漫画『ONE PIECE』のキャラクターであるステューシーは、ホールケーキアイランド編から登場していますが、エッグヘッド編でその素性が明らかにされました。
世界政府諜報機関CP0のステューシーがベガパンクとどのような繋がりがあるのでしょうか。
今回はステューシーの正体についてご紹介したいと思います。
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ステューシーのプロフィール
【名前】 | ステューシー |
【所属】 | CP-AIGIS 0 |
【年齢】 | 不明 |
【身長】 | 179cm |
【誕生日】 | 4月24日 誕生日の由来:ス(中国語の4)テュー(2)シ(4)ー |
【星座】 | おうし座 |
【血液型】 | S型 |
【好きな食べ物】 | アップルパイ |
【声優】 | 金月真美 |
ステューシーの初登場はホールケーキアイランド編のヴィンスモーク・サンジとシャーロット・プリンの結婚式(単行本86巻第860話『10:00 開宴』)。
WCIに招待されたステューシーの異名は『歓楽街の女王』でしたが、それは仮の姿。その素性はサイファーポールの最上級機関世界貴族直属の組織『CP-AIGIS 0(サイファーポールイージスゼロ)』の諜報部員であることが判明しています。
なお、初登場の段階でウェディングドレスに身を包むプリンを見て「昔の私を見てる様だわ」と呟いたところ「何十年前やネン」とツッコまれたことから実年齢はそこそこ高いと予想されていました。
『CP-AIGIS 0』としてのステューシー
世界会議編にて、ステューシーはロブ・ルッチらとともに正式に『CP-AIGIS 0(サイファーポールイージスゼロ)』のメンバーとして再登場。
ワノ国篇ではルッチとゲルニカの通話中に少し登場していますが、出番はありません。その後、エッグヘッド編ではベガパンク暗殺の指令が下りルッチとカクとともにエッグヘッドへ出航しています。
CP0は建前としてセフィラムSベアの返却を理由にエッグヘッドへ寄港しますが、何者かが情報を漏洩していたため、すでにベガパンクは政府が自分を暗殺するためにCP0を派遣している事実を突き止めており、CP0の上陸を拒否。
しかし、ルッチの判断でセラフィムSベアの能力を使い島内へ無理矢理侵入しサテライトの一人『暴』やルフィと戦闘することに。
なお、ここまでステューシーが戦闘に参加するこは無い模様。
ステューシーの正体
引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社
ステューシーの正体が判明したのは単行本第1072話『記憶の重さ』。
CP0はエッグヘッドに強行上陸した際にルフィと戦闘。その後、ルフィたちが本体と猫とともに研究層に籠城するものの、研究層迎撃システムフロンティアドームが解除されるというアクシデント発生します。
罠を疑うルッチたちですが好都合のトラブルにCP0はセラフィムを連れて研究層へ侵入し、ちょうどサニー号が補完されている上階に到着。そこには船番をしていたゾロとブルックがいたため、2:7の構図で戦闘に突入します。(ゾロ、ブルックとルッチ、カク、ステューシー、その他セラフィム)
しかし、ルッチがセラフィムに研究層の破壊を命じたところ、戦闘の最中に突然ステューシーが獣型状態のカクの首に噛みつき眠らせるのです。
ステューシーの突然の裏切りに困惑するルッチでしたが、次のコマにてステューシーの正体が『元ロックス海賊団ミス・バッキンガム・ステューシーの複製人間』であり『違法な研究機関MADSが作り出したクローン実験成功体第1号ステューシー』という衝撃の事実が明かされるのでした。
ステューシーとベガパンクの関係
正体を現したステューシーはカクに続きルッチを眠らせると、電伝虫を通して二人を眠らせたことを猫の一人『正』に報告しています。
また、正と麦わらの一味の会話にてベガパンクが諜報機関の中にスパイを送り込んでいたことが判明しました。(本来の意図とは違うものの、結果的にそうなった模様)
したがって、ステューシーは単独で20年以上世界政府に潜伏していたことになります。
ステューシー自体はMADSが作り出したクローン実験成功体第1号とのことですが、当時所属していたDr.ベガパンク、シーザー・クラウン、クイーン、ヴィンスモーク・ジャッジ、バッキンガム・ステューシーの全員が関わっているのかは今の所不明。
しかし、平和研究所MADSの所長だったベガパンクと複製人間の元となるバッキンガムは確実に関わっている筈なので、ステューシーからしてみれば二人は親のような存在であり、ベガパンクからしても子供のような存在かもしれません。
そのため、ステューシーは元々ベガパンク側の味方になりますので、正体発覚後は政府を裏切りベガパンクをエッグヘッドから脱出させるために他の猫や麦わらの一味と協力しています。
また過去篇では、これから改造人間となるくまに向けてステューシーは「自我のない『人間』と自我のある『複製人間』どちらが不幸かしら」と述べていますが、ベガパンクは「お前は人間じゃ」と怒っているため、ベガパンクはステューシーを一人の人間として扱っているようです。
ステューシーの実年齢
ステューシーの年齢に関しては未発表。
ですが、
- MADS時代のクローン実験成功体第1号である
- MADS解散は20年か30年以上前の出来事
- ステューシーは20年以上世界政府に潜伏している
などの情報から最低でも20年から30年かそれ以上生きている計算になります。
また、ホールケーキアイランド篇で「何十年前やネン」とツッコまれていたことから、見た目の年齢よりもかなり実年齢が高いと推測されるため、実際の年齢は30歳後半以上かもしれません。
容姿の若さについては複製人間だから若いままなのか、それとも悪魔の実の能力に由来するものなのか、はたまた単純に作画の問題(シャクヤクなどの例)なのかは現時点で不明。
ステューシーの悪魔の実の有無
ベガパンクは悪魔の実の伝達条件を解明し悪魔の実を人や物に与える技術を確立しています。
そしてステューシーも蝙蝠のような翼と牙を生やしていたことから『ドラキュラ』などの悪魔の実の能力を有していると考察されていますが、未だ確定情報はありません。
セフィラムの場合は『グリーンブラッド』と呼ばれる人工血液(悪魔の実の能力者の血統因子を生成し超人系の能力を有する能力の複製技術)を供与していますが、ステューシーの能力的には動物系に近いもの。
また、『グリーンブラッド』には能力者のリスクごと供与されるというデメリットがあるため、もしステューシーが悪魔の実を食べていなくても海水や海楼石で身動きを封じられることがあればこの技術の一環が使用されている可能性もあります。
とはいえ、セラフィムと違いクローン実験成功体第1号とのことなので、彼女自身が単純に何かの悪魔の実を食べた可能性の方が高そうです。
まとめ
ステューシーの正体についてまとめ
- ステューシーは『歓楽街の女王』改めサイファーポールの最上級機関世界貴族直属の組織『CP-AIGIS 0(サイファーポールイージスゼロ)』の諜報部員
- ステューシーの正体は『元ロックス海賊団ミス・バッキンガム・ステューシーの複製人間』であり『違法な研究機関MADSが作り出したクローン実験成功体第1号』
- ステューシーを作り出したのは当時MADSに所属していたDr.ベガパンク、シーザー・クラウン、クイーン、ヴィンスモーク・ジャッジ、バッキンガム・ステューシーの何れか
- ステューシーの年齢は不明だが『MADS解散は20年か30年以上前の出来事』『20年以上世界政府に潜伏』であるため、20、30~以上と予想
- ステューシーの悪魔の実の有無は不明だが、蝙蝠のような翼と牙を生やしていたことから『吸血鬼(ドラキュラ)』のような能力の実を食べているか、ベガパンクの技術で使用可能の可能性がある
ホールケーキアイランド編からちょこちょこと登場していたステューシーでしたが、エッグヘッド編にてミス・バッキンガム・ステューシーの複製人間という衝撃的な事実が明かされました。
スパイを送る立場の世界政府諜報機関に逆に潜入していたステューシーは何気に重要人物でしたね。
なぜ見た目が若いのか、悪魔の実の能力は保有しているのか、複製人間というリクスが何かあるのか──謎はまだまだ残されていますが、エッグヘッド編の今後に目が離せません。
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ONE PIECE 作者:尾田栄一郎 |
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