【金色のガッシュ！！】シェリーの現在は結婚して子供がいる？夫は何者？『カード』の襲撃とブラゴとの再会のネタバレ

漫画『金色のガッシュ！！』に登場したシェリーは、魔界の王を決める戦いのラスト二組まで生き残りましたがガッシュ＆高嶺清麿のペアに敗北しました。

そして、連載当時18歳だったシェリーですが、何と続編『金色のガッシュ！！2』では子供を持つ人妻として再登場を果たしています。

では、シェリーは誰と結婚しどんな家庭を築いているのでしょうか。

また、ブラゴとは再会できたのでしょうか。

今回はシェリーの現在とブラゴとの再会についてご紹介したいと思います。

◆ この記事で紹介する内容は？

シェリーの現在｜結婚・子供・夫について ベルモンド家の『カード』の襲撃について シェリーとブラゴの再会 シェリーとブラゴvs『カード』のネタバレ

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シェリーの現在

引用元：雷句誠『金色のガッシュ！！２』　出版：バーグディンボード

名門・ベルモンド家の令嬢として育ったシェリーは、13年後、年齢は18歳→31歳となり、今では三人の子供を持つ母となっています。

後ろ髪は肩の辺りまで短くなっていますが縦ロールは健在でややぱっつん気味。洋服の趣味は変わらないようで、上品な貴婦人といった印象。

現在もフランスに居住しており、ベルモンド家当代として付近一帯の住民たちに寄り添い農作物の流通や教育、災害時の手助けなど、住人の生活を守り豊かにする義務を果たすかのように日々力添えをしています。

そのため、住人とは交流が多く気軽に挨拶を交わして相談に乗るといった生活を送っています。

シェリーの子供たち

• ジャン：長男。テニスが好き。
• ニコラ：次男。反抗期。ベルモンド家の育成方法に反発する。
• フローラ：長女（末っ子）。塾の宿題で満点をとる。

正確な年齢は不明であり、順に小学高学年から未就学児に相当する背丈。由緒あるベルモンド家の貴族として徳を積むために柔道、ピアノ、チェス、乗馬、塾などの習い事をして人格と教養を身に付ける──というシェリーの方針で育成されています。

一方でニコラは習い事で自由に友達と遊ぶ時間がないことに不満を抱いており、たまに習い事をさぼることも。また、当に貴族制が廃れているため貴族として徳を積むというベルモンド家（シェリー）の育成方針に反発するほか、後述で説明する父親の件にも難色を示しています。

基本的には母親として子供たちに好かれているシェリーですが、習い事による多忙と自由時間の無さに関してはニコラとフローラは思うところがある模様。なお、ジャンにおいては小さい頃から習い事をして地区チャンピオンになれたことはベルモンド家に生まれた特別な存在だからと誇りに思っており、習い事はやる気満々です。

シェリーも小さい頃は習い事で苦しんだ経験がありますが、今ではあの苦しみを乗り越えて良かったと前向きに捉えています。そのため、自殺を考えるほど追い詰めたら習い事を取りやめるつもりではありますが、自分という人間を磨くためにも子供たちには習い事を続けて欲しいと打診します。

苦しみを乗り越えた先に見える景色を手にした時、それが人生を支えてくれる輝かしいものに変わることを信じての育成方針でした。

シェリーの夫

シェリーの夫の名前はクロード。

貿易商を営む男性で、続編『金色のガッシュ！！2』で初登場。

しかしながら、家族を蔑ろにして休日も女性と浮気しており子供たちの育児や屋敷の管理などもシェリーと唯一の使用人である爺に任せっきりな体たらくからかなりのダメ男。

父親の浮気に関してはシェリーも子供も承知済みであるものの、クロードだけは自分の浮気がバレていないと思っている模様。

表向き、家庭内ではシェリーとクロードは良き夫婦を演じているものの実態は仮面夫婦であり、シェリーもクロードへの関心はない様子。しかしながら、ベルモンド家の習い事や屋敷の維持費など多方面で資金がかさむため、出資してくれるクロードと離婚する予定はないようです。

なお、『カード』に襲撃されてシェリーが負傷したことをメールで知らされた際には慌てて家に戻っていたため、シェリーの身を案じる程度には愛情が残っているようです。

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『カード』の襲撃とブラゴとの再会

引用元：雷句誠『金色のガッシュ！！２』　出版：バーグディンボード

前作からおよそ13年後（クリア篇から数えると12年後）、新たな敵組織が魔界を襲撃。

その際、多くの民が殺害されたためガッシュは自分の命と引き換えに1万人近い民を生き返らせて死亡。加えて、敵との戦いによって多くの魔物が死亡しており、ブラゴも徒党を組んだ敵勢力によって殺害されたことが判明しています。

しかし、本作では高嶺清麿がエジプトで発見した遺跡で棺（ミイラ）と石の魔本に命の欠片を注ぐことで死んだはずのガッシュを蘇らせるほか、27冊の魔本を白紙の状態で復活させると、魔本は持ち主のところへ飛んでいきました。

そして清麿がガッシュと魔本を復活した直後、敵の首魁と思われるベリエルは魔界の王を決める戦いに参加した魔物の子の内上位10名の魔物とそのパートナーが障害になると考えて優先的に殺害を指示したのです。

そのため、数日後にはシェリーの下に『カード』と自称する敵組織の精鋭たちが襲撃に現れました。

『カード』の襲撃とシェリーの攻防

魔界から現れた『カード』はジリオン、リーザ、ジモダ、ガムの4名であり、突如ベルモンド邸宅内に出現。

まず『カード』の一人ジモダがニコラの事実に現れるとニコラは突然部屋の中に得体の知れない生物が現れて絶叫。すぐに自室から飛び出して駆け出すと、階段を尻もちをつきながら転げ落ちます。が、ジモダが襲い掛かろうとしたとこでシェリーがジモダの顔面に上段蹴りを叩き込みニコラを救出。

ニコラは階段を滑り落ちた際に足を痛めたようですが、間髪入れずにフローラの悲鳴が上がると、今度はフローラの自室に『カード』の一人リーザが出現。リーザは食虫植物のような触手を背中から展開してフローラを襲撃しようとしていました。

シェリーはジモダを蹴り飛ばした直後にニコラを抱えて二階のフローラの自室へ駆けあがると、すかさずフローラの部屋に飛び込みベッドのシーツを翻し目晦ましにしてフローラを抱え逃亡。

そして、子供二人を抱えながら廊下を疾走しつつスマホで爺に連絡を取ると、子供たちを連れて逃げるように指示。が、一階に差し掛かったところで別の『カード』の敵二体（ガムとジリオン）と遭遇。ガムはその熊を凌ぐ巨体でジャンを掴んでいるところでした。

文字通り息子を握られている状態では手出しできないと悟ったシェリーは歯噛みしますが、ここで爺がライフルでガムの腕を狙撃し、ジャンは手放されることに。シェリーはすかさずジャンをキャッチすると子供たちを正面玄関から外へ逃がし爺が待つ車庫まで走るようい言い聞かせます。

しかし、ニコラは足を痛めていたため転倒。駆け寄るシェリーの背後からジリオンが術のストック瓶から『グラビレイ』を放つと、シェリーとニコラは床にへばりつくように重圧をかけられて身動きできなくなるのでした。

シェリーはすぐにブラゴの『グラビレイ』であると悟りますが、心配して立ち止まるジャンにフローラを守り爺が待つ車庫まで走るよう指示。そして、二人が走り去った後、呪文を使用する謎の生物＝魔界の魔物だと推察し、なぜブラゴの『グラビレイ』を使えるのか訊ねました。

しかし、ジリオンからの返答はブラゴが死んだという衝撃的なものでした。

シェリーが彼らの言い分を信用したのか定かではありませんが、すぐに思考を切り替えて次に敵の目的を聞き出します。

すると敵の目的はシェリーの命であり、子供はシェリーが逃げ出さないための人質であると教えてくれたため、シェリーは自分の命と引き換えに子供たちの安全を願い出ます。

以外にもジリオンはシェリーの提案をのむと『グラビレイ』を解除。シェリーはニコラに逃げるように言いますが、ニコラは母が殺される恐怖心で動けないでしました。しかし、シェリーはニコラを守ることができれば自分の死は怖くないと主張すると、必ず守るから勇気を出して走れと鼓舞するのでした。

ニコラが足を引きずりながら逃げ出したところでシェリーはジリオンに体当たり。大人しく殺されるつもりのないシェリーに『ギガノ・レイス』を放つジリオンですが、シェリーはすかさず近くのリーザの衣服を引っ張り引き寄せて盾代わりに使用。

と、ここまでシェリーの反撃でそこそこ立ち回れたかと思われましたが、やはり相手は人間ではないため描写外（痛めつける擬音が鳴り響く）で敵の攻撃に遭うと、シェリーの左足は折られ立ち上がれないほどの重傷を負わされるのでした。

しかし、シェリーがボロボロにやられたところでニコラが引き返してくると、正面玄関外からジリオンたちに石を投げつけます。こんな時にも家を空けている父を恨みながら母から離れろと叫び、石を投げ続けるのでした。

当然子供の石投げ程度でダメージはなく、ジリオンはニコラの目の前で母の殺害を決行。

一方で、シェリーは戻ってきてくれたニコラにお礼を言うものの、最後の力を振り絞って「もうママはあなたを守れないから逃げて」と告げつつ膝をついたまま敵を行かせまいと身を挺すのでした。

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ブラゴの復活

ジリオンはパートナーのブラゴの術でシェリーを葬ると決めて『ギガノ・レイス』を発動。

しかし、もう動く力が残っていないシェリーでしたが、なぜかジリオンが術を使用する直前に『走れ！』と懐かしい声が脳内に響き振り返りました。振り返ってみても、そこには玄関外に立ちすくむニコラと何もない景色が広がっているだけでしたが、シェリーは確信めいたものを感じました。

そのため、ジリオンが『ギガノ・レイス』を放った直後、シェリーは折れているはずの足で踏ん張り血を流しながら立ち上がると正面玄関を走り抜けて『ギガノ・レイス』の直撃を回避。また、ニコラを抱き抱えてその衝撃から守ると、その足でさらに遠くへ走り出すのです。

これにはジリオンたちも絶句。

ジリオンはすかさず『グラビレイ』でシェリーを捕えようとしますが、シェリーは足を抑えつけられても気合で脱出し、叫び、折れた足で疾駆。

すると突然目の前にヘリコプターが現れると、ヘリは等身大以上もある棺をシェリーの前に降下させました。シェリーがヘリコプターを見上げると操縦席の隣にアポロの姿を確認。

そして、シェリーの前に棺が置かれると同時に白い魔本が出現し輝くのです。

ジリオンはヘリコプターを墜とそうと『グラビレイ』を放ちますが、いつの間にか彼らの横方向に忍びよっていた高嶺清麿とガッシュが『ザケル』を発動させ、ジリオンは感電。その隙に急接近しガッシュがジリオンと組手をすると、清麿はジリオンの鞄から『ブラゴの術が封入されている瓶』を掠め取ります。

そして、ガッシュが瓶を受け取りシェリーへ投げ渡すと、白い魔本に術を入れろと指示。

ガッシュから瓶を受け取ったシェリーが白い魔本にブラゴの術を入れるとたちまち黒い魔本に変化。また、そのタイミングでアポロがヘリコプターの中に置かれた箱から『ブラゴの命の欠片』を取り出すと、命の欠片がヘリコプターから飛び出して棺の中へ入り込みます。

この三つが揃った刹那、棺が輝きました。

そして、ジリオンが『ギルファドム・バルスルク』を使用してシェリーに飛び掛かったところ、棺の中から太く逞しい腕が飛び出してジリオンの攻撃を防御。

ジリオンはもう一度拳を振り上げるとシェリーは魔本を構えますが、それと同時に成長した姿のブラゴが棺を破って姿を現すのでした。

ブラゴ無双

復活したブラゴの容姿は人間の姿のアシュロンを彷彿とさせる巨躯と筋肉量（年齢は14歳→27歳に）。

ジリオンがもう一度殴りかかろうとしたところでシェリーが『ギガノ・レイス』を唱えようとしますが、何とブラゴは気合のパンチ一回で『ギルファドム・バルスルク』で巨躯となったジリオンの右腕を木端微塵に。

肉体強化もなく素の身体能力で強化したジリオンの肉体を砕いたブラゴの力に唖然とするシェリーと他『カード』一同。

しかし、ジリオンが残った左腕でもう一度殴打を繰り出そうとすると、今後はブラゴはおもむろに右手を翳して「ひざまずけ」と言い放ちます。が、呆気にとられていたシェリーが呪文を唱えるのを忘れていたため、ブラゴはシェリーに呪文を催促。そして、『グラビレイ』を発動させジリオンを地面に這いつくばらせるのでした。

なお、直後にブラゴは地面に這いつくばったジリオンの顔面に左パンチを繰り出して首を吹き飛ばすのでした。

その威力を見た『カード』一同に加え、シェリーや清麿は唖然としますが、ガッシュだけはブラゴの成長を知っているせいか信頼しているような表情を浮かべています。

しかしながら、清麿だけは心の中で「呪文いらねー」と真顔でツッコミを入れるのでした。

また、ライフルのスコープで現場を見ていた爺はシェリーの安否を確認したところで「たくましくなられましたな」とブラゴの成長を見て安堵しています。

シェリーとブラゴの再会と『グラビレイ』の応急処置

シェリーの第一声は「お…大きくなったわね」と見たままの感想。

一方でブラゴは13年のブランクでシェリーがなまっていないことを確認すると、シェリーの傷の手当てを開始。『グラビレイ』の重力で骨の周りの筋肉を強く圧迫すると自身の衣服を破り包帯代わりに巻き付けます。

これは『グラビレイ』の重力を下方向以外に働かせた応急処置ですが、処置前と比べると格段に機動性は回復します。

なお、シェリーはブラゴが怪我の手当をするという変わりぶりに一番驚きました。

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ジリオンとの決着と『カードの撤退』

首を吹き飛ばされたジリオンですが、どうやら死んではいない様子。

リーザが『合力』を使用したことでジリオンは一定時間後に死亡するリスクを負う変わりに一時的に強力な力を手に入れ外見が変貌。『合力』使用により、今度はブラゴのパンチを生身で受け止めるほどパワーアップしました。

『合力』使用のジリオンに残された時間は残り約12秒。

右腕に装着された百足のように刃がついた鞭を振るうと、受け止めたブラゴの腕が骨折。鞭の刃がブラゴの首をとらえかけたところでシェリーが『ギガノ・レイス』を唱え退けると、そのまま『合力』状態ジリオンに迫りダメージを与える結果に。

ジリオンは次に本の持ち主であるシェリーを死角から襲いますが、シェリーは難なく回避しつつ『グラビレイ』を詠唱。鞭を重力で抑えつけたところで、ブラゴは気合のパンチで鞭がついたジリオンの左腕を破壊。

その勢いで本体に止めを刺そうとしたところ腹部から暗器が出現。寸前でシェリーが指摘したためか、攻撃をわずかに回避し、暗器はブラゴの急所を避けて肩に刺さることに。

が、この暗器はブラゴを攻撃するとともにシェリーの意識を向けるものであり、本命は『グラビレイ』で抑えつけられた鞭。鞭は左腕から切り離されても動き出すと、シェリーを襲撃しますが、やはりこれもシェリーは怪我をしているとは思えないほど華麗に回避するのでした。

重傷を負った人間が死角からの攻撃を回避してみせたことに驚きを隠せないジリオンでしたが、気が付けばブラゴがジリオンの頭に手を置いており、「なぜシェリーを甘く見た？あいつはオレのパートナーだぞ？」と警告すると、シェリーが『ギガノ・レイス』を唱えジリオンの頭部を消し飛ばすのでした。

なお、ジリオンは元々ブラゴと戦いたかったらしく、仲間が徒党を組んでブラゴを倒したことに不満を抱いていた様子。しかし、復活したブラゴと戦えたため願いが叶い満足したようで、死に際には最高の戦いができたと独白して散りました。

また、ジリオンの意思はその場の『カード（ガム、ジモダ、リーザ）』にも伝わっていたらしく、ガムとジモダは清麿とガッシュの足止めに専念し、リーゼも戦闘には意欲的に参加せず、ジリオンとブラゴの戦いを邪魔しないようにしていました。

そのため、ジリオン死亡後は大人しく魔界へ撤退しています。

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シェリーとブラゴのその後

清麿とガッシュの助太刀、アポロの協力、そしてブラゴの復活によってベルモンド家を襲撃した『カード』を撃退できたシェリーですが、依然重傷です。

とは言っても死ぬほどの怪我ではないらしく、戦闘後はその場に介した誰かの応急処置を受けており、三人の子供とも合流しています。残念ながらティオは魔界にいるため人間界の病院で治療を受けることになりますが、搬送前に清麿から現在の魔界の状況を聞かされることに。

なお、魔物の命がたくさん奪われたと聞いた際にブラゴを見やりますが、ブラゴがそっぽを向いたため彼の死因は意地でも話さないだろうと諦め武士の情けで聞かないことにしました。

久々に清麿たちに会ったものの、清麿は魔物の本の持ち主が敵に狙われているためすぐに他の本の持ち主の下へ駆けつけなければならないと事情を説明すると、忙しなくアポロのヘリでベルモンド家を旅立ちことに。

そして、清麿たちを見送った後、シェリーはベルモンド家に到着した救急隊員によって担架で運ばれるのでした。

クロードに説教をするブラゴ

シェリーが救急車に乗る直前、クロードが帰宅。

どうやら誰かがメールを送ったらしく、シェリーが怪我をしたという情報を知って急いで戻ってきたようですが、思った以上に重傷のシェリーを見て当惑。

父親らしく妻と子供たちの安否を心配しながら駆け寄りますが、ジャンとニコラがシェリーの前に立ちはだかるとシェリーが大変なときに会社を休み他の女性と会っていた父親を叱責。

女遊びがばれていたことに焦るクロードは親に生意気なことを述べるニコラを説教しようと憤慨しますが、ブラゴが突然クロードが乗ってきた高級車を殴り潰して破壊したため青褪める硬直。

そして、ブラゴがクロードの首を掴み上げて「お前はドコで何をしていた!?」と青筋を立て睥睨すると、クロードは完全に縮こまるように怯えながらシェリーに謝罪するのでした。

なお、その傍らで制止していた救急隊員に向けて爺が作業に戻ってよいと伝えると、シェリーはブラゴにお灸をすえられるクロードを尻目に救急車両に乗せられ運ばれていくことに。そして、サイレンを鳴らして走る救急車の中でシェリーはすっきりした顔で「助けてあげない」と独白するのでした。

シェリーの今後の活躍は？

今回の『カード』襲撃でシェリーは骨折の他にも怪我を負っており、しばらくは入院が必要だと考えられます。

また、清麿とガッシュが復活させた魔本が全部で27冊であり、本の持ち主27人（フォルゴレ、恵、シェリーは救出済で、アポロは魔本を持っていないことから対象外？）全てが登場するとなると、しばらくシェリーの登場はなさそうです。

ティオがいれば骨折もすぐ完治できますが、現在ティオは魔界の重傷の患者を治療してから人間界に戻るとのことなのでティオの到着もしばらくは期待できません。

とはいえ、仮に27人分再登場回が描かれるとしてもそこまでシェリーの復帰が遅れるとも考えらませんし、『カード』と戦うにはブラゴの力も必要なため、どこかのタイミングで怪我から復帰して戦線に立つことは確約されているようなものでしょう。

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まとめ

前作で最後の二組まで生き残ったシェリーですが、その身体能力は30歳を超えても衰えていませんでした。

家族がいることには驚きですが、シェリーが貿易商を営む夫・クロードの資金頼りというもは意外です。しかし、夫との関係は仮面夫婦でありながらも、子供たちに関してはお互いに信頼関係が築けていたのは何よりでした。

一方でブラゴは想像を遥かに超える成長を遂げており、呪文無しでも敵を完封できる強靭な肉体を手にしていました。

今の所、徒党を組んだとはいえあのブラゴを敵勢力がどうやって倒したのかは明かされていませんが、今回の敵は同じ『カード』相手に無双するブラゴが一度倒されるほどに強敵だということでしょう。

今回の戦いでシェリーは重傷を負ったため一時離脱しますが、復帰後の活躍が楽しみです。

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