漫画『GANTZ』は、地球にやってきた移住者・星人を討伐するSF・バトル作品ですが、星人との戦いで多くの登場人物が活躍しました。
では、登場キャラクターの中で一番強いのは誰なのでしょうか。
今回は最強のキャラクターをランキング形式でご紹介したいと思います。
※本ランキングは筆者の独断と偏見になりますのでご留意ください。
最強キャラランキングTOP10選
【第10位】東郷 十三(とうごう じゅうぞう)
引用元:奥浩哉『GANTZ』 出版:集英社
ニックネーム | 年齢 | 死因 | クリア回数 |
自衛官 | 不明 | 交通事故 | 0回 |
ミッション死亡回数 | 1回 |
ミッション死亡理由 | 千手観音のレーザーで脳天を貫かれる |
備考 | 自衛隊員 |
現役な自衛隊員であり、死亡前には重要な任務に就いていたほどには優秀。
基礎能力はもちろん、訓練で身に付けた狙撃やサバイバル技術は歴代参加者の中でも群を抜いており、初参加で何の情報もなしにXショットガンの性能を自らの知識だけで引き出し星人を多数撃破。
千手観音戦では匂いや気配を気取られないために他の星人の死骸の中に潜むなど磨き上げられた生き残るためのスキルが活躍しますが、残念ながら相手が悪かったため初回ミッションで死亡してしまいます。
【第9位】財閥チーム指揮官の一人
引用元:奥浩哉『GANTZ』 出版:集英社
ニックネーム | 年齢 | 死因 | クリア回数 |
不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
ミッション死亡回数 | ※1回 |
ミッション死亡理由 | ※カタストロフィ編の中盤、拠点で指揮をとっているところ居場所をハッキングされ生物兵器の襲撃を受け死亡 |
備考 | 財閥チーム指揮官 |
日本のガンツを制御しプレイヤーの生殺与奪権を握る財閥チームの指揮官の一人であり、カタストロフィ編ではラストミッションを生き残りガンツから解放されたプレイヤーを再び強制的に転送し巨人の母船へと向かわせました。
その際、自らも敵母船へ同行し陣頭指揮を執り巨人を制圧した猛者でもあり、ハードスーツの腕部分のみで巨人族の精鋭と互角以上に渡り合う身体能力を見せています。
間違いなく日本ではトッププレイヤーにあたるキャラクターであると思われるため、活躍の場が一度だけというのは非常に残念でした。
【第8位】加藤 勝(かとう まさる)
引用元:奥浩哉『GANTZ』 出版:集英社
ニックネーム | 年齢 | 死因 | クリア回数 |
かとうちゃ(笑) | 高校1年生 16~17歳 |
電車に轢かれる | 1回 |
ミッション死亡回数 | 1回 |
ミッション死亡理由 | 千手観音と相打ちで死亡 |
備考 | 正義感、リーダーシップ |
リーダー性があり体格もよく身体能力は高いですが、心優しい性格が災いし、暴力や殺人に対して躊躇するせいかガンツワールドではあまり成長できませんでした。
とはいえ、参加者や無関係な一般人を救うために奮闘する際には身体能力を発揮しており、いくつもの死線を超えて星人を討伐(Yガンで『上』へ送る)しています。
しかしながら、戦いには不慣れのため、積極的な戦闘での期待はあまりできないといった印象です。
カタストロフィ編では東京チームに参加した猛者に混じって他のガンツチーム(ハードスーツ所持者含む)がお手上げだった巨人族の生物兵器を倒していることから、大阪編で腹を括ったのか必要な戦闘は行うようになったため評価は上がります。
【第7位】坂田 研三(さかた けんぞう)
引用元:奥浩哉『GANTZ』 出版:集英社
ニックネーム | 年齢 | 死因 | クリア回数 |
アホの、、、 | 不明 | 新宿大量虐殺による銃殺 | 1回 |
ミッション死亡回数 | 1回 |
ミッション死亡理由 | 仲間を逃がすために超能力でぬらりひょんの足止めし死亡 |
備考 | 超能力者、桜井の師匠 |
超能力者であることに加えてガンツのルールを分析し瞬時に順応するなど柔軟性と適応力が高く、状況による判断能力も随一。
一方で超能力を除けばそこまで身体能力は高くなく、日常生活での超能力の多用ですでに内臓はボロボロ。
しかしながら、新宿大量虐殺では銃弾を素手で何発か防いでいるため日常世界では間違いなく人類最強に近いと思われるものの、ガンツワールドにおいては名立たる猛者と並ぶ程度と予想します。
【第6位】和泉 紫音(いずみ しおん)
引用元:奥浩哉『GANTZ』 出版:集英社
ニックネーム | 年齢 | 死因 | クリア回数 |
和泉くん | 高校1年生 16~17歳 |
衝突事故 玄野計と相撃ち |
2回 |
ミッション死亡回数 | ※2回 |
ミッション死亡理由 | ※新宿大量虐殺にて、都庁で玄野計にXガンで撃たれる ※ミッション外で吸血鬼の襲撃を受ける |
備考 | 元ガンツの部屋の住人 |
しかしながら、和泉は過去にひょうほん星人に『未来の光景』を見せられたことを契機に玄野計をライバル視しており、劇中でも幾度も玄野と張り合うなど執心した様子。そのせいで、自分のレベルに見合わない相手に無謀に挑んで戦闘不能に陥るなど、冷静さを欠くことが多い印象。
加藤勝のようにリーダー性は高いものの、性格は加藤とは真逆であるため、二度目の参加においては仲間からの信頼度も低く、孤高のまま退場してしまいました。
とはいえ、潜在能力は東京チームでも随一であったため、上位に君臨します。
【第5位】武田 彪馬(たけだ ひょうま)
引用元:奥浩哉『GANTZ』 出版:集英社
ニックネーム | 年齢 | 死因 | クリア回数 |
不明 | 不明 | 不明 | 1回? |
ミッション死亡回数 | ── |
ミッション死亡理由 | ── |
備考 | 神奈川チームからの協力者 |
神奈川チームからやってきた猛者の一人であり、加藤勝に勝るとも劣らない体格の男性。
得意武器は刀で、巨人族の生物兵器相手に吉川・前嶋・メアリーらとともに高い身体能力を発揮。参加時にZガンを所有していたことから100点獲得者と予想します(玄野計や西丈一郎のようにミッション中に拾ったとも考えられる)。
加藤とは波長が合うようで引き際を見極めているのか状況に応じて判断が合致することもあり、生き残る力に関しては吉川・前嶋・メアリーよりはやや上といった印象。
【第4位】風 大左衛門(かぜ だいざえもん)
引用元:奥浩哉『GANTZ』 出版:集英社
ニックネーム | 年齢 | 死因 | クリア回数 |
いなかっぺ大将 きんにくらいだー(仮) |
高校生 | 新宿大量虐殺 | 1回 |
ミッション死亡回数 | ── |
ミッション死亡理由 | ── |
備考 | 八極拳の使い手 |
言わずと知れた作中最強格の喧嘩王。
ミッション初参加では生身でラプトルサンを倒し、かっぺ星人を鉄山靠で一時的に戦闘不能にするなど、戦闘力は常人離れしています。
根本的には和泉と同じく自分より強い者を求めていますが、和泉と違って弱い者を庇うなど男らしさを持ち合わせていました。
ポリシーからか戦闘には銃器を使用せず必ず白戦。
スーツの機能とは相性がよく、オニ星人編では岩のような硬質の肉体を持つ幹部と格闘戦を繰り広げて勝利し、大阪編では巨体である泥田坊の首をもいで勝利するなど、格闘センスは随一。
しかしながら、戦闘スタイルが格闘技に限定されるためぬらりひょん相手でも決め手に欠けており、常識外の能力を持つ敵にはやや不向きな印象。
仮に風がハードスーツを着用すればどうなるのか見てみたい気もしますが、風に白戦縛りがある限り最強とは断定できないでしょう。
【第3位】岡 八郎(おか はちろう)
引用元:奥浩哉『GANTZ』 出版:集英社
ニックネーム | 年齢 | 死因 | クリア回数 |
不明 | 不明 | 不明 | 7回 |
ミッション死亡回数 | 1回 |
ミッション死亡理由 | ぬらりひょんに敗北し胴体切断 |
備考 | ピンポンと空手(通信教育)の経験有 |
ガンツワールドで100点を7回達成している時点で最早別次元の存在。
使用武器やサポートアイテムは他の参加者の比ではなく、どんな星人にも対応可能。おそらく玄野計のようにガンツワールドでの才能があるようで、ぬらりひょんで見せた運動神経は玄野に匹敵するレベル。
それに加えて特殊な星人の能力分析にも長けており、初見ながらぬらりひょんの弱点を看破するなど7回クリアの経験値は侮れません。
能力値が高水準なのは間違いないものの、リスクに見合わない戦闘はしない主義。
大阪チームで彼が生き残ってくれたのは高い能力値に加えて引き際を見極める勘が優れているからだと思われます。
しかしながら、大阪編ではぬらりひょんの当て馬にされたためか残念ながら退場することとなり、岡の真価を見ることができませんでした。
とはいえ、仮に岡が協力的であれば彼ほど頼れる味方はいないでしょう。
【第2位】玄野 計(くろの けい)
引用元:奥浩哉『GANTZ』 出版:集英社
ニックネーム | 年齢 | 死因 | クリア回数 |
くろの パシリ まけ犬 くろのくん |
高校1年生 16~17歳 |
電車に轢かれる | 1回 |
ミッション死亡回数 | ※2回 |
ミッション死亡理由 | ※ミッション外で吸血鬼の襲撃を受けて死亡 ※神星人に挑んで死亡(玄野の複製) |
備考 | ガンツの世界で光る才能 |
良くも悪くも能力値は標準的な男子高校生であり、喧嘩に不慣れなため白戦は弱い部類。
しかしながら、ミッションを重ねる内に才能を開花させていき、たぐいまれなる運と順応性の高さでそびえたつ困難を突破しています。
ただ、スーツを着用していても白戦になれば稲葉にも負けてしまうため、装備がなければ能力を発揮できない欠点は否めません。
潜在能力は登場キャラクターの中でトップ。
ガンツの世界でこそ光る才能を持つ唯一無二の存在であり、どんな逆境も生き抜く強い力を秘めているため、玄野が闘う姿に惹かれていく参加者は数知れず。
アメリカチームを蹂躙した軍神イヴァ・グーンド相手に地球人では唯一互角以上の戦いを繰り広げており、事実上人類を救った英雄となりました。
【第1位】桜井 弘斗(さくらい ひろと)
引用元:奥浩哉『GANTZ』 出版:集英社
ニックネーム | 年齢 | 死因 | クリア回数 |
チェリー もうチェリーではない |
中学生 | 新宿大量虐殺による銃殺 | 0回 |
ミッション死亡回数 | 1回(※2回) |
ミッション死亡理由 | オニ星人編で炎を扱う幹部に灰にされる ※カタストロフィ編で巨人との戦いの末に下半身を失い、最期は巨人族の子供を守り死亡 |
備考 | 超能力者、坂田の弟子 |
元々はいじめられっ子だったのが坂田との出会いで超能力を覚えると、いじめの仕返しで殺人に手をそめることに。
しかし、人を殺した罪悪感に心を痛めた後は殺人の償いのために人を助けることに命を賭しており、本来の熱い正義感に従ってガンツ世界にやってきても玄野計たちに協力的かつ訓練にも参加。
一方でオニ星人編以降は坂田に超能力の多用は内臓にガタが来ると警告されたためか使用頻度は減少。そのせいか、オニ星人編の幹部戦以降はあまり活躍することはなくなりました。
身体能力自体はそこまで高くないのか活躍が少ないため通常時の評価はやや低めです。
カタストロフィ編でトンコツを守れなかった後悔と巨人の虐殺から一般人を助けられない無力感から発現した覚醒状態であり、覚醒した通常時と比較すると覚醒時の超能力の威力や規模は別次元。
覚醒状態中には自力で頭の中の爆弾を取り除くほか、巨人族の一般人を大量虐殺し、複数の軍人やロボットまでも超能力だけで圧倒しました。
最早一人だけ別作品の異能を発揮しているため、おそらく覚醒状態の桜井に勝てる登場人物は皆無。主人公補正を持つ玄野計でも勝てるか怪しいでしょう。
そのため、100点クラスの星人でようやく勝負になるかどうかの水準に達していると予想します。
まとめ
最強キャラランキングTOP10選
- 【第1位】桜井 弘斗(さくらい ひろと)
- 【第2位】玄野 計(くろの けい)
- 【第3位】岡 八郎(おか はちろう)
- 【第4位】風 大左衛門(かぜ だいざえもん)
- 【第5位】武田 彪馬(たけだ ひょうま)
- 【第6位】和泉 紫音(いずみ しおん)
- 【第7位】坂田 研三(さかた けんぞう)
- 【第8位】加藤 勝(かとう まさる)
- 【第9位】財閥チーム指揮官の一人
- 【第10位】東郷 十三(とうごう じゅうぞう)
以上、最強キャラランキングTOP10選を紹介しました。
カタストロフィ編で東京チームに参加した前嶋・吉川・メアリーも充分にランクインする強さですが、東郷の可能性に期待して彼をランクインさせています。
正直なところ、風以下のキャラクターはそこまで能力値に大差が無いのではと思いますが、坂田のように特殊能力があったり、東郷のように自衛隊のスキルを活かす人材が多いため、誤差の範囲です。
その点、風や玄野はガンツの世界でこそ発揮する力を秘めており、岡はその世界で7回も100点を獲得した猛者ですし、桜井は最早別作品の強さを開花させたので、上位4人に関してはある程度順当かなと思います。