漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場するヒーロー科1-Aに在籍する青山優雅。
AFOは一つのゴールに対していくつものをルートを何十年も前から作っておくほど用意周到であり、不測の事態にはその予め作っておいたルートを結びつけることで目的を遂行させる人物です。
そのため、AFOは雄英高校のA組生徒の中でも不測の事態に備えて使える内通者を雄英に紛れ込ませていました。
そして、その内通者の正体がヒーロー科1-A在籍の青山優雅だったのです。
では、青山優雅が内通者となった理由は何なのでしょうか。
今回は内通者の正体が青山優雅についてご紹介したいと思います。
この記事で紹介する内容は?
- 青山優雅が内通者と判明した巻数・話数
- 青山優雅が裏切った理由
- 青山優雅の捕獲
- 青山優雅のその後
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青山優雅がスパイと判明したのは何巻何話?
引用元:堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』 出版:集英社
青山優雅が内通者と判明したのは単行本34巻第336話『敵』。
米国No.1ヒーロー、スターアンドストライプが死柄木弔に敗戦した後、雄英は来る総力戦に向けて訓練に明け暮れていました。
そんな中、避難所兼用の雄英施設の敷地内(森林)にて青山一家がAFOからの指示を受けて動き出す様子が描かれたのです。
青山優雅が裏切った理由
青山優雅が仲間を裏切った理由は両親を守るためです。
青山の個性はAFOから譲渡されたもので、AFOが青山に個性を譲渡した理由は無個性の息子に人並みに夢を追えるようにしたいという両親の悲痛な気持ちにつけこんだもの。つまり、青山一家はAFOにとって不測の事態に備えた使い捨ての駒の一つだったのです。
そのため、図らずもAFOと関わってしまった青山一家はAFOからの指示を拒めば殺されるという立場にあり、青山は両親を守るためにAFOの指示を遂行するしかありませんでした。
普段青山がクラス内で気丈に振る舞っていたのは、絶対に疑われないようにするために振る舞っていただけであり、本心では情報をAFOに流す行為による罪悪感に押し潰されていました。また、両親から「私たちを助けて…!!」と懇願されると青山は断ることができませんでした。
なお、神野戦でAFOがオールマイトに敗れて捕獲された際にはこれで皆と一緒にいられると希望が湧いたそうですが、AFOの意思は継続していたためすぐに現実に苦しむことに。
両親は息子のためにAFOに接触した
青山は富裕層の家系で何不自由なく育てられましたが、ただ一つ『個性』だけは持っていませんでした。(緑谷出久と同じ無個性)
そのため、幼少期は周りの同年代が個性を使える環境で「周りと違うのはとても怖い」と涙ぐむほどに苦労を重ねたようで、両親は彼に幸せを掴んで欲しくて藁にも縋る思いで『個性を自由に与えてくれる』という噂を辿ってしまいます。
同年代の子供と同じように息子にもみんなと一緒に夢を追えるようにしてあげたい──そう切実に願っていた両親に接触したのがAFOであり、何も知らなかった幼い青山はAFOに個性を与えられて希望に満ち溢れていました。
両親も当時はAFOの脅威性に気付いておらず、現在のように雄英のスパイとして使われている状況に後悔していますが、AFOには逆らえないため従う他なかったというのが青山一家の事情になります。
AFOに関わってしまった以上は死ぬまで逃げられないため、息子を説得し諜報活動を無理強いする結果となり、両親も「愚かな私たちを許して…」と何度も青山に謝っています。
雄英内部の情報漏洩は青山によるもの
雄英高校ヒーロー科はこれまで敵から2回の襲撃を受けています。
- USJ襲撃
- 林間合宿襲撃
この二つの襲撃事件から内通者が疑われ始めたわけですが、実はこの情報を敵に渡したのも青山優雅でした。
また、青山が雄英に入ったのはオールマイトが教師になるという噂を聞きつけたAFOの指示であり、その後もクラスが孤立するタイミングや合宿先、雄英に戻った緑谷出久が一人きりになるようにおびき出すなど、様々な諜報活動をAFOの指示で行いました。
しかし、それは同調心理から始まった青山の『人のため、人に喜んでもらうため、皆のため』という夢とは程遠い行為であり、青山はずっと罪の意識に苛まれていたのです。
青山優雅が内通者だと突き止めたのは葉隠透
ヒーロー科A組の葉隠透は個性『透明化』を有していながらも特段活躍の場が見られないという理由から、その個性の相性もあってか読者から内通者疑惑を持たれていましたがミスリードでした。
今回、葉隠は群訝山荘・蛇腔市戦から元気がなかった青山優雅を気にしており、仮設要塞トロイア移住後も青山の後をつけていたようで、結果的に雄英施設内の森林にて何やら怪しい動きをする青山一家を目撃してしまいます。
そして、青山が両親から『やるしかないのよ、あの人が再び指示を出してきた』『やらなきゃ私たちが殺されてしまうの!優雅!』と迫られている状況に立ち会ってしまい、青山が雄英の内通者だと知ってしまうのです。
しかし、両親から説得されている優雅の表情は涙でぐちゃぐちゃになって歯噛みしていたことから、優雅は仲間を裏切る行為を渋っている様子。
どうやら両親も雄英を裏切る行為、そして息子にそれを無理強いさせるのは罪悪感でいっぱいのようでしたが、やらなければAFOに殺されるという恐怖からもう後戻りできないといった事情があるようでした。
青山は緑谷出久に打ち明ける
青山一家の話に聞き耳を立てていた葉隠は青山優雅が内通者という事実を知り、誰かに報告しなければと思い立ちます。
そして、たまたま近くを散策していた緑谷出久に事情を話すと、出久は青山一家の下にやってきて内通者について質問します。
青山の両親は内通者という言葉に敏感に反応すると「とんでもない聞き間違いでも!?」と動揺を隠そうとしませんが、出久と対峙した青山は雄英から出て行った出久を連れ戻す際にクラスの中で自分だけが何も言えなかったことを想起して何も言えずにいました。
しかし、出久は葉隠と同じように青山だけがずっと浮かない顔のままだったから何かあると心配していたようで、それでこんな辺鄙なところまで探しにきていたと説明。
そんな出久の気持ちをぶつけられた青山は『僕はずっと対等になりたかったのさ(単行本12巻仮免試験編で飯田に向けた台詞)』という己の本音を思い出すと、罪悪感に耐えきれずに出久に「僕が手引きした、緑谷くん。僕はクズの敵だ」と自分が内通者であることを打ち明けるのでした。
なお、出久が雄英を去るときに残した置き手紙で出久が自分と同じ無個性と知った時は絶望したと語っていますが、それは同じ無個性で個性を譲渡された自分と出久を比較しての心境だと後に語られています。
青山優雅の捕獲
出久に自分が内通者と打ち明けた青山は自暴自棄になりネビルレーザーを発射しますが、瞬間的にOFAを発動して身構える出久に先んじて葉隠透がネビルレーザーの光を屈折させて反らします。
葉隠の登場に驚く出久と青山ですが、葉隠は青山の情報漏洩によって仲間が死んでもおかしくなかった──日本中が大変な目に遭っているとして「何考えて教室にいたの!?」と思いの丈をぶつけます。
何を考えてずっと皆と一緒に寮で暮らしていたのか、そう問われた青山は涙で顔をぐちゃぐちゃにして何も言えませんでしたが、両親が「違うんだ!優雅は──」と息子の誤解を解こうと前に出ようとすると出久が黒鞭で青山と両親を捕獲。
そして、出久は青山に馬乗りになると葉隠は青山がこれ以上人を傷つけないようにしてくれたと説明し、これ以上はもうやめようと訴えるのでした。
そのため、黒鞭に拘束された青山一家はこれ以上の抵抗を辞めて雄英に拘束される運びとなりました。
青山一家の尋問
出久に捕獲されたあとは雄英施設内にて青山一家は軟禁。椅子に座った状態で腕を後ろ手に拘束されており、根津校長やオールマイトなどの教師陣と塚内警部などの警察組織に監視されている状態。
また、A組のクラスメイトがその光景に立ち会っており、それぞれ信じられないといった複雑な感情で青山を見ていました。
青山一家がAFOと接触したのは約10年前であり、出久に拘束されても現状生存しているということはレディ・ナガンのように爆発する仕掛けは施されていないと警察は読みます。
AFOについて知っている情報を洗いざらい吐くように尋問が開始されますが、父親曰く青山一家は頼まれたら実行するだけの端役に過ぎず、AFOについては何も知らないと説明。そして、確実なのは『失敗するか嘘をつけば殺される』という現実であり、どうやってAFOが失敗や嘘を見抜けるのかは定かではないものの、そうした人間が処分される様を目の前で見せられたと語ります。(また、連絡もAFOからの一方的なものであるため、青山一家からの接触はできない)
警察に逃げ込んだ者も出所後に殺害されており、どこにいても居場所がバレるという恐怖心から青山一家は従わざるを得なかったと説明すると、息子の優雅は指示遂行の結果を知らされていないため悪いのは自分たち両親だと弁明するのです。
しかし、青山自身は自分が殺していたかもしれない人たちと仲間の顔をして笑い合っていた自分を恥じており、同じ元無個性でAFOと戦う重圧を背負った出久と自分を比較して絶望すると、出久の心配より先に絶望した自分に絶望したという心理状態から己の性根が腐っていると痛感し、青山優雅という人間は根っからの『敵』だったと吐露します。
ですが、出久は林間合宿で爆豪と常闇を助けようとした彼の行動や、出久の部屋のベランダでチーズを並べた行為はAFOの指示ではなく青山自身の行動であったとして、それらは青山のSOSだったと釈明。ただ青山はAFOに心を利用されて押し潰されただけであり、罪を犯しても一生『敵』ということはなく、青山はまだヒーローになれるチャンスがあると述べ彼に手を差し伸べるのでした。
AFOを欺くために青山優雅を引き込む
出久が青山に「君はまだヒーローになれる」と手を差し伸べたのには大きな理由があります。
ヒーロー側は未だAFOの所在を特定することができないため、どうしても総力戦になれば敵の後手に回ってしまうのが現状。しかし、青山優雅が味方になればAFOの出方をヒーロー側で決めることができるというのが出久の考えであり、出久が手を差し伸べた段階で爆豪だけが出久の考えを瞬時に理解しました。
しかし、青山一家がAFOに加担した罪は消えませんし、ナガンのように何らかの仕掛けが無いとも言い切れないため、何れにせよ青山一家はセントラルの検査結果が出るまでは拘束する決まりがあります。
が、出久はAFOの出方が分からないという現状を説明すると、現状でただ一人青山優雅だけがAFOを欺くことができるとして、全員がその可能性に気付くことに。
とはいえ、青山優雅は内通者であり、いわば仲間を裏切った敵。プレゼント・マイクは心を鬼にして一番の被害者であるA組が青山を信用できるのかと問いかけますが、A組は『今泣いて絶望しているクラスメイトを友として手を取りたい』『それが再び対等になれる唯一の方法』として青山を信用することを表明。
また、A組担任である相澤が青山を内通者と見抜けなかった責任は自分にあるとした上で『青山、俺はまだおまえを除籍するつもりはない』と伝えると、青山は敵であるはずの自分をヒーローとして見てくれる仲間の表情を見てより絶望してしまうのでした。
ただ、青山を引き込むにしても今は検査結果次第であるため、彼が仲間の手を取るかどうかはこの段階では先送りにされています。
なお、A組は青山を利用したAFOを倒すべくこれまで以上に鬼気迫る面持ちで次の作戦へ移行しました。
青山が敵分断作戦の要
青山優雅の検査結果待ちの間、オールマイトたちは敵連合及び超常解放戦線対策本部を設置。
今回彼らが召集されたのは青山一家の件でヒーロー側の動きが一気に制限されることになったためであり、来る総力戦で敵攻略の前提となるのは『敵の分断』でした。
現在、AFOと死柄木弔が二人揃うだけでヒーロー側はほぼ勝ち目のない戦況。しかし、スターアンドストライプ戦で二人が揃って出陣しなかったのは彼女の個性『新秩序』のルールが『AFO(という対象)』で成立することを危惧していたからであり、その戦闘データから最低でも10km以上二人を引き離すことが最低条件と予測。
そして、敵連合には荼毘やトガヒミコといった過剰戦力が控えているため、敵主力を全て分断し各個撃破することが総力戦で勝利するための最低条件となりました。
その最低条件を成立させるために必要なピースが青山優雅なのです。
青山優雅を説得するのは相澤消太
セントラル病院での検査の結果、青山優雅にはレディ・ナガンのようなAFOの仕掛けは施されていないことが判明。
そして、相澤は青山に面会すると、AFOに恐怖を植え付けられた青山を見据えて何が怖いのかを問い詰めます。
青山が恐れているのは勿論AFOに自分と両親が殺されることですが、それ以外にももうA組の皆と同じようにキラめけないのが怖いと語ります。また、A組の皆が自分を信じてくれればくれるほどに自分自身を信じられなくなっていると述べており、A組の仲間の手を取ったとしてまたAFOを前にしたら同じことを繰り返してしまうのではないかというのが恐怖の根源でした。
そのため、青山はこのまま死ぬのを待つのがいいと切に望んでいました。
しかし、相澤は青山に植え付けられた恐怖を無理矢理にでも引き剥がすために「戦え、戦うしかないんだ、おまえは」と告げるのです。
情状酌量はあっても罪自体が消えることはない。最後の戦いが終わっても雄英に残れる確証はない。それでも青山が再び皆と対等になるには勝つためのコマとして動くしかありませんが、AFOに植え付けられた恐怖は簡単には払拭できません。
ですが、相澤は青山がこのまま罪に苛まれて死んでいくことを許さないと述べると、自分がヒーロー科担任で青山が生徒である限りこの先一生負い目を抱える生き方を生徒に教えないとして、惨めで情けなくても手を差し出してくれた友と歩むように青山を諭すのでした。
そして、「俺たちが守る。断言する、あいつらといれば大丈夫だ」と青山の恐怖心を解かすのです。
こうして青山はA組の手を取ってAFOに立ち向かうことを決心しました。
青山優雅の演技でAFOを誘い出す
ヒーロー側が第二次決戦へ向けて最終プランを練った翌日、根津校長はあと四日で死柄木弔が動き出すというアナウンスを雄英避難所に通達。
そして、ヒーローたちは雄英避難所を大々的に出て行き仮設要塞トロイアに移住。
しかし、これらは全てAFOが青山の両親に連絡を取るように仕向けたヒーロー側の作戦でした。
ヒーロー側の作戦
- AFOが青山の両親に連絡を取るように仕向ける
- 青山の両親に心操人使の『洗脳』を介して連絡を取ることで嘘が通じない能力を出し抜く
- AFOが青山に接触する機会を作り、ヒーロー総力戦で出迎える
- AFOが泥ワープで敵連合及び超常解放戦線を召喚したら物間寧人にコピーさせた『ワープゲート』で敵主力を分断し各個撃破する
ヒーロー側の思惑通り、緑谷出久たちが雄英避難所を出て行ったタイミングでAFOは青山の両親に連絡を取ると、作戦通り心操の個性で操った青山の両親で対話を終えてAFOが青山と接触するように仕向けることに成功。
そして作戦決行当日、仮設要塞トロイアから少し離れた区域で一人佇む青山。
青山は出久をこの場所に呼び出すと、ここから二人の演技が始まります。
留置所に勾留されていた青山がこの場にいるのは両親の弁護士が釈放されたためだと事情を述べると、出久は青山が手を取ってくれたことを皆に伝えようと踵を返しますが、青山は出久と二人きりで話がしたいと引き止めます。
青山曰く、AFOの本当の目的は世界の裁定者になることであり、退廃と混乱の世界へ突入していく中でただ一人圧倒的個人がイニシアティブを取れる土俵を形成するために均衡を崩していると説明すると、その目的の最後の詰めが今だと高説。
そして、青山が「ごめんね、やっぱり僕はパパンとママンの安全を守りたい」と顔を引きつらせた次の瞬間、青山の背後にAFOが姿を現すのでした。
AFOは緑谷出久を呼び出した功績を讃えると青山が語ったAFOの最終目標の話に拍手を贈ります(なお、厳密には青山の語ったAFOの目的は違う模様)。
また、青山は再び仲間を裏切ったのはAFOの作る世界で青山一家に幸福を約束してくれるという条件があったからだと述べており、出久は「信じてたのに!!」と悲痛の面持ちでOFAを発動して身構えます。
しかし、この状況までもがヒーロー側の作戦であり青山と出久の演技です。
青山は大粒の涙を流しながら後ろに回転してネビルレーザーをAFOに打ち込むと、AFOの裏をかいて裏切ってみせるのでした。
なお、青山の迫真の演技に出久は怯んでおり、青山は「しかたないだろ?相手をひきつけなきゃあいけないんだもの☆」と、以前のようにキラめいた口調で返答。また、出久も名演だったと褒めると、出久は青山の涙ながらの熱演で乗せられたと返しています。
こうしてAFOに対峙する青山と出久ですが、青山はAFOと対峙すると恐怖でガクガクと震えており「僕こわすぎて涙どころかおしっこも出てるんだよね☆」と暴露。そのため、出久は「頑張った、青山くん!」とフォローを入れています。
しかし、青山は「パパンとママンの為にも…皆の為にも自分の為にも!僕はAFOと戦う!!」と堂々と言ってのけるのでした。
青山の協力でヒーロー側が火蓋を切る
青山が協力してくれたおかげで作戦通りAFOを誘い出すことに成功。
AFOはなぜ嘘を見抜く個性が発動しなかったのか理解できないでいましたが、最大の目的である緑谷出久が目の前にいることで泥ワープを展開し敵連合及び超常解放戦線をその場に召喚します。
が、これもヒーロー側の想定内。AFOの泥ワープに対抗して、予め待機していた物間がワープゲートを発動しヒーロー側の総戦力をその場に転送し互いに総力戦に発展。
そして、敵連合及び超常解放戦線の主力を分断すべく捕縛システム『誘導牢』を起動しそれぞれを一時的に捕縛すると、物間のワープゲートをそれぞれの背後に展開。ヒーローたちは物間が再び展開したワープゲートに敵たちを押し込むことで見事に敵の主力を分断することに成功するのでした。
これも青山が勇気を出してAFOを裏切ってくれたおかげでした。
青山のその後
青山は仮設要塞トロイア近辺で分断漏れにあった敵連合及び超常解放戦線の敵を捕らえる作戦チームに配属されています。
チームにはファットガムや葉隠透などが配属されていますが、青山は相澤の『青山、俺はまだおまえを除籍するつもりはない』という言葉を胸に、この戦いが雄英生として最後の日と覚悟しています。
また、担当地区ではタルタロスの脱獄囚である大量殺人および遺体蒐集家『KUNIEDA』と戦闘しています。
まとめ
- 青山優雅が内通者と判明したのは単行本34巻第336話『敵』
- 青山優雅が仲間を裏切った理由は両親を守るため
- 青山優雅は緑谷出久と同じ無個性だったが、両親は彼に幸せを掴んで欲しくて藁にも縋る思いで『個性を自由に与えてくれる』という噂を辿りAFOと接触し、個性を与えてもらった
- 青山一家はAFOに関わってしまったため、AFOの使い捨ての駒として諜報活動をすることになり、オールマイトが雄英高校に赴任する際にAFOは青山に雄英入学を指示した
- USJ襲撃・林間合宿襲撃は青山による情報漏洩の結果
- 青山一家の密談を葉隠透が立ち聞きし、緑谷出久に伝えられると、出久が青山一家に内通者について訊ねたことで青山が罪悪感に耐えきれずに暴露する
- 青山一家は出久と葉隠に捕獲されると雄英教師陣と警察に尋問を受ける
- 緑谷出久は、現状でただ一人青山優雅だけがAFOを欺くことができるとして、青山優雅を作戦の要としてもう一度信じることを提案する
- 青山優雅は相澤消太に説得されると、惨めで情けなくても手を差し出してくれた友と歩むことを決意しAFOを裏切る
- 青山優雅と緑谷出久の迫真の演技によってAFOを誘い出すと、敵連合及び超常解放戦線の主戦力を分断することに成功し、最終決戦の火蓋を切る
まさかの内通者は青山優雅でした。
また、青山は緑谷と同じ絶滅危惧種に近い無個性ですが、一方は平和の象徴であるオールマイトから力を授けられ、一方は敵の象徴であるオール・フォー・ワンから力を授けられるという対照的な存在となっています。
同じ無個性でも置かれている状況は対極的であり、恐怖心を植え付けられた巨悪に立ち向かう緑谷を見て、青山は絶望に落ちていました。
しかし、青山が内通者と発覚してもクラスメイトは青山のためにAFOに怒りを覚え信用してくれたため、青山は恐怖に溺れながらもAFOに敵対する道を選び、最終決戦では雄英生最後の日と覚悟して戦いに望んでいます。
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