【僕のヒーローアカデミア】荼毘=轟燈矢の正体判明は何話?過去の出来事とヴィランになった理由は?

燈矢が生きていると知って嘘だと狼狽える炎司 僕のヒーローアカデミア

漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場するヴィラン連合の主力の一人・荼毘。

彼は蒼炎の個性を有するヴィランですが、ヒーロー全員出動編のヒーローと敵連合の全面戦争の最中にその正体が轟燈矢と判明しました。

今回は荼毘=轟燈矢の判明と過去についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?

  1. 荼毘=轟燈矢(とうや)の判明は何巻何話?
  2. 荼毘の過去・経歴・生い立ち
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荼毘=轟燈矢(とうや)の判明は何話?

荼毘=燈矢と判明した瞬間

引用元:堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』 出版:集英社

荼毘の正体が判明したのは以下の通り。

  1. 単行本30巻第290話『ダビダンス』
  2. アニメ第6期11話(通算124話)『ダビダンス』

ヒーロー全員出動編の終盤、死柄木弔を追い詰める直前に敵連合を乗せたギガントマキアが合流すると、背中から荼毘が登場しその正体を告発。

「酷えなぁ…、そんな名前で呼ばないでよ…。燈矢って立派な名前があるんだから」

持参していたハイパー染髪料落とし液を頭に被り脱色すると、元の燈矢の髪色に戻りました。

荼毘の過去・経歴・生い立ち

燈矢の死亡と荼毘の誕生

引用元:堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』 出版:集英社

荼毘の正体は轟家長男の轟燈矢と判明しましたが、ではなぜ燈矢は荼毘になってしまったのでしょうか。

燈矢=荼毘の経歴を簡単にまとめてみました。

0歳 燈矢誕生。
1歳~ 冬美誕生。(※燈矢と1歳差)
不明 燈矢、個性訓練中に火傷を負い炎へ耐性のない身体と判明。
炎司が個性訓練を中止するが、自主練に励み、何度も炎司に怒られる。
5歳~ 夏雄誕生。(※燈矢と5歳差)
8歳~ 焦凍誕生。(※燈矢と8歳差)
炎司に見てもらいたい一心で不満が爆発し焦凍に襲い掛かるが未遂に終わる。
13歳 瀬古杜岳にて燈矢焼失。
焼け跡から下顎部の一部が発見される。
13歳~16歳 瀬古杜岳でAFOに回収され氏子達磨に治療される。
3年後、16歳で目覚める。
欠損部分を再生組織で補填したため顔は別人となり、各器官の損傷で弱体化。
AFOの勧誘を断り施設を逃走後、轟家で己の遺影と炎司のオールマイトを超えるという執念を垣間見て、家族に生存を知らせず荼毘として生きる決意をする。
16~23歳 炎司の大切なもの全てを焼き尽くすために個性訓練を続ける。
23歳 ステインに触発されて敵連合に加入。
23歳・3月下旬 荼毘の正体=轟燈矢であることを全国に告発。

【0歳~3歳】轟燈矢の出生から幼少期

燈矢の父であり、現No.1ヒーローであるエンデヴァーこと轟炎司は、オールマイトを超えるために力を求め、その野望を息子に託そうと考えた結果個性婚を決意しました。

そのため、自分以上の火力と氷結を宿した個性を持つ子供を作ろうと考え氷室一族の冷を嫁に迎えると、第一子・燈矢が誕生

燈矢には氷結の個性こそ発現しなかったものの、目論見通り、燈矢は炎司を超える火力を宿していたため、当時の炎司は燈矢に感心を向けていました。

当時の燈矢は父親に構ってもらえて嬉しい盛りの年相応に感情を表に出した普通の男の子であり、個性の訓練も積極的に行っています。

炎司は熱が籠もるというデメリットを打ち消せない燈矢をヒーローに育てようと決意していた一方で、半冷半燃の個性を引き続き望んでいたこと、また冷から「兄弟がいた方が励まし合える」という助言を受けて第二子・冬美が誕生しました。

冬美もまた氷結の個性だけを引き継ぎ炎の個性を引き継がなかった片方の個性持ちでしたが、当時の炎司はそれなりに満足しており、その心の内には燈矢に『オールマイトを超える』という野望を託していたのです。

【4歳~8歳】轟燈矢の意地と炎司の苦悩

炎司を超える素質を持って生まれた燈矢でしたが、それは火力に限ったこと。

ある日の個性訓練中に燈矢が自分の炎で火傷を負ったことで炎司は燈矢の体質に気付いてしまいます。

炎の個性因子を炎司から色濃く引き継いだ燈矢。しかし、それと同時に肉体は氷室の冷の因子を強く引き継いでいるため、燈矢の肉体は炎への耐性よりも寒さに適性のある身体だったのです。

医師から診断を受けた轟夫妻は燈矢のために個性訓練を中止することにしました。

しかし、自分に炎への耐性が無いと告知された燈矢は、それでも炎司の『オールマイトを超える』という野望を叶えるため、両親に内緒で火傷を我慢し独自に訓練に励むようになります。

炎司がどれだけ引き止めても燈矢が一心不乱に火傷を繰り返しながら訓練に励むため、炎司も苦悩。頑固で馬鹿なところも父である自分に似てしまったと悔やみ、燈矢を諦めさせるには炎と氷結を併せ持つ子供を作るしかないと考え、第三子・夏雄が誕生

そして、4年後には炎司の悲願である炎と氷結の二つの個性因子を持った第四子・焦凍が誕生したのです。

【8歳】燈矢の錯乱

依然として燈矢は火傷をかえりみずに個性訓練を続けていました。

それもひとえに父親炎司に見てほしいという純朴な想いからでしたが、どんなに強い炎が出せるようになっても炎司は火傷を繰り返す息子の姿に心を痛めており、炎司は燈矢に冬美や夏雄のようにヒーロー以外の世界を見るようにと説得し続けていました。

しかし、燈矢はすでに『オールマイトを超える』という炎司の野望を目標に自分への関心を向けようと意固地になっており、炎司に焚きつけられた火が消えないと日に日に精神が追い詰められていきます。

どんなに頑張っても炎司は自分を見てくれず、半冷半燃の完成形である焦凍にばかり構う様子からついに「俺を見ろよ…!エンデヴァー」と赤ん坊の焦凍に炎を向けてしまうのです。

燈矢の乱心は未然に防げましたが、後に炎司は焦凍を守るために他の子供たちにも一切近づけないようにと冷に厳命。炎司はエンデヴァーとしてのヒーロー活動が多忙のため使用人を雇い、燈矢や子供たちのことは冷に目を離すなとすべて一任するのでした。

一方で冷は燈矢はヒーロー・エンデヴァーである炎司に見て欲しいのだと燈矢の心を代弁しますが、当時の炎司は「俺はヒーローの世界しか見せられない」として、だんだんと子供への関心が薄れていき、家族関係に亀裂が生じ始めるのです。

【13歳】轟燈矢と轟家の亀裂

焦凍が誕生してから5年後(燈矢が13歳の頃)、燈矢は表向きには炎司に言われた通り冬美や夏雄と遊ぶ普通の生活を送っていました。

しかし、当時焦凍に襲い掛かったことは反省しているものの原因は炎司にあるとして夏雄に愚痴を零しており、その際に(泣いて縋るように)失敗作である自分たちは相手にせず成功作である焦凍にばかり関心を向けている炎司に不満を抱いていることを伝えています。

依然には冬美にも同じような愚痴や不満を零したものの理解されなかったらしく、「家の女は皆だめだめなんだ!」と夏雄に告発。

また、未だに内緒で瀬古杜岳で個性訓練を続けているようで、冷の静止を振り切って山へ行こうとした際に「燈矢、おまえ…本当にヒーローになりたいの?」と問われることに。続けて、父親炎司に縛られて苦しんでいるようにしか見えない、世界には選択肢が無数にあるから外を見てその中で本当になりたい自分を見つけてほしいと説得されますが、燈矢は冷を拒絶。

一方で燈矢は、炎司と冷の婚姻は貧しかった氷室家が金銭のために冷を売り、冷にはその選択肢しかなく、その結果自分が生まれたと考えていたのです。

そのため、『オールマイトを超える』という炎司の野望に冷も加担していると非難すると、燈矢は炎司も冷も共犯だと突き放すのでした。

【13歳・冬】轟燈矢の二次性徴

相変わらず秘密裏に瀬古杜岳で訓練を続けていた燈矢にようやく二次性徴が訪れました。

個性もまた身体機能であり、感情の昂ぶりが火力に直結するらしく、燈矢は身体の変化とともに炎の色が赤から蒼へと色を変えて一段階上の火力を出せるようになりました。

この成長を炎司に見せればきっと自分を見てくれる──、そう考えた燈矢はある日炎司に「今度の休み瀬古杜岳に来てよ」と期待を込めて誘いますが、炎司は燈矢の体に火傷の跡を見つけて黙って個性訓練を続けていたことに激怒。

しかし、燈矢は自分の力を認めさせたくて、次の休みに瀬古杜岳に来たら自分を作って良かったと思うからと必死に炎司を説得します。

一方で炎司は燈矢の管理を怠った冷に一切の責任を押し付け責め立てると、冷は自分には燈矢を止められないと精神を病んで崩壊。今の炎司の目と燈矢の目が焦凍の左目と重なり、焦凍の左側に火傷を負わせる事件へと繋がりました。

【13歳・冬】轟燈矢の焼失

約束の日、燈矢は瀬古杜岳で炎司を待っていましたが炎司が来ることはありませんでした。

当時の炎司は自分が言われるがまま瀬古杜岳に赴けば燈矢の火に薪をくべてしまうだけだと考え足を運びませんでしたが、実際には何と声を掛ければいいかわからず行かなかったとのこと。

一方で燈矢は座り込んでずっと炎司を待っていましたが、感情が高ぶったことが原因で自分の意思に反して炎が暴発。炎の制御が効かず延焼が続くと己の業火に焼き尽くされてしまうのでした。

生憎、当日は空気は乾燥していたため2000℃を超える業火に包まれた燈矢は火災の上昇気流で炭化した骨も粉となって散っていったそうで、焼け跡で辛うじて見つかったのは下顎部の骨の一部だけでした。

瀬古杜岳の火災を聞きつけた炎司は燈矢のもとへ急ぎましたが、鎮火後に見つかったのは下顎部の一部のみ。炎司は必死で燈矢の生存を信じて捜索していたそうですが、下顎部の一部が発見されたのが糸を切ったのか、轟家に燈矢の位牌があることからある時期から受け入れたようです。

また、炎司は燈矢を失ったことで後に引けなくなり焦凍に傾倒していきました。

【13歳~16歳】轟燈矢の焼死の裏側と生存|AFOの接触と思惑

表向きには瀬古杜岳で焼死した燈矢ですが、人体発火後、瀬古杜岳が業火に包まれた段階で燈矢の意識は辛うじてありました。

燈矢は焼死寸前の黒炭状態でしたが、そこに現れたのがAFOだったです。

そして、3年の月日が経過。

次に燈矢が目覚めるとそこは見知らぬ孤児院のような施設の一室であり、身体も火傷も全て治療されていた後でした。(部屋には『おねむりくんはやくよくなってね』という書き置きや、千羽鶴、花の折り紙、そして点滴などが配置。おねむりくん=燈矢を指したあだ名であり、施設の子供たちが名付けたようです。)

目覚めた燈矢は見覚えのない施設を彷徨うと、とある一室で中高生くらいの子供たちと遭遇。子供たちは燈矢の存在に気が付くと、燈矢は「ここはどこ?」と質問。しかし、発声がおかしいことから燈矢は自身の声質にようやく異変を覚えるのです。(この時点ではまだ3年経過していることを知らないため、声の変化に違和感を覚えている)

そして、子供たちが「おねむり君、えーっと、3年!3年も眠ってたんだよ!」と説明すると、燈矢は瀬古杜岳で焼けたという最後の記憶を思い返した後、そこから3年の月日が経過していることに戸惑うのでした。

この施設の先生(向日葵のような顔をした男性)と呼ばれる人物に事情を話して家に帰ろうとする燈矢ですが、先生は燈矢はここで皆と暮らしここで新しい家族になるのさと笑顔で諭します。対して、燈矢は炎司が瀬古杜岳に来なかった理由を知らないため、炎司が仕事で来られなかっただけで今頃心配している、また、冷にも酷いことを言ったために謝らなければならないと何としても家に帰ろうと試みます。

しかし、突如モニター越しから「残念だがそれはもう叶わないだろう」と男の音声が流れると、謎の男性の声──AFOは燈矢の現状を説明。

曰く焼け落ちた体の修復は困難を極めた結果、現在の燈矢は欠損部分を再生組織で補っているものの顔は引きつって別人のような外見になっており、以前のような力は出せず各器官の損傷に痛覚など体性感覚の鈍化によって燈矢の身体は弱りもう元には戻らないと言うのです。

そして、我々も万全な君を迎え入れたかったと続けると、その後に『失敗だ』と一言告げます。その『失敗だ』の一言が炎司の野望を託された燈矢のトラウマを刺激することに。

実はAFOが瀬古杜岳で燈矢を回収してわざわざ治療した理由は父親へ執着する燈矢の心の内に付け入ろうと考えいたからです。AFOにとって燈矢は死柄木弔に何かがあった時の保険であり、燈矢の憎しみは魔王の器に足りえると考えていました。

そのため、AFOは燈矢の心に付け入ろうとして『僕ならきみの炎を元通りにできるかもしれない!どうだい?僕たちと家族になって教育を受けてみないか?』と勧誘しますが、燈矢は「俺は他の人間から教えを乞う気はない」AFOの誘いを断るのでした。

因みに、その後AFOが燈矢を放置したのは、目覚めた状態の燈矢の身体は放っておいても一月ももたないと判断していたからです。

焼け落ちた燈矢の身体を治したのは氏子達磨です。
施設の先生の名前は『サンサン晴明はるあき』というそうですが、燈矢はAFOの勧誘を断った後に彼ともみ合いになり炎を出して逃走したそうです。なお、弱体化した炎では全焼にならずすぐに消化されました。

【16歳】燈矢の死亡と荼毘の誕生

AFOの勧誘を拒んだ燈矢はしばらくして轟家が知らない間に一度実家に戻っていたのです。

瀬古杜岳での事故から生き残った燈矢は身体的に弱体化しているもののそれでも炎司にもう一度見てもらえるように期待を込めて家に帰りましたが、3年振りの帰省で燈矢が目にしたのは仏間に置かれた自身の遺影オールマイトを超えるという執念に取り憑かれた炎司が焦凍に過度な個性訓練を施している姿でした。

あれから3年が経過しているというのに轟家で目にしたものは以前と変わらない光景。それどころか、すでに燈矢という存在は故人として扱われており、炎司の目には目の前の成功作の焦凍にオールマイトを超えさせるという異常な執着のみ。

この異常な光景を目の当たりにした燈矢はこの家族は自分を過去にしていると痛感し、結局自分が生きていることを伝えられませんでした。

そして、自身の仏壇を拝むと燈矢は死んだ・・・・・・ものとして新たに荼毘と名乗る・・・・・・ようになり、家族に生存を知らせることもせずひたすらに炎を鍛えることに専念。

炎司の大切なもの全てを焼き尽くすのが燈矢=荼毘の生まれた証という考えに至るのでした。

【23歳】ステインに触発されて敵連合に加入

ヒーロー殺しステインは、オールマイトに感銘を受けてヒーローを志すも、教育体制から見えるヒーロー観の根本的腐敗に失望し私立のヒーロー科を中退して英雄回帰を訴える街頭演説活動を開始。

その後、ヒーローとは見返りを求めない自己犠牲の果てに得うる称号と主張し現代社会に溢れたヒーローを騙るニセモノを粛正し続けて世間に訴えていましたが、保須市の一件で確保され収容されることに。

しかし、彼の主張はバラバラだった悪意たちに伝播し、彼らはステインが所属したという敵連合に興味を持つこととなり、荼毘もステインの思想に触発されてブローカーを介して敵連合を訪れることになりました。(荼毘の思想=偽りのヒーロー社会を崩壊させる)

その際、生きる屍である黒霧を見たため、氏子達磨と出会った時には自分を治したのも氏子であると感づくとともに、AFOが自分を死柄木弔の保険として利用しようとしていたことも察しています。

ただ、それでも燈矢がAFO側に戻ってきたのは炎司への復讐を果たすべく自身の葬式の場所として利用するためでした。

【23歳・3月下旬】ダビダンス

ヒーローと敵連合の全面戦争編の終盤、荼毘は全世界に自身の素性と生い立ちを告白した録画映像を全国配信するとともに、戦闘中のエンデヴァー炎司の目の前で己の正体が轟家長男の燈矢であることを打ち明けました。

録画映像では、荼毘として生きてきた中で30人以上の罪なき人々を殺害したことを告白。また、なぜ轟燈矢が荼毘となってここまでの醜穢な所業に至ったのかを赤裸々に語っており、エンデヴァーがかつてオールマイトを超えるという野望に執着し力に焦がれ、家族に手を上げる自己顕示欲に溺れた矮小で独りよがりな人間であることを告発しました。

そして、轟燈矢は轟炎司の利己的な夢のために作られた失敗作であり、見限られて捨てられ忘れられた長男であると同時に、人を焼き殺した荼毘の炎は現No1ヒーロー・エンデヴァーの炎であると告げるのです。

自身が荼毘となった日以来、どうすれば炎司を苦しませ人生を踏み躙れるのか考えていたらしく、炎司が念願のNO1の座に就き、世間からの賞賛と子供と向き合い家族との絆を感じた後に炎司の全てを壊すためにこの公開告発を行ったと説明。

また、自分の存在意義が分からず夏雄に泣いて縋っていたことや、炎司のお気に入りである焦凍が大成した頃に殺そうと考えていたが我慢したことを打ち明けています。

炎司は自分がしてきたことにようやく目を向け家族と対話を持つようになりましたが、荼毘はそんな炎司に向けて「過去は消えない」と突き付けるのです。

さらに、この状況は炎司が行ってきた過去の行いのしわ寄せであり、自業自得だとし、一緒に地獄に堕ちて地獄で息子燈矢と踊ろうと煽るのでした。

すべては炎司を踏み躙るための演出とのこと。

燈矢=荼毘が生きている理由

燈矢が生きている理由に論理的な解説はありませんが、曰く怨嗟の炎だけで死に征く体を踏みとどまらせてきたとのことです。

そのため、正体発覚後、最終章での最後の戦いにおいては『炎司の大切なもの全てを焼き尽くす』という目的のために自身の命を顧みず用いる最大限の火力を放出しています。

命をなげうっているため、炎司や焦凍でも火傷する熱量であり、荼毘自身も体質のせいで皮膚が爛れて剥がれ落ちていますが、後遺症の痛覚や体性感覚の鈍化で何も感じません。

最後の戦いを自身の死に場所と考えています。

 

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まとめ

【荼毘の正体が判明】

  • 単行本30巻第290話『ダビダンス』
  • アニメ第6期11話(通算124話)『ダビダンス』

【燈矢=荼毘の経歴】

  • 0歳:燈矢誕生。
  • 1歳:冬美誕生・
    • 個性訓練中に火傷。炎へ耐性のない身体と判明し炎司に訓練中止を告げられるが、自主練に励み火傷を繰り返すため怒られる。
  • 5歳:夏雄誕生。
  • 8歳:焦凍誕生。
    • 炎司が自分を見てくれない不満から焦凍に炎を向けるが未遂で終わり、焦凍と子供たちの接見が禁止される
  • 13歳:二次性徴で個性が蒼炎へ成長
  • 13歳・冬:轟燈矢が瀬古杜岳で焼失。焼け跡から下顎部の一部が発見される。
    • 瀬古杜岳で焼死寸前の燈矢をAFOが回収し治療を施す
  • 16歳:燈矢が目覚める。
    • 欠損部分を再生組織で補っているため顔が引きつって別人のような外見
    • 以前のような力は出せず弱体化
    • 各器官の損傷に痛覚など体性感覚の鈍化
  • 16歳:AFOの誘いを断り逃走した後、轟家に帰還するが己の生存を知らせずに家を出る
    • 轟家で仏間に置かれた自身の遺影とオールマイトを超えるという執念に取り憑かれた炎司が焦凍に過度な個性訓練を施している姿を目撃し絶望
    • 己の遺影と位牌が置かれた仏壇を拝むと、燈矢は死んだものとして新たに荼毘と名乗るようになる
    • 荼毘となる決意をした瞬間に炎司の大切なもの全てを焼き尽くすのが燈矢=荼毘の生まれた証と考える
  • 23歳:ステインの思想に触発されて敵連合に加入
  • 23歳:3月下旬に荼毘の正体を全国に告発

荼毘の正体が轟燈矢という展開は多くの読者が予想していましたが、轟家の闇はかつてのエンデヴァーが引き起こしたまさしく自業自得な産物です。

しかし、エンデヴァーの改心とNO1ヒーローとなってからの動向でようやく家族が対話をするようになったところで荼毘が正体を明かし、世間にエンデヴァーの過去の行いとヒーローの在り方を告発したことで、荼毘の目論見通りエンデヴァーは世間に叩かれて一気に地獄に叩き落とされてしまいます。

もはや読者からも作者によるエンデヴァーいじめと揶揄される状況ですが、皮肉にも荼毘の告発後、轟家は荼毘を生み出したのは家族全員の罪として轟家一丸で問題を解決するという絆が生まれました。

 

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