【ワンピース】プリンが誘拐された理由は?三つ目族とポーネグリフに関係?

ビッグ・マムの娘のシャーロット・プリン ONE PIECE

ホールケーキアイランド編で登場したビッグ・マムの娘・シャーロット・プリン。

彼女は終盤にサンジの手伝いをしてホールケーキアイランドを離れましたが、ワノ国編後に再登場。そして、黒ひげ海賊団に拉致された事が判明したのです。

今回はシャーロット・プリンが黒ひげ海賊団に拉致された経緯と理由についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. シャーロット・プリンのおさらい
  2. 三つ目族と歴史の本文ポーネグリフの関係について
  3. プリンが黒ひげ海賊団に拉致された経緯と理由
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シャーロット・プリンのおさらい

黒ひげ海賊団に拉致されたシャーロット・プリン

引用元:尾田栄一郎『ONE PIECE』 出版:集英社

シャーロット・プリンは、ビッグ・マム海賊団の一員にしてシャーロット家の三十五女。元チョコレート大臣ローラが治めていたショコラタウンでカフェ・カラメルを営んでいます。

万国(トットランド)編では、ヴィンスモーク・サンジの婚約者として登場した美女ですが、その本性は悪女であり、三つ目のコンプレックスやトラウマから残忍な性格。今回の婚約者であるサンジもまた、ジェルマの科学力を手に入れるための犠牲の一つでしたが、サンジに三つ目を「なんて美しい瞳だ」と言われて絆されることに。

万国(トットランド)編終盤ではサンジとともにケーキ作りに励みビッグ・マムの癇癪を止めるために尽力しました。

また、サンジとの別れの際には口づけ(描写なし)を交わしていますが、悪魔の実の能力「メモメモの実(超人系)」を使ってサンジから口づけの瞬間の記憶を切り取り別れました。

プリンは第三の目を持つ三つ目族

プリンは額に『第三の目』を持つ希少種『三つ目族』のハーフになります。

幼少期は第三の目が原因で周囲から気持ち悪がられて悪質ないじめに遭っていましたが、ある時から黙ってやられるだけではなく反撃を試みようになり、現在のような悪女さながらの性格に成長しました。

三つ目族はポーネグリフを読める?

ビッグ・マムはかつて自分が所有するロード・ポーネグリフをロジャーに読み解かれてラフテルへ行かれるという失態を犯しましたが、それはロジャーが万物の声を聞く力を使って石を読み解いたからです(※単行本85巻第853話『ここじゃねェ』より)

つまり、当時のビッグ・マム海賊団には古代文字を読み解く力が無かったことになりますが、現在のビッグ・マムは「ウチにもやがて同じ力を手に入れる隠し玉がいるのさ…」と自信満々に公言。

また、ビッグ・マム曰く第三の目が真の開眼をすればポーネグリフを読めるようなニュアンスを仄めかしているほか、ワノ国編でビッグ・マムとカイドウが同盟を結んだ際にカイドウが「お前んとこの三つ目族は古代文字を読めねェのか」と発言しているため(※単行本99巻第999話『君がため醸みし待酒』より)、第三の目が真の開眼を果たせば古代文字を読む力が備わるようです。

なお、プリンは三つ目族の血を引くハーフであり、本人は本当にそんな能力が目覚める保証がないと半信半疑の様子。

プリンは黒ひげ海賊団に拉致される

プリンは黒ひげ海賊団のクザンとオーガーにより拉致されており、本編で再登場したのは単行本105巻第1064話『エッグヘッド研究層ラボフェーズ』になります。

プリンは第1064話時点(勝利島で黒ひげ海賊団vsハートの海賊団)で黒ひげ海賊団本船の牢屋に投獄されていますが、その詳細は扉絵連載で描かれました。

サンジを連れ戻し、新たな仲間となったジンベエ及び元魚人海賊団が殿を務めて万国(トットランド)を脱出した麦わらの一味。その後、単行本102巻第1035話「ゾロvs.キング」から短期集中表紙連載第二十五弾『脱出!ホールケーキアイランド』がスタート。

なお、この出来事の間、ビッグ・マムはワノ国に出航したため留守になります。

以下、詳細。

※短期集中表紙連載第二十五弾『脱出!ホールケーキアイランド』はVol.1~Vol.31(単行本102巻~106巻)まで現在も連載中。

103巻
Vol.5
「サンジさんをイジメた奴にプリンパンチ!」 麦わらの一味脱出後、ニジとヨンジはビッグ・マムに敗れてシャーロット・モンドールのブクブクの実により本に捕縛。ショコラタウンで晒されていたところ、プリンはサンジをイジメた二人を殴る。その後ニジとヨンジはシャーロット・オーブンがホールケーキアイランドに移動。
103巻
Vol.5
「プリンの町ショコラタウンに侵入者2名!」 ショコラタウンに二人組のシルエット登場。(おそらくクザンとオーガー)
105巻
Vol.19
「脱出!ニジ・ヨンジ救出成功!」 イチジとレイジュ、そして逃げ遅れたシーザーがニジとヨンジを救出し、ビッグ・マム海賊団から逃げ切りホールケーキアイランドを脱出。
105巻
Vol.20
「一方、カカオ島ショコラタウン」 ジェルマがホールケーキアイランドを脱出した別視点、ショコラタウンでは島民や建物が凍結した描写。
105巻
Vol.21
「プリンが攫われた!」 地面に這いつくばり手を伸ばした状態で氷漬けにされたシャーロット・クラッカーと、攫われたプリンを想い号泣するシャーロット・ブリュレ。
105巻
Vol.22
「黒ひげ海賊団クザンとオーガー」 後ろ手に手錠をかけられたプリンと、プリンを拉致した犯人のクザンとオーガーが登場。

以上の出来事があり、ビッグ・マムが麦わらの一味を追いかけて万国(トットランド)を留守にした間、そしてジェルマがニジとヨンジを救出するために万国に残ったカタクリとオーブンなどの主戦力と交戦する最中、クザンとオーガーは手薄なショコラタウンに侵入しプリンを拉致したのです。

唯一、クラッカーとブリュレがショコラタウンにいたのかクザンとオーガーと交戦したようですが、見事に氷漬けにされてプリンを守り切れなかった模様。

また、クザンとオーガーの侵入経路はおそらくオーガーの悪魔の実『ワプワプの実』による移動での上陸と予想。

プリンを拉致した目的はロード・ポーネグリフの解読が目的?

海賊王ゴールド・ロジャーが辿り着いたラフテルに向かうにはロード・ポーネグリフの解読が不可欠ですが、万物の声を聞けるロジャー以外の海賊は古代文字を解読する必要があります。

そのため、現代で古代文字を読めるニコ・ロビンはどの海賊も喉から手が出るほど欲しい人材であり、海賊同盟を結んだビッグ・マムとカイドウも麦わらの一味との戦いにおいてニコ・ロビンだけは生け捕りを望んでいました。

しかし、プリンもまた希少種三つ目族の血を引くハーフであり、ビッグ・マム曰く第三の目が真に開眼すれば『同じ力を手に入れる』ことができるらしいので、現段階でラフテルに行くにはニコ・ロビンとシャーロット・プリンの存在が重要なのです。

したがって、黒ひげ海賊団がプリンを拉致した理由はラフテルに行くための手段の一つだと推察されます。

現段階で本当にプリンがまだ第三の目を真に開眼していないのかは定かではありませんが、本来はニコ・ロビンを手に入れたいところ、麦わらの一味とはすれ違いばかりなのでとりあえずビッグ・マムが留守の内にプリンを拉致したのかもしれません。

弱っているところを突く、漁夫の利が得意な黒ひげらしい手法です。

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まとめ

  1. シャーロット・プリンはビッグ・マム海賊団の一員でシャーロット家の三十五女
  2. プリンは額に『第三の目』を持つ希少種『三つ目族』のハーフ
  3. 『第三の目』が真の開眼を果たすとロジャーのように古代文字を読み解く力が手に入ると言われている
  4. 現段階でラフテルに行くには古代文字を読めるニコ・ロビンと第三の目を持つシャーロット・プリンの存在が重要
  5. プリンは、単行本105巻第1064話『エッグヘッド研究層ラボフェーズ』で再登場し、黒ひげ海賊団に拉致されたことが判明
  6. プリンが拉致された詳細は短期集中表紙連載第二十五弾『脱出!ホールケーキアイランド』はVol.1~Vol.31(単行本102巻~106巻)で描かれている

ワノ国編後、ロー率いるハートの海賊団が勝利島で黒ひげ海賊団と交戦する最中、シャーロット・プリンが黒ひげ海賊団に拉致され牢屋に入れられていることが判明しました。

扉絵連載でプリン拉致の詳細は描かれていますが、未だにティーチが何の目的でわざわざクザンとオーガーをホールケーキアイランドに潜入させて拉致したのかは分かりません。

ただ、プリンと言えば古代文字を読める可能性があるため、おそらくロード・ポーネグリフの解読のために拉致したと考えられますが、黒ひげ海賊団の今後の動向に注目ですね。



ONE PIECE 単行本105巻

作者:尾田栄一郎 出版社:集英社

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