に発売された『金色のガッシュ！！20周年ありがとうなのだ！ブック』収録の外伝では、ガッシュは王様になっても変わらず自由奔放（マントで飛行するが中身が裸のため下から見上げれば下半身丸出し）のため、赤面しながら「だから一緒にいたくないのよ」と精神性がお子様のガッシュに呆れています。

そして続編『金色のガッシュ！！２』では、ガッシュとティオは19歳に成長していますが、作中で明言されていないものの雰囲気を見るかぎり二人は結婚および交際しているようには見えません。

これは種族の差はあれど魔物の寿命が比較的長いということが関係あるのかと思われますが、ティオもガッシュも既刊4巻の段階ではとくに相手がいるなどの情報は出ていません。

現在は本の使い手（パートナー）を集めるために人間界へ

清麿は人間界のエジプトにある遺跡で大量のミイラと石の魔本を発見し、ガッシュがジギーに託した清麿の似顔絵イラスト（清麿には似顔絵の他に第一の呪文ザケルが刻まれているのが見える）をゼリィから受け取り石の魔本に当てはめガッシュの赤い魔本を復活させました。

その後、遺跡を見つけた残りの石の魔本にガッシュの赤い本のページを一枚破って近づけたところ、真っ白な紙の本として復活。そして、清麿が復活させた計27冊の真っ白な魔本はそれぞれの持ち主のところまで飛んでいきました。

そのため、現時点でガッシュ、ティオ、キャンチョメの本が復活したことを脅威と捉えたベリエルたちが本の使い手を狙い始めたことを踏まえ、清麿とガッシュ、恵とティオはベリエルたちへの対抗手段として復活した27冊の本の使い手を集めることがこの戦いの必須条件となると考えました。

したがって、現在ティオは恵とともに人間界で本の使い手を集める活動を続けています。

まとめ

ティオの成長には驚きましたが、魔界がかなり大変なことになっているようです。

清麿が遺跡で魔本を復活させたことで恵がティオの魔本を手に入れ魔界へ転移することができましたが、ちょうどティオはガンサーたちと戦闘中だったため再会の感動を味わう暇がありませんでした。

恵にもティオの筋肉について触れてほしかったですが、描写外で筋肉について触れているかもしれませんね。

今後は清麿とガッシュが恵のピンチを救ったように、ティオと恵も前回の魔物の王を決める戦いに参加した本の使い手を救助しに向かうようなので展開が楽しみです。

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