【ヴィジランテ】ナックルダスターの正体は元プロヒーロー?個性を失った理由はAFOに奪われたから?

ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-

『僕のヒーローアカデミア』のスピンオフ作品『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』。

本作の主人公・灰廻航一の師匠であり、航一とポップステップの三人体勢で自警団活動をする正体不明の男・ナックルダスターですが、その正体は元プロヒーローであることが作中で描かれています。

つまり、元々は「個性」を使うヒーローとして活動していたわけですが、なぜ現在は「無個性」となってしまったのでしょうか。

今回はナックルダスターの正体と無個性になった理由をご紹介したいと思います。

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ナックルダスターの正体は?

『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』超速ヒーロー・オクロック

引用元:古橋秀之・別天荒人『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』 出版:集英社

灰廻航一の押しかけ師匠となった鉄拳掃除人・ナックルダスターの正体は元プロヒーロー『オクロック』こと雄黒巌(おぐろいわお)45歳です。

とある事情で個性を失い「無個性」となってしまったため、現在はヒーロー活動を休止。とある目的のために覆面をして『トリガー』の出所を探っています。

航一らには働いていないと思われていたものの、日中は東鳴羽田界隈のように自治体や町内会の働きが行き届きにくい地域のサポート活動を行っており、表向きにはNPO法人シビルアシストの鳴羽田エリア代表・黒岩武司の名でいくつかの企業た非営利団体を掛け持ちしています。

超速ヒーロー・オクロック

ナックルダスターのヒーロー名は超速ヒーロー・オクロック

脚本の古橋秀之先生曰く、アメコミのザ・フラッシュを意識してマスクと全身タイツスタイルの正統派ヒーローをデザインしてもらったとのこと。作画担当の別天荒人先生はデザイン案にM78星雲系の要素を混ぜてデザインしました。

ベテラン世代の犯罪対応専門家として名の知れたヒーローで、得意技は加速の個性を活かした瞬間4撃の高速連打です。

しかし、ある時期を境に活動休止となり数年前にはヒーロー資格の更新も停止状態。とある界隈では仮面を割られ個性を奪われ死亡したと言われています。

個性「オーバークロック」の能力

「オーバークロック」の本質は脳機能の賦活(認識と思考の加速による体感時間の遅延)。意識を集中すれば周囲が完全に静止しているように感じられる脳機能に作用する個性であり、能動的な打撃を試みる際はおよそ2・3倍~10倍程度、不意の非常事態に対応する際は数十倍程度と精神状態によって加速率は変化します。

オーバークロック使用時は客観的に「高速」移動しているように見えます。

一方で、オーバークロックによって加速した脳は大量の酸素を消費するため、加速には制限時間があり、激しすぎる活動に脳が息切れを起こすデメリットが存在。加速率が高ければ高いほど脳の消耗が激しく、過度の緊張や集中を伴う状況では通常よりはるかに早く時間切れを起こすことになります。

また、能力の応用として、他人が会話中に漏らす無意識の表情を捉えそれに合わせて自らの応答を即時に調整することもできます。

この個性自体は誰が相手も常に先手を取れる優秀な個性であるため、本来は不意打ちでこそ真価を発揮できる個性。仮にこの個性を敵にした場合、奇襲意外はすべて回避されてしまうので初撃で仕留めるか個性を使う隙を与えないことが絶対条件となります。

「オーバークロック」の対策

「オーバークロック」を敵にした場合、逆に加速を使用させて脳の息切れを引き起こすのが得策ですが、他にも対抗策はあります。

手っ取り早く個性を封じる手段として脳震盪を引き起こすことです。脳震盪を引き起こせば物理的に加速を使用できないため、早い話、個性を使われる前にボコボコにすれば加速を使用させずに拘束することができます。

「無個性」になった経緯

事の発端は「地下闘技場の乱闘事件」に遡ります。

7年前、大阪某所で開催される『UGマスカレード(非公式の仮面舞踏会)』にて負傷者・行方不明者が複数名出ている、興奮剤や個性増強剤が用いられる疑惑があるとして、警察は薬物事件の線で調査を続けており、オクロックも犯罪者の一網打尽計画に協力していました。

地下闘技場の乱闘事件

オクロックはまず単独でUGマスカレードの選手として出場することで内部に難なく侵入すると、わざと敗北し敗者として地下格闘の医務室へ潜入し違法薬物運用の証拠を押さえるという役割を全うしますが、脱出の間際に黒幕が会場内に「個性増強ガス」をばら撒き参加者や来場者の個性を暴走。

オクロックは参加者である乱波肩動と、地下格闘に乱入してきた当時女子高生の兎山ルミに身分を明かして協力要請すると、会場内で黒幕の刺客である「フードの男」と交戦。その最中、兎山ルミを会場から脱出させることに成功すると、兎山ルミはオクロックの指示で外に待機していた警察にオールマイトの救援要請を伝えます。

じきにオールマイトが到着する──こうして今回の黒幕であるAFOと黒霧は撤退準備を始めますが、オールマイトが到着する前に会場内で暴走した人間を街中に解き放ち事態収拾までの時間稼ぎを行うと、その間、貴重な個性「オーバークロック」を持つオクロックとフードの男の戦闘を観戦します。

しかし、AFOの時間稼ぎもむなしくオールマイトは街中の事件を手早く解決。また、連絡役を務めた兎山ルミが即座に会場内に戻ってオクロックや乱波肩動とともにフードの男と交戦したため、結局、オールマイトが現着し撤退を余儀なくされました。

オールマイトがフードの男を殴り倒す直前に黒霧の個性を使い回収することになります。なお、このフードの男は本編で登場したフードちゃんの進化前の姿。

AFOに個性を奪われる

実は「地下闘技場の乱闘事件」もAFOの計画の一部分であり、希少にして有益な個性・オーバークロックを奪うためのシナリオでした。

地下闘技場の乱闘事件では運良く味方を動員できたことやオールマイトの到着が間に合ったことで個性を奪われることはありませんでしたが、その後、ヒーロー活動中に追っていた犯罪の先でAFOに辿り着くと巨悪を前に一方的に敗北し「オーバークロック」を奪われることに。

個性を失ったオクロックは自らの無力を自覚し惰性に埋没してしまうと、絶望から自棄に走り己自身が他を害する怪物になってしまったのです。

顔の傷跡

ナックルダスターの顔には覆面では隠しきれない傷跡がありますが、7年前の「地下闘技場の乱闘事件」時にはその傷跡はありません。

しかし、その後AFOとの戦闘中に顔面を鷲掴みされており、その際に血しぶきが舞っていたことから、おそらく顔の傷跡はAFO戦で負った負傷であると思われます。一方で、AFOがなぜ個性奪取後にオクロックを殺害しなかったかは謎です。

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まとめ

以上、ナックルダスターの正体と無個性になった理由の紹介でした。

スピンオフ作品として描かれた『ヴィジランテ』ですが、本作の真の黒幕はAFOであり、ナックルダスター(オクロック)の個性は希少かつ有益であるため、AFOに目を付けられてしまいました。

ちなみに、本編でAFOが死亡した際にAFOが奪った個性も全て消滅したため、ナックルダスターの個性も今後復活することはありません。

ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS- 1
ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-
作家:古橋秀之 / 別天荒人 / 堀越耕平
出版:集英社

『ヒーロー』。政府認可の下、生まれ持った強力な‘個性(チカラ)’を生かし、世のため人のために活躍する「選ばれし存在」。だが世界には、俺たちのようなショボい‘個性’の「選ばれなかった者」も存在する。そんな俺らが向かう先、それは『非合法(イリーガル)ヒーロー』!?

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