【サカモトデイズ】南雲与市は死亡した?目的は赤尾リオンの捜索?特A級抹殺対象となりORDER除隊となった理由とは?

南雲与市の死体偽装 SAKAMOTO DAYS

漫画『SAKAMOTO DAYS』の登場キャラクター・南雲与市。

南雲は殺連直属の特務機関で殺し屋界の最高戦力であるORDERの隊員であり、坂本太郎の同期にあたります。

そんな南雲がスラー一派の楽との戦いで死亡したと言われていますが、果たして本当に南雲は死亡してしまったのでしょうか。

今回は南雲与市の目的・死亡・ORDER除隊についてご紹介したいと思います。

この記事で紹介する内容は?
  • 南雲与市の目的
  • 南雲与市の死亡の真相
  • 南雲与市の指名手配とORDER除隊理由

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南雲与市は死亡した?

回復した南雲与市

引用元:鈴木祐斗『SAKAMOTO DAYS』 出版:集英社

結論から述べると、南雲は死亡していません

尾久旅新国立美術館で行われる『世紀の殺し屋展』にてスラー一派の楽と交戦した後、南雲の死体(瀕死状態)が坂本たちに発見されますが、それは南雲が変装させた別人・・・・・・・・・・だと判明しました。


南雲与市の目的

南雲の目的はJCC時代の同期である赤尾リオンの死の真相を探ることです。

JCC時代の『不良撲滅用任務』

JCC時代の坂本・南雲・赤尾の3名は学校側が手に負えない問題児だったため、『不良撲滅用任務』と呼ばれる死ぬ前提で戦場に送られる任務に駆り出されることになり、追加の補講者である有月と4人で当時ORDERで任務の担当者であるキンダカの下で任務を護衛任務にあたることになりました。

しかし、任務中に有月が離反しキンダカが死亡(正確には、敵の毒の解毒が間に合わず意識不明の昏睡状態に落ちる)。坂本と南雲がキンダカを連れて脱出する最中、赤尾は単独で有月を追う役目を担いますが、赤尾はそのまま消息が途絶えてしまったのです。

ORDERに所属した理由

有月失踪と赤尾が消息を絶った後、キンダカの親友でORDER創設者である四ツ村は坂本と南雲をORDERに勧誘。坂本と南雲はORDERに所属して南雲を追えば何れ赤尾に辿り着く可能性を考慮し、ORDERに所属することを選択します。

そして、1年後、有月の行方を掴むと坂本が有月と邂逅。

そこにはすでに息絶えた赤尾と彼女を手にかけた有月が佇んでおり、坂本と有月が交戦──結果、坂本の手によって有月は始末されるのでした。

赤尾リオンの死の真相を追う

南雲はその後も赤尾リオンの死の真相を探っており、四ツ村が殺連を追われる立場となった後も有月失踪当時の重要参考人であるキンダカから情報を引き出すために実費で昏睡状態の彼の医療費を負担(※ORDER特権で病室を借りている状態)。

また、抹殺対象である四ツ村を神々廻が殺害した後も、四ツ村が事切れる前に回収し命を助けると息子を人質にとり彼の伝手を使って赤尾リオン失踪・死亡までの足掛かりの調査を依頼しています。

なお、スラー(有月憬)が二重人格ということが判明するまでは、赤尾リオンの生存をわずかに期待していた様子ですが、尾久旅新国立美術館の一件で赤尾リオンの死が確定してしまったため、虚脱感に陥ってしまいました。


南雲与市の死亡疑惑

スラー一派の次の目的は尾久旅新国立美術館で行われる『世紀の殺し屋展』にて、当日訪れた現殺連会長・麻樹栖を一般客もろとも爆破する大規模爆破テロ。そこに有月やスラー一派も現れるという情報を坂本から受け取った南雲は、会長を餌にORDERとともにスラー一派を迎え撃つことを思いつきます。

そして、単行本17巻第149話で南雲は楽と対峙し交戦。

南雲の得意な嘘を交えた戦い方に翻弄された楽は致命傷を負ってしまいますが、篁以来の楽しめる敵を前に血が騒ぐと怪我で倒れる前に南雲を倒すという殺しのRTAに挑戦──南雲を追い詰めていきます。

しかし、場面は一転し坂本らにスポットが当たると、シンはスラー一派の幹部は相当な手練れであると戦況を不安視。が、坂本は今頃はORDERも動員され戦闘を行っているため敵の人数も減っているだろうと予測を立てます。

ORDERあいつらの強さはよく分かっている。あいつらは滅多なことじゃ負けない」と、ORDERへ厚い信頼を寄せるのですが、その道中で目付けたのは無惨にも愛用武器(六徳ナイフ)を体中に突きたてられて座り込む南雲の死体でした。

坂本は足を止めて「南雲…?」と近寄りますが、南雲の反応はありませんでした。

死体は嘘(ブラフ)

坂本とシンはすぐに南雲の容態を確かめるとわずかに脈があることが判明。

坂本は胸腔ドレーンを行い気道確保を行うとシンにサポートを頼み心臓マッサージを行いますが、シンの見立てでは助かる見込みは皆無。しかし、そこに駆け付けたのは鹿島であり、鹿島は坂本に頼まれて南雲の蘇生を試みますが、南雲の腕の傷跡から違和感を覚えるのです。

実はこの瀕死状態の南雲は南雲が楽を自分に変装させたブラフであり、本物の南雲は楽に変装して有月とともに麻樹栖がいる館内最深部特別収蔵庫に向かっていたのです。

南雲の変装術に坂本たちは見事に騙されてしまいました。


南雲与市のORDER除隊と指名手配

南雲は尾久旅新国立美術館で行われたスラー一派との戦いの終盤、有月の殺害失敗と彼を庇ったことで反逆罪と認定され特A級抹殺対象者となり殺連やORDERに命を狙われる立場になってしまいました。

では、なぜ南雲は有月の殺害に失敗するばかりか、有月を庇ってしまったのでしょうか。

有月の暗殺失敗

楽との戦闘後、楽を自分の死体に偽装し自分は楽に変装して有月と合流した南雲。

南雲は楽に扮したまま有月とともに麻樹栖がいる館内最深部特別収蔵庫へ向かうと、変装を解いて有月を急襲。

この時、南雲は有月の心臓を狙って後ろから突き刺したわけですが、有月の体は『内臓逆位』と非常に珍しい体質だったため、暗殺は失敗に終わってしまうのでした。


同期の再会

南雲が有月に致命傷を与えたことでもう一つの人格・赤尾リオンが目覚めると、南雲は身振り手振りから雰囲気まで赤尾リオンそのままである有月の形態に狼狽えてしまいます。

その際、麻樹栖は有月(正確には赤尾リオン)に向けて「あのとき確かに貴様は死んだはず…」と失言したことで、南雲は赤尾リオンの死の真相に麻樹栖が関与していると感付きますが、一旦保留。

麻樹栖は南雲に有月(正確には赤尾リオン)の抹殺を指示しますが、ここで坂本が合流。

坂本は有月とそっくりな麻樹栖を間違えて気絶させてしまいますが、坂本が有月が作り出したもう一つの人格・赤尾リオンと軽く挨拶を済ませたため、南雲は雰囲気の軽さから脱力(※坂本は赤尾リオンの人格の有月と会うのは二度目)。

落ち着いた南雲は、有月の中にいるという赤尾リオンの正体について訊ねると、有月(赤尾リオン)は改めて自分が『有月の記憶が作り出した赤尾リオン』であることを説明。加えて、有月(赤尾リオン)の目的は有月憬の殺害であり、自身では有月憬を殺めることができないため坂本に10億の懸賞金をかけて有月を殺害するように仕向けたことを白状します。

有月(赤尾リオン)の計画を知った上で坂本は有月も有月の中の赤尾リオンも殺したくないとして『ずっと赤尾の人格でいること』を強要すると、南雲も賛同。多重人格は人格統合によって現象解決することがあるという知識を持っていた南雲は、有月(赤尾リオン)に向けてそのまま有月の体の主導権を握るように促します。

有月(赤尾リオン)が有月の体の主導権を握れば誰も死なずに事態が収束する解決策になるはずでしたが、有月(赤尾リオン)が有月の体の主導権を握っていられる時間がなくなり、元の有月憬の人格に戻ってしまうのでした。

特A抹殺対象に認定

坂本、南雲、有月(赤尾リオン)の三人が押し問答をしている最中、麻樹栖は部下に救出されます。

そして、元殺連員・有月憬、元ORDER・坂本太郎、元ORDER・南雲与市の3名を反殺連共謀罪により特A級抹殺対象に認定し全殺連員及びORDERに彼らの抹殺指令を送るのでした。

このタイミングで有月の中の赤尾リオンは引っこんでしまい元の人格の有月憬が出現。赤尾リオンの時の記憶は引き継いでいないため、坂本が目の前にいることに困惑しますが、さっそく抹殺指令を受けてやってきたのは殺連史上最強の殺し屋と謳われる篁。

思わず三人がかりで迎撃態勢に入るも一瞬で力量差を見定めそれぞれ回避行動へ。その際、有月は回避しきれず負傷してしまいますが、南雲は有月を助けてしまいます。

南雲にとって有月とは仲間を何人も殺したスラー一派の頭目で抹殺対象。また、赤尾リオンの人格はあくまで有月の記憶が作り出した幻の人格であり、本物の赤尾リオンがもうこの世にしないことは理解しています。しかし、もう有月の中以外には赤尾リオンの存在がいない現実が南雲の判断力を鈍らせていました。

南雲はもう一度赤尾と話がしたくて有月に赤尾リオンの人格に変わるように頼もうとすると、その不注意から篁の剣撃を受けて負傷。

その後、坂本の奮闘やスラー一派のハルマや楽の参加、同胞の死によって極度のストレスを抱えた南雲が新たに『篁』の人格を作り出すことで篁を迎撃したことで、難所を乗り越えることができました。

しかし、有月は仲間を失ったこと、加えて『篁』という人格を作り出して憑依させていたことでその場から逃亡。

南雲は篁との戦闘で倒れていましたが、坂本が南雲を担いで脱出を試みており、道中で出会ったシンによって二人は美術館から脱出することができました。


指名手配

尾久旅新国立美術館脱出後は、坂本行きつけの整体院に身を潜め整体師・宮バァの施術を受けて静養しています。

坂本太郎・南雲与市・有月憬の3名は尾久旅美術館襲撃事件の主犯格・・・・・・・・・・・・・・として特A級抹殺対象に認定されており、全国放送で指名手配、及び殺連が総力を上げて3人の行方を捜索している段階です。特A級抹殺対象は過去に二回しか前例がない模様。

そのため、南雲と坂本はスラー一派と共謀し美術館テロを引き起こした主犯と世間では認識されており、事実上のORDER除隊、殺連からも除名されていることになります。

また、現ORDERからも命を狙われる立場になりました。

裏切り者

南雲は特A級抹殺対象に認定されたため殺連員から『裏切り者野郎』と呼ばれています。

そのため、南雲の情報は色々と出回っているらしく、ORDER特権でキンダカの病室を借りていることが情報屋から漏洩しており、キンダカの病室には殺連の殺し屋が常駐していましたが、南雲は自分が抹殺対象となったからには病室が引き払われる、加えて赤尾リオンの死が確定したことでキンダカを生かしておく理由がないと考え最後の別れに訪れました。

なお、最後の面会時にキンダカが目を覚ましたため現状の大まかな出来事を伝えるほか、これまでの治療費11億5200万を請求しています。


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まとめ

南雲与市は目的・死亡・ORDER除隊のまとめ

  • 南雲与市は目的
    • JCC時代の同期である赤尾リオンの死の真相を探ること
    • JCC時代、坂本太郎・南雲与市・赤尾リオン・有月憬の四人は不良撲滅用任務でキンダカとともに護衛任務にあたる
    • 任務中キンダカが毒に倒れ昏睡状態になり、有月が離反し失踪し、赤尾が後を追うが赤尾は消息を絶つ
    • ORDER創設者四ツ村の勧誘を受け、坂本太郎と南雲与市は赤尾捜索のためORDERに加入し有月憬の行方を追う
    • 一年後、赤尾は有月に殺害され有月と邂逅した坂本が有月を殺害(※未遂)
    • 南雲は赤尾リオンの死の真相を調査するべくORDER特権で病室を借りて昏睡状態のキンダカの治療を実費で続ける
  • 南雲与市の死亡
    • 尾久旅新国立美術館で楽と対峙し交戦
    • 坂本が南雲の死体(瀕死状態)を発見する
    • 瀕死状態の南雲は南雲が楽を自分に変装させたブラフ
    • 本物の南雲は楽に変装して有月とともに麻樹栖がいる館内最深部特別収蔵庫に向かっていた
  • 南雲与市のORDER除隊
    • 有月の暗殺に失敗(有月が内臓逆位であるため)
    • 有月の中の赤尾リオンの人格が表に出て、二重人格や坂本太郎の懸賞金の理由を知る
    • 坂本と南雲が有月(赤尾リオンの人格)を守るべく暗殺を取りやめたため、麻樹栖が坂本太郎・南雲与市・有月憬の3名を反殺連共謀罪により特A級抹殺対象に認定する
    • 逃亡後はスラーと共謀して尾久旅新国立美術館爆破テロを引き起こした主犯格として指名手配される
    • 事実上、ORDER除隊、殺連除名となる

楽との戦闘後に描かれた南雲の死体は彼が得意とする変装術で作られた偽装だと判明しました。

したがって南雲は現在も生きているわけですが、スラーと共謀して尾久旅新国立美術館爆破テロを引き起こした主犯格として特A級抹殺対象となってしまったため、現在は雲隠れ中になります。

元ORDERとなっているためORDERは除隊扱いになっているようです。

元々赤尾リオンの行方を探るためにORDERに加入した南雲ですが、赤尾リオンの死が確定した今、今後どのように動くのか要注目です。


『SAKAMOTO DAYS』の漫画を読めるのはこちら!
サカモトデイズ単行本1巻表紙

SAKAMOTO DAYS

作者:鈴木祐斗
出版社:集英社

 
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